こさかまち 小坂町 | |||||
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国 | 日本 | ||||
地方 | 東北地方 | ||||
都道府県 | 秋田県 | ||||
郡 | 鹿角郡 | ||||
市町村コード | 05303-1 | ||||
法人番号 | 5000020053031 | ||||
面積 |
201.70km2 | ||||
総人口 |
4,353人 [編集] (推計人口、2024年9月1日) | ||||
人口密度 | 21.6人/km2 | ||||
隣接自治体 |
大館市、鹿角市 青森県:平川市、十和田市 | ||||
町の木 | ベニヤマザクラ | ||||
町の花 | アカシア | ||||
町の魚 | ヒメマス | ||||
小坂町役場 | |||||
町長 | 細越満 | ||||
所在地 |
〒017-0292 秋田県鹿角郡小坂町小坂字上谷地41-1 北緯40度19分59秒 東経140度44分10秒 / 北緯40.3331度 東経140.7361度座標: 北緯40度19分59秒 東経140度44分10秒 / 北緯40.3331度 東経140.7361度 | ||||
外部リンク | 公式ウェブサイト | ||||
ウィキプロジェクト |
小坂町(こさかまち)は、秋田県の北東部に位置する町。東南は鹿角市、西は大館市、北は青森県と接している[2]。鹿角郡に属す。かつては小坂鉱山などの鉱産資源に恵まれ、江戸時代には津軽街道が通る盛岡藩の領地であった。
19世紀初頭以降、金、銀、銅、亜鉛の採掘で栄え、鉱山の閉山のあとも、その鉱石精錬技術を活用して、日本を代表するリサイクル基地の一つとなっている[3][4]。
鹿角盆地の北側に位置しており、面積の82%が森林に被われている[2]。
町の北東部には十和田湖があるが、2008年までは町の境界が確定していなかった。2008年(平成20年)9月に十和田市との境界が覚え書きによって決定して[5]官報に告示され、十和田湖の西側が正式に小坂町の町域となった[6]。
19世紀初頭(江戸時代末期)に小坂鉱山が発見され、金・銀の採掘の鉱山産業地域として町が栄えた。明治時代には銅・亜鉛の採掘も行われ、小坂鉱山事務所を始めとして多数の近代建築が建てられ、町は大いに栄えた。特に銅は、別子銅山・足尾銅山と並び三大銅山と称される産出をほこったが、第二次世界大戦後は鉱山資源が枯渇し、一時期は過疎化が進行した。
円高や鉱量の枯渇を受けて自山での採掘が停止した後は、輸入鉱の精錬に移行するとともに、精錬技術を生かした金属回収などリサイクル関連産業が多く立地するようになった[2]。
また、観光産業では国立公園「十和田湖」とともに鉱山関連産業遺産の「小坂鉱山事務所」や「康楽館」など国の重要文化財がその拠点となっている[2]。
小坂町と全国の年齢別人口分布(2005年) | 小坂町の年齢・男女別人口分布(2005年) | |||||||||||||||||||||||||||||||||
■紫色 ― 小坂町
■緑色 ― 日本全国 |
■青色 ― 男性
■赤色 ― 女性 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
小坂町(に相当する地域)の人口の推移
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総務省統計局 国勢調査より |
町内に高等学校は無い。かつては秋田県立小坂高等学校が存在したが[11]、2024年4月に秋田県立鹿角高等学校(鹿角市)に統合された[12][13]。
町内を鉄道路線は通っていない。鉄道を利用する場合の最寄り駅は、JR東日本花輪線十和田南駅。
かつて小坂製錬小坂線、小坂駅・古館駅があったが2009年(平成21年)に廃線(旅客営業は1994年で終了)になっている。
町内を南北に東北自動車道と国道282号が縦断し、東西に横断する秋田県道2号大館十和田湖線が町の中心部で交差する。また、十和田湖畔では国道103号、国道454号が町内を通り、十和田湖北側の平川市との境界付近の平川市域を国道102号が通る。
青森県平川市 | 青森県平川市 | 青森県十和田市 | ||
大館市 | 鹿角市 | |||
小坂町 | ||||
大館市 | 鹿角市 | 鹿角市 |