四塩化ポロニウム | |
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Polonium tetrachloride | |
識別情報 | |
CAS登録番号 | 10026-02-5 |
PubChem | 44146666 |
ChemSpider | 4896024 |
UNII | 1K48QH7W29 |
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特性 | |
化学式 | PoCl4 |
モル質量 | 350.79 g/mol |
外観 | 明るい黄色の結晶性[1] |
融点 |
≈ 300 ℃ (塩素中)[1] |
沸点 |
390 °C, 663 K, 734 °F |
水への溶解度 | 可溶だがゆっくり加水分解する |
溶解度 | 塩酸、塩化チオニルに非常に溶けやすい エタノール、アセトンに可溶 希硝酸中で分解 |
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。 |
四塩化ポロニウム(Polonium tetrachlorideまたはpolonium(IV) chloride)は、化学式PoCl4の化合物である。室温では、吸湿性のある明るい黄色の結晶性固体である。四塩化セレンや四塩化テルルと同様、200℃を超えると、二塩化ポロニウムと塩素に分解しやすい[1]。
室温では、明るい黄色である。融点(300℃)ではストロー色になり、沸点(390℃)ではスカーレットになる。蒸気は、500℃まで紫がかった茶色で、500℃を超えると青緑色に変わる[1]。
以下の方法で合成できる。
四塩化セレンや四塩化テルルと同様、PoCl−
5及びPoCl2−
6ハロゲン錯体を形成する[1]。