DD-448 ラ・ヴァレット | |
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1942年のラ・ヴァレット | |
基本情報 | |
建造所 | フェデラル・シップビルディング・アンド・ドライドック社 |
運用者 | アメリカ海軍 |
艦歴 | |
起工 | 1941年11月27日 |
進水 | 1942年6月21日 |
就役 | 1942年8月12日 |
退役 | 1946年4月16日 |
除籍 | 1974年2月1日 |
その後 | 1974年7月26日にペルーに売却 |
要目 | |
排水量 | 2,100 トン |
全長 | 114.7 m |
最大幅 | 12.1 m |
吃水 | 4.0 m |
機関 | 蒸気タービン、2軸推進 60,000 shp (45 MW) |
最大速力 | 36 ノット (67 km/h) |
航続距離 | 6,500 カイリ / 15 ノット |
乗員 | 士官、兵員 273名 |
兵装 |
5インチ砲5門 20mm砲7門 40mm砲8門 爆雷軌条2基 爆雷投射機6基 21インチ魚雷発射管10門 |
ラ・ヴァレット (USS La Vallette, DD-448) は、アメリカ海軍の駆逐艦。フレッチャー級。艦名はエリー・A・F・ラ・ヴァレット海軍少将に因む。この名を持つ艦としては2隻目。
「ラ・ヴァレット」は太平洋戦争開戦前の1941年11月27日にニュージャージー州カーニーのフェデラル・シップビルディング・アンド・ドライドック社で起工され、1942年6月21日、ルーシー・ラ・ヴァレット・リテル(ラ・ヴァレット少将の曾孫)によって、同日起工された姉妹艦の「ジェンキンス」と同時に進水。同年8月12日、艦長H・H・ヘンダーソン少佐の指揮下就役した。
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カリブ海および大西洋での訓練、護衛任務の後、「ラ・ヴァレット」は1942年12月16日にニューヨークを出航、パナマ運河および太平洋での任務に向かう。ガダルカナル島沖での第18任務部隊の護衛に従事していた1943年1月29日にレンネル島沖海戦に参加し、「ラ・ヴァレット」は最初の交戦状態に入る。「ラ・ヴァレット」は敵機3機を撃墜した。
翌1月30日、重巡洋艦「シカゴ」を護衛中に再び攻撃を受ける。「ラ・ヴァレット」は一式陸上攻撃機6機を撃墜したが、敵機の魚雷を受け損傷、22名が死亡した。応急修理のためエスピリトゥサント島の乾ドックまで牽引され、その後メア・アイランド海軍工廠に向かい4月1日に到着した。
修理完了後、「ラ・ヴァレット」は8月6日に真珠湾に向けて出航した。
1944年12月からフィリピンで活動し、1945年2月14日に触雷して死者6名、負傷者23名を出した[1]。
「ラ・ヴァレット」は8月7日にカリフォルニア州サンディエゴに向けて出航し、1946年4月16日に退役、予備役艦隊入りした。同地で1969年まで保管された後、1974年にペルーへ予備部品として売却された。
「ラ・ヴァレット」は第二次世界大戦の戦功で10個の従軍星章を受章した。