誕生 |
1954年2月1日(70歳) 日本・愛知県名古屋市 |
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職業 | 作家 |
国籍 | 日本 |
最終学歴 | 早稲田大学法学部 |
活動期間 | 1980年 - |
ジャンル |
推理小説 歴史小説 時代小説 |
主題 |
歴史 検証 |
代表作 |
『猿丸幻視行』 『逆説の日本史』 |
主な受賞歴 | 江戸川乱歩賞(1980年) |
デビュー作 | 『猿丸幻視行』 |
公式サイト | 井沢元彦の書斎 |
ウィキポータル 文学 |
1954年2月1日 -)は、日本の小説家、推理作家。元TBS報道記者。愛知県名古屋市出身。
(いざわ もとひこ、東京都立千歳高等学校(東京都立芦花高等学校の前身の一校)を経て、早稲田大学法学部卒業。大学在学中、「倒錯の報復」が江戸川乱歩賞候補となる。1977年にTBSへ入社(三雲孝江、吉川美代子、神津栄子、田代冬彦、金平茂紀、齊藤薫は同期)。報道局(政治部)記者時代の1980年に『猿丸幻視行』で第26回江戸川乱歩賞を受賞。1985年にTBSを退職して、以降は作家に専念。
2012年1月、愛知県が立ち上げた「中京独立戦略本部」の本部員に就任(2014年以降、会合が行われた形跡はない)。2012年4月、種智院大学客員教授。
小説家としては、推理小説、ことに歴史上の謎を題材に取りつつ現代の殺人をからめた「歴史ミステリー」と呼ばれる分野で多数の作品を発表している。その他、時代小説作品も手がけている。初期はファミコンゲーム『ドラゴンバスター』の小説版やファンタジーなども手がけていた。
1992年から連続執筆中の『逆説の日本史』を中心に独特の歴史推理を展開している。崇徳天皇を日本最大の怨霊として強調する怨霊史観や、天智天皇と天武天皇が兄弟でないという説などがある[1]。
日本中世史家の呉座勇一は「井沢氏の種々の主張には問題が多い。学界では既に過去のものとなった俗説の焼き直しか、作家的な想像力が旺盛すぎて学問的な批判に耐えない奇説が大半」であると評している[1]。
忠臣蔵に関する主張に対しては、中央義士会理事長の中島康夫から「世の中にばい菌をまき散らしているだけ」「人より良い文章ができる訳がない。作家は、フィクションを書いていれば良いのである」などと批判されている[2]。
『逆説の日本史1古代黎明編』では、大国主命を祀る出雲大社は怨霊を鎮める神社であると述べたため、批判を受けている[3]。
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