ルズヴィ・シュデ Ludvig Schytte | |
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基本情報 | |
別名 |
ルートヴィヒ・シュッテ (Ludwig Schytte) |
生誕 | 1848年4月28日 |
出身地 | デンマーク、オーフス |
死没 |
1909年11月10日(61歳没) ドイツ帝国、ベルリン |
職業 | 作曲家、ピアニスト、教師 |
ルズヴィ・シュデ(Ludvig Schytte[1], 1848年4月28日, オーフス - 1909年11月10日, ベルリン)は、デンマークの作曲家、ピアニスト、教師。日本語の文献においては、姓をシュッテ[2]あるいはシッテと表記することが多い。
デンマークのオーフスに生まれたシュッテは、ニルス・ゲーゼとエドムント・ノイペルトの下で学んだ。1884年に、彼はドイツに赴きリストに弟子入りした。シュッテは1886年から1907年までウィーンに住み、その地で教えていた。そして人生最後の2年はベルリンでの教職生活に費やすことになる。
シュッテは元々、薬剤師になるための訓練を受けていた。彼は数多くのピアノ作品と共に、ピアノ協奏曲嬰ハ短調 Op.28やピアノソナタ変ロ長調を作曲した。また彼は2つのオペラを作曲している。"Hero"(1898年9月25日, コペンハーゲン)と"Der Mameluk"(1903年12月22日, ウィーン)である[3]。彼の作曲した小品は、今日でもピアノ学習者の教育用練習曲として用いられている。
ピアノ協奏曲 Op.28(1884年)には複数の音源があり、ダナコード(Danacord)レーベルのウェブサイトではオレグ・マルシェフの独奏による二楽章の中間部が視聴できる[4]。また当曲の世界初録音は小川京子であり、オトマール・スウィトナー指揮と協演した音源がフォンテックより入手可能であった。