大奮迅 | |
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Smashing Barriers | |
チャプター8のポスター。 | |
監督 | ウィリアム・ダンカン |
脚本 |
C・グラハム・ベイカー R. Cecil Smith |
製作 | ヴァイタグラフ・カンパニー・オブ・アメリカ |
出演者 |
ウィリアム・ダンカン イーディス・ジョンソン |
配給 | ヴァイタグラフ・カンパニー・オブ・アメリカ |
公開 |
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上映時間 | 15 チャプター |
製作国 | アメリカ合衆国 |
言語 |
サイレント映画 (英語のインタータイトル) |
『大奮迅』(だいふんじん、Smashing Barriers)は、1919年に制作された15チャプターからなる連続活劇で、ウィリアム・ダンカンが監督、主演したアメリカ合衆国の映画であったが、現在では失われた映画とされている[1]。制作、配給はヴァイタグラフ・カンパニー・オブ・アメリカ。
この連続活劇は、6巻の長編映画に圧縮されたものが1923年に制作され、同じ題名でヴァイタグラフからリリースされた[2]。
(1923年版についての日本語による紹介に基づく。役名はIMDbなどに見えるものと一致しない。) 大学を放校になったディック・デアリングは、新たな人生を求めて西部へと向かう。そこで、鉱山や材木会社を経営するヘンリー・マナースに雇われることになったが、折しも悪漢バルジャーが事業の簒奪を図って、マナースをどこかへ連れ去ってしまう。マナースの娘ベラは、ディックに危地を救われ、二人は協力して父の行方を捜す。しかし、バルジャーとその一味はベラとディックの身に次々と魔手を伸ばしてくる。...[3]
オリジナルの連続活劇の完全版は現存していない。1923年の長編映画版の不完全な要約版は、個人蔵に存在している[4]。