ロールス・ロイス・ボートテイル | |
---|---|
概要 | |
製造国 | イギリス |
販売期間 | 2021年 - |
ボディ | |
乗車定員 | 4人 |
ボディタイプ | 2ドアコンバーチブル |
エンジン位置 | フロント |
駆動方式 | 後輪駆動 |
パワートレイン | |
エンジン | 6.75L V型12気筒ツインターボ |
最高出力 | 460PS (338kW; 453.5bhp)/5,350rpm |
最大トルク | 720Nm (73.4kgm; 531lbft)/3,500rpm |
変速機 | 8速AT |
車両寸法 | |
ホイールベース | 2,032mm |
全長 | 5,760mm |
全幅 | 2,032mm |
全高 | 1,581mm |
ロールス・ロイス・ボートテイル (Rolls-Royce Boat Tail) は2021年ロールス・ロイスから発表された限定生産モデルである[1][2][3]。
ボートテイルは3台限定で製造され、オーナー3名がJ-Classヨットへの造詣が深いことから、そこにインスピレーションを受けたデザインになっている。そこでロールス・ロイスはシャシーにコーチビルダーの手で帆船の船体の造形を移植する「ボート・テール・タイポロジー(類型論)」を現代の手法で表現する提案がなされ、それが採用された。
手書きでデザイン案を描き、実物大のクレイモデルを製作。次にクレイモデルをデジタルでリマスターし、そこから型を作り、その上にアルミ板を載せてハンマーを使って手作業で成形。そして人の手による技術や工芸の技法を駆使しながら、アルミニウムのボディに磨きをかけ、調整を繰り返していくというヨットの建造と同じ技法が用いられた[4]。
フロントにはロールス・ロイス特有のパンテオングリルを取り入れ、水平基調のデザインに緩やかな傾斜のAピラー、リアに向けて細くなっていくデザインやモーターボートのアウトデッキなどが特徴。木製のアウトデッキにはパラソルやテーブル、グラスや冷蔵庫などを備えている[5]。
ボディカラーは、2021年に発表された最初の個体はブルーで内外装が塗装され、2022年に発表された2台目のボートテイルはオイスターとソフトローズを基調に、ホワイトとブロンズの大きめなマイカフレークを加えた、ピンクゴールドのようなカラーで塗装されている[6]。最後の個体は現時点で発表されていない。 価格は2800万ドル(約31億2000万円)で、新車価格が史上最高額の自動車となる[7][8]。
Template:Rolls-RoyceTemplate:Rolls-Royce vehicles
タイプ | 1980年代 | 1990年代 | 2000年代 | 2010年代 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
0 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 0 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 0 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 0 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | |
基本モデル | シルヴァースピリット | シルヴァーセラフ | ゴースト | →II | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
クーペ | コーニッシュI | →II | →III | →IV | →V | レイス | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
オープン | ドーン | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
高級モデル | シルヴァースパー | ゴーストEx.WB | →II | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||
高級クーペ | カマルグ | ファントムクーペ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
高級オープン | ファントムドロップヘッドクーペ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
超高級モデル | ファントムVI | ツーリングリムジン/パークウォード | ファントムVII | →VIII | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
SUV | カリナン | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
所有者 | ヴィッカース | BMW | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||