『ロシアン・ルーレット』 | ||||
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アクセプト の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 | 1985年10月 - 1986年1月ケルン Dierks Studios | |||
ジャンル | ヘヴィメタル、パワーメタル | |||
時間 | ||||
レーベル |
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プロデュース | アクセプト | |||
専門評論家によるレビュー | ||||
チャート最高順位 | ||||
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アクセプト アルバム 年表 | ||||
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『ロシアン・ルーレット』(Russian Roulette)は、ドイツのヘヴィメタル・バンド、アクセプトが1986年に発表した7作目のスタジオ・アルバム。本作発表後のツアーを最後に、ウド・ダークシュナイダーがバンドを脱退してU.D.O.を結成するが、1992年の再結成でバンドに復帰する。
バンドのセルフ・プロデュース体制で制作された。ウルフ・ホフマンは2002年のインタビューで、前スタジオ・アルバム『メタル・ハート』(1985年)におけるディーター・ダークスの音作りを「上品でクリーン」と評し、「『ボールズ・トゥ・ザ・ウォール』の時のように自分達でプロデュースして、もっとアクセプトのスピリットを取り込みたいと思った」と語っている[8]。
母国ドイツのアルバム・チャートでは5位に達し、自身初のトップ10入りを果たす[1]。また、日本のオリコンLPチャートでは26位に達し、初のトップ30入りを果たした[5]。一方、アメリカでは前2作ほどの成功は収められず、Billboard 200においてトップ100入りを逃す結果となった[7]。
Eduardo Rivadaviaはオールミュージックにおいて5点満点中2.5点を付け「序盤の数曲は十分に期待させてくれるが、その後のよりメロディックな実験は、とても無理がありわざとらしく響く」と評している[9]。一方、The Metal Observerのレビューでは10点満点が与えられて「ドラマティックな曲構成、コサックのようなクワイア、痛烈なリフ、ウルフ・ホフマンのギターによる魅惑的なソロ、正確なドラムが築き上げる砦、スイスのぜんまい仕掛けのようなリズム・セクション、それに絶好調のウドといった具合に、アクセプトを代表する要素すべてが見事に束ねられている」と評されている[10]。
全曲ともアクセプトとデフィの共作。