種類 | 公開会社 |
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市場情報 | OSE: LSG |
本社所在地 |
ノルウェー 5006 Thormøhlens gate 51 B, ベルゲン |
設立 | 1899年 |
事業内容 | 魚介類食品の加工・販売 |
代表者 | Henning Kolbjørn Beltestad(CEO) |
外部リンク | グローバルサイト |
レロイ(レロイ・シーフード・グループ、ノルウェー語: Lerøy Seafood Group ASA)は、ノルウェー・ベルゲンに本社を置く、世界有数の水産会社。世界10カ国以上に販売拠点を有し、80カ国以上にサーモンを中心とする魚介類食品を提供している[1]。日本法人は日本レロイ株式会社。オスロ証券取引所上場企業(OSE: LSG)。
レロイのルーツは、1899年に漁師と農家を兼業していたオーレ・ミッケル・レーエン(Ole Mikkel Lerøen)がベルゲンの魚市場で鮮魚の販売を始めたことにあり、輸出へと徐々に手を拡げるなか、レーエンのもとで働いていたハルバルト・レロイとエリアス・フジェルトスタッド(Elias Fjeldstad)が、1939年に水産物の卸売および輸出を行うレロイ シーフード社(Lerøy Seafood AS)を設立した[1]。会社は長く家族経営で営まれたが、1997年には同族経営を終了させ、2002年6月にレロイ・シーフード・グループとしてオスロ証券取引所に株式上場を行った[1]。
株式上場後は、生産・加工を加えた総合水産事業者への脱皮を目的に企業買収を重ね、2003年8月にサーモン養殖会社のNye Midnor ASの株式を取得し傘下に加え[1]、2011年10月にオランダの水産事業者Rode Beheer BV Groupの過半数の株式を買収[2]、2016年にはトラウト(マス)生産事業者のHavfisk ASと白身魚生産事業者のNorway Seafoods Groupを相次いで買収した[3]。
看板ブランドのオーロラサーモン®は、北極圏を中心とした高緯度地域で養殖されたサーモンであり、このほかノルウェー西部で養殖されたトラウトなどを世界各地に輸出・販売している[1]。
日本では、1990年代からレロイ製品の輸入・販売が行われ、オーロラサーモン®の販売は2007年12月より開始[4]。日本法人「日本レロイ株式会社」(Leroy Japan K.K.)は2009年に設立[5]。