ユニオン・パシフィック鉄道M-10000形列車(ユニオン・パシフィックてつどうM-10000がたれっしゃ)は、ユニオン・パシフィック鉄道へ1934年2月12日に導入された流線型気動車である。アメリカ合衆国における最初の流線型気動車特急でもあった[1]。
連接台車を使用した3両編成の流線型列車で、先頭車両が動力車である。車両はプルマン社により1編成のみが製造された。「シティ・オブ・サライナ」と命名されカンザスシティ・サライナ間の特急列車に利用されたが、車体のジュラルミンを第二次世界大戦の金属供出に用いるなどの理由で1942年に解体され、現存しない。