『ユア・アンダー・アレスト』 | ||||
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マイルス・デイヴィス の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 |
1984年1月26日、9月22日、12月26日 - 27日 1985年1月 | |||
ジャンル | フュージョン、ジャズ・ファンク | |||
時間 | ||||
レーベル | コロムビア・レコード | |||
プロデュース | マイルス・デイヴィス、ロバート・アーヴィングIII | |||
専門評論家によるレビュー | ||||
チャート最高順位 | ||||
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マイルス・デイヴィス アルバム 年表 | ||||
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『ユア・アンダー・アレスト』(You're Under Arrest)は、マイルス・デイヴィスが1985年に発表したスタジオ・アルバム。
マイケル・ジャクソンのカヴァー「ヒューマン・ネイチャー」と、シンディ・ローパーのカヴァー「タイム・アフター・タイム」を、いずれもインストゥルメンタルの形で取り上げている。
本作のレコーディング中、ダリル・ジョーンズの紹介でスティングがスタジオを訪れており、スティングは最終的に、「ワン・フォーン・コール〜ストリート・シーンズ」においてミランダ警告をフランス語で話す警官の役どころを演じた。スティングの参加前は、ミノ・シネルやジョン・マクラフリンがフランス語を担当する案もあり、また、マイルス本人も自分でフランス語を語ってみたが、うまくいかなかったという[8]。なお、スティングは自身のソロ・アルバム『ブルー・タートルの夢』(1985年)のレコーディングに、ダリルを起用している。
母国アメリカでは総合チャートのBillboard 200で111位に達し、『ビルボード』誌のジャズ・アルバム・チャートでは3位、R&Bアルバム・チャートでは63位に達した[7]。本作はヨーロッパで成功を収め、イギリスでは『ビッチェズ・ブリュー』(1970年)以来15年振りに全英アルバムチャート入りを果たし、最高88位に達した[6]。