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![]() 2024年全米オープンでのティエン | ||||
基本情報 | ||||
国籍 |
![]() | |||
出身地 | カリフォルニア州アーバイン | |||
生年月日 | 2005年12月2日(19歳) | |||
身長 | 180cm | |||
体重 | 73kg | |||
利き手 | 左 | |||
バックハンド | 両手打ち | |||
ツアー経歴 | ||||
デビュー年 | 2022年 | |||
ツアー通算 | 0勝 | |||
生涯獲得賞金 | 987,532 アメリカ合衆国ドル | |||
4大大会最高成績・シングルス | ||||
全豪 | 4回戦(2025) | |||
全米 | 1回戦(2022-2024) | |||
4大大会最高成績・混合ダブルス | ||||
全米 | 1回戦(2024) | |||
キャリア自己最高ランキング | ||||
シングルス | 80位(2025年1月18日) | |||
ダブルス | 732位(2025年1月6日) | |||
2025年1月21日現在 |
ラーナー・ティエン(Learner Tien, 2005年12月2日 - )は、アメリカ合衆国カリフォルニア州アーバイン出身の男子プロテニス選手。ATPランキング自己最高位はシングルス80位、ダブルス732位。身長180cm、体重73kg。左利き、バックハンド・ストロークは両手打ち。
2022年、ワイルドカードで全米オープンに初出場。当時16歳であり、2005年のドナルド・ヤング以来、同大会史上最年少での出場となった[1]。1回戦で第32シードのミオミル・ケツマノビッチに敗れた。
2023年の全米オープンにもワイルドカードで出場し、1回戦でフランシス・ティアフォーに敗れた[2]。
2024年7月、チャレンジャーツアーのクランブルック国際で初優勝。2016年にフランシス・ティアフォーが18歳で優勝して以来、アメリカ人選手では最年少のチャレンジャーツアー優勝であった[3]。
ワイルドカードで3年連続となる全米オープンに出場したが、1回戦で敗れた[4]。ATPランキング231位で出場したウィンストン・セーラム・オープンではトリスタン・スクールケイト、ファビアーン・マロジャーン(第9シード)、チアゴ・ザイボチ・ヴィウチに勝利し、ATPツアー初のベスト8に進出した。ATPツアーにおけるアメリカ人選手のベスト8進出は2020年のブランドン・ナカシマ以来、史上最年少であった。この活躍により、8月26日に更新されたATPランキングでは前回から40位上昇した191位にランクインした[5]。
ラスベガス・チャレンジャーにてチャレンジャー2度目の優勝を果たし、9月16日に更新されたATPランキングで151位にランクインした[6]。10月に出場したフェアフィールド・チャレンジャーでも優勝し、決勝ではバーナード・トミックを相手にチャレンジャー史上最短となる39分で勝利した。19歳未満のアメリカ人選手がチャレンジャーツアーで3度優勝したのはテイラー・フリッツ、アンディ・ロディック、サム・クエリー以来、史上4人目だった[7]。12月に出場したネクストジェネレーション・ATPファイナルズでは準優勝した[8]。
2025年1月、予選を勝ち抜き全豪オープンに初出場。1回戦でカミロ・ウゴ・カラベリを相手にグランドスラム大会初勝利を記録し、2回戦ではATPランキング5位のダニール・メドベージェフ相手に、4時間49分にわたるフルセットの末に勝利[9]。試合が終わったのは午前3時であった。3回戦ではコランタン・ムーテにストレート勝ちし、2005年のラファエル・ナダル以来、史上最年少となる4回戦進出を果たした[10]。
W | F | SF | QF | #R | RR | Q# | LQ | A | Z# | PO | G | S | B | NMS | P | NH |
W=優勝, F=準優勝, SF=ベスト4, QF=ベスト8, #R=#回戦敗退, RR=ラウンドロビン敗退, Q#=予選#回戦敗退, LQ=予選敗退, A=大会不参加, Z#=デビスカップ/BJKカップ地域ゾーン, PO=デビスカップ/BJKカッププレーオフ, G=オリンピック金メダル, S=オリンピック銀メダル, B=オリンピック銅メダル, NMS=マスターズシリーズから降格, P=開催延期, NH=開催なし.
大会 | 2022 | 2023 | 2024 | 2025 | 通算成績 |
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全豪オープン | A | A | A | 4R | 3–1 |
全仏オープン | A | A | A | 0–0 | |
ウィンブルドン | A | A | A | 0–0 | |
全米オープン | 1R | 1R | 1R | 0–3 |
大会 | 成績 | 年 |
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ATPファイナルズ | A | 出場なし |
インディアンウェルズ | Q1 | 2023 |
マイアミ | Q1 | 2023 |
モンテカルロ | A | 出場なし |
マドリード | A | 出場なし |
ローマ | A | 出場なし |
カナダ | A | 出場なし |
シンシナティ | A | 出場なし |
上海 | A | 出場なし |
パリ | A | 出場なし |
オリンピック | A | 出場なし |
デビスカップ | A | 出場なし |
両親はベトナム人で、名前のLearnerは母親の職業が数学教師だったことに由来する[11]。