中嶋 朋子(なかじま ともこ、1971年6月5日 - )は、日本の女優、ナレーター、エッセイスト。身長157cm、血液型はO型。砂岡事務所所属。東京都出身。文化学院卒業。
早い時期に両親が離婚し母子家庭の一人っ子[1]。2歳で子役デビュー[2]。
1975年、劇団ひまわりに入団。
1981年から2002年までの『北の国から』で黒板蛍を演じ、兄役の吉岡秀隆とともに人気を博す。
10代後半では清純派の役が多かったが、20歳になると「週刊プレイボーイ」誌上でのグラビアや、『あさってDANCE』、カルピスのCMなど、セクシー路線に転向した時期もあった。
1990年代、一部からは高橋かおり・小島聖と「砂岡三人娘」(「角川三人娘」のもじり)と呼ばれた。
1998年、6歳年上のヘアメークアーティストと入籍(入籍時には妊娠7カ月で、同年6月に男児を出産)。
1991年にはF1雑誌に、同年限りでF1ドライバーを引退した中嶋悟について「同じ中嶋さんとして」記事を投稿している(記事内容にはアルファロメオ等の車が好きなことも掲載されている)。
40代になってからは舞台劇出演のほかに、『ラジオシアター〜文学の扉』などの朗読活動をメインワークとしており、その合間を縫っては「にじいろジーン」などバラエティー番組への出演も増えつつある。
ラジオドラマやナレーションではそのしっとりとした透明感ある語り口に定評があったが、40代になってからは、声の低さに重きを置いた重厚な語り口へとシフトしている。
- ロミオとジュリエット(1988年、サンシャイン劇場) - ジュリエット役 演出:坂東玉三郎
- 奇跡の人(1992年、東京芸術劇場)- ヘレン・ケラー役
- スクル-ジ ~クリスマス・キャロル~(1994年)- イザベル役 演出:吉岩正晴
- 椿姫(1995年、PARCO劇場) - マルグリット 役 演出:宮本亜門
- 燈臺(1997年)- 黒川正子 役
- 愛の勝利(1999年2月 - 3月)
- 債鬼(1999年9月)
- ロベルトズッコ(2000年3月、世田谷パブリックシアター)
- Naked-裸-(2000年6月 - 7月)
- グリークス(2000年9月、シアターコクーン)- カッサンドラ 役 演出:蜷川幸雄
- 室温~夜の音楽(2001年7月、青山円形劇場)演出:ケラリーノ・サンドロヴィッチ
- LOVE LETTERS(2001年)
- 時間ト部屋(2003年)
- 幻に心もそぞろ狂おしのわれら将門(2005年)演出:蜷川幸雄
- 道成寺 一幕(2005年)- 清子 役
- ガラスの動物園(2006年)
- オレステス(2006年9月 - 10月、PARCO劇場 他)
- CLEANSKINS/きれいな肌(2007年4月、新国立劇場小劇場) 演出:栗山民也
- LOVE LETTERS(2007年12月)
- 見知らぬ女の手紙(2008年5月、PARCO劇場)
- 私生活(2008年10月 - 11月、シアタークリエ 他)
- 三人の女(2008年12月 - 2009年1月 本多劇場 他)
- ヘンリー六世 (2009年10月 - 11月、 新国立劇場) - マーガレット役 演出:鵜山仁
- ジュリエット・コラージュ(2010年4月16日、白寿ホール)
- おそるべき親たち(2010年10月 - 11月 、東京芸術劇場) - マドレーヌ 役、演出:熊林弘高
- 恋人(2011年5月、紀伊國屋ホール)- サラ 役、演出:岡本健一
- 血の婚礼(2011年6月 - 7月 、にしすがも創造舎体育館特設会場 他) 演出:蜷川幸雄
- おやすみ、かあさん(2011年11月 - 12月 、東池袋 あうるすぽっと)演出:青山真治
- 蒼い妖精とピノッキオ(2012年7月、東池袋 あうるすぽっと) - 蒼い妖精 役
- リチャード三世(2012年10月、新国立劇場) 演出:鵜山仁
- 祈りと怪物~ウィルヴィルの三姉妹~(2013年1月 - 2月、シアターコクーン 他)
- 見知らぬ女の手紙(2013年6月、PARCO劇場)
- Tribes トライブス(2014年1月、新国立劇場小劇場)
- おそるべき親たち(2014年3月、東京芸術劇場シアターウエスト) - マドレーヌ 役、演出:熊林弘高
- 太陽2068(2014年7月 - 8月 、シアターコクーン ) 演出:蜷川幸雄
- ミュージカル『十二夜』(2015年3月、日生劇場) - オリヴィア 役
- LOVE LETTERS(2015年6月3日、PARCO劇場)演出:青山真治
- 語る室(2015年9月 - 10月 、東京芸術劇場シアターイースト 他)
- ガーデン~空の海、風の国~(2015年12月、ザ・スズナリ) - 井森光子、麗子、レイコ、少女、一海、七海 役
- 音楽劇紀行 第一夜(2016年5月11日、白寿ホール)
- かもめ(2016年、東京芸術劇場プレイハウス ほか) - マーシャ 役[6]
- 音楽劇紀行 第二夜(2016年12月14日、白寿ホール)
- りゅーとぴあプロデュース「エレクトラ」(2017年 世田谷パブリックシアターほか) - イピゲネイア 役 [7]
- 音楽劇紀行 第三夜(2017年6月14日、白寿ホール)
- リーディング公演『画狂人 北斎』(2017年9月、墨田区曳舟文化センター)演出:宮本亜門
- 音楽劇紀行 第四夜(2017年12月6日、白寿ホール)
- リーディング公演『ジョルジュ』(2017年12月、座・高円寺1)- ジョルジュ役
- 岸 リトラル(2018年 シアタートラムほか)- シモーヌ、スクリプター、叔母リュシー、ジャンヌ 役
- リーディングドラマ『シスター』(2018年3月22日、銀座博品館劇場)演出:鈴木勝秀
- ヘンリー五世(2018年5月 - 6月、新国立劇場 中劇場)- フランス王女キャサリン 役
- 愛のゆくえ(2018年6月14日・15日、六本木トリコロールシアター)
- 音楽劇紀行 第五夜(2018年6月20日、白寿ホール)
- BOAT(2018年7月、東京芸術劇場 プレイハウス)- 待つひと 役
- 青空(2018年8月11日、三越劇場)
- 金魚鉢のなかの少女(2018年10月、赤坂RED/THEATER)
- 女中たち(2018年12月、シアター風姿花伝)
- 音楽劇紀行 第六夜(2019年2月2日・3日、白寿ホール)
- 熱帯樹(2019年2月 - 3月、シアタートラム 他)- 律子 役
