孫 匡(そん きょう、生没年不詳)は、中国後漢時代末期の人物。字は季佐。揚州呉郡富春県の人[1]。父は孫堅。母は呉夫人。同母兄は孫策・孫権・孫翊[2]。子は孫泰。
孫策と曹操が同盟を結ぶと政略結婚として、曹操の弟の娘を妻として娶った[3]。孝廉と茂才に推挙されたが、官に任用される前に、20歳あまりで死去した。
羅貫中の小説『三国志演義』では、婚姻相手が曹仁の娘となっている(第29回)。