- お気に召すまま(2019年7月 - 9月、東京芸術劇場 プレイハウス 他 演出:熊林弘高)- シーリア 役
- 「尺には尺を」「終わりよければすべてよし」交互上演(2023年10月18日 - 11月19日、新国立劇場 中劇場 企画・演出:鵜山仁)[8]
- 朗読劇「不帰の初恋、海老名SA」(2024年1月19日、キリスト品川教会、脚本・演出:坂元裕二)[9]
- リーディングイマジネーション『カミサマ ノ 本棚』(2024年3月23日、大和市文化創造拠点シリウス 芸術文化ホール メインホール、構成・演出:扇田拓也)[10]
発売年月日 |
A面 C/W |
タイトル |
作詞 |
作曲 |
編曲 |
CD品番 |
レーベル |
備考
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1991年 4月21日 |
A 面 |
草の想い -千津子のテーマ- |
大林宣彦 |
久石譲 |
椎名和夫 |
PIDL-1019 |
パイオニアLDC |
映画「ふたり」イメージソング
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C/W |
わたし、いないの
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発売年月日 |
タイトル |
CD品番 |
レーベル |
役どころ |
備考
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1991年2月20日 1998年11月6日(再発) |
音楽物語「星の王子さま」 |
TOCT-6005 TOCT-10521(再発) |
東芝EMI |
王子
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1995年3月17日 |
「ROOMS」Vol.2~僕がいない日には… |
PCCA-00725 |
ポニーキャニオン |
朗読 |
収録ポエムの内、「一瞬」 「言い訳のコンタクトレンズ」 「瓶ビールの人質」の朗読を担当。
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1991年2月20日 1994年9月21日(再発) 1998年12月9日(再発) |
ふしぎなピアノ~おんがく動物園 |
TOCE-6475 TOCE-8491(再発) TOCE-11098(再発) |
東芝EMI |
朗読 |
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2000年 |
北海道・音の風景シリーズ「北紀行」 |
ERH-010 |
ディスカバリーファーム |
ナビゲーター |
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2008年7月23日 |
スーホの白い馬 |
VICG-60728 |
ビクターエンタテインメント |
朗読 |
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2012年6月20日 |
永遠に残したい日本の詩歌大全集9 名詩歌選II |
PCCG-1289 |
ポニーキャニオン |
朗読 |
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2013年 |
聞いて楽しむ世界の名作 |
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ユーキャン |
朗読 |
disc2「アンナ・カレーニナ」、disc6「星の王子さま」
の朗読を担当。通販限定CD。
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2016年 |
オーディオ・ドラマ 源氏物語 瀬戸内寂聴訳 |
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ポニーキャニオン |
中の君 |
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- にっぽん紀行「60年の師弟〜石川・加賀〜」(2013年5月3日、NHK総合) - 案内役
- ラジオ深夜便(朝4時台)私のアート交遊録『心揺さぶる言葉を求めて』出演(2022年8月25日、NHKラジオ第1・FM)
- PodcastJagabee Music Farm Potatocast(2006年、iTunes)
- TOKYO GAS 中嶋朋子 ふんわりの時間 (2004年-2016年、TOKYO FM)
- 中嶋朋子 こ・と・の・は 言葉がつなぐふくしまの絆 (2012年、エフエム福島)
- NAGOMI Setouchi(2018年、TOKYO FM、7月の旅人)
- 鍵盤のつばさスペシャル~女優・中嶋朋子さんを迎えて~(2019年8月10日、NHK-FM)
- 男女7人蕎麦物語(「SOB-A-MBIENT SUPER DELUXE[限定・秋味風味]」収録DVD)(2003年、ビクターエンタテイメント) - サキコ 役
- オーディオ・ブック ばんば憑き(2012年、NHKサービスセンター)
- 森のささやきが聞こえますか―倉本聰の仕事と点描画展「中嶋朋子朗読会」(2018年8月5日、とうほう・みんなの文化センター)
- 熊谷和徳 TAP LIVE『表現者たち』(2018年8月31日、中目黒Atelier K.K.)
- 仕立て屋のサーカス " circo de sastre "(2018年10月15日・16日、東京・CLASKA)
- 熊野本宮大社創建2050年大祭「よみがえる、私と神々」第三部『祈りのステージ』(2018年11月17日)
- 読むことは生きること 中嶋朋子と中江有里のトーク&朗読会(2019年1月14日)
- 仕立て屋のサーカス大博覧会(2019年4月30日・5月1日・5月2日、LUMINE 0)
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括弧内は作品年度を示す、授賞式の年は翌年(2月)
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