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こばやし まさひろ 小林 政広 | |||||
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別名義 | 林ヒロシ、小林宏一 | ||||
生年月日 | 1954年1月6日 | ||||
没年月日 | 2022年8月20日(68歳没) | ||||
出生地 |
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死没地 |
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血液型 | B型 | ||||
職業 | 映画監督、脚本家 | ||||
公式サイト | モンキータウンプロダクション | ||||
主な作品 | |||||
『バッシング』 『愛の予感』 『春との旅』 『海辺のリア』 | |||||
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小林 政広(こばやし まさひろ、1954年(昭和29年)1月6日 - 2022年(令和4年)8月20日[1])は、日本の映画監督、脚本家。映画製作会社モンキータウンプロダクション代表。
1970年代頃は高田渡に師事し、林ヒロシという名でフォークシンガーをしており、脚本家時代には小林宏一名義での作品もある。
『痛快!婦警候補生やるっきゃないモン!』などのテレビの脚本家を経て1980年代後半からピンク映画の脚本を執筆。サトウトシキ監督らと組んで数々の話題作を生み出し、名脚本家として名を高めた。並行して『これでいいのだ』『おごるな上司!』などのNHKドラマ脚本も多数執筆している。
1996年(平成8年)に『CLOSING TIME』で映画監督としてデビューし、映画製作会社モンキータウンプロダクション設立。
1999年(平成11年)の『海賊版=BOOTLEG FILM』、2000年(平成12年)の『KOROSHI/殺し』、2001年(平成13年)の『歩く、人』と3年連続でカンヌ国際映画祭に出品。
イラクで起きた日本人人質事件に着想を得た2005年(平成17年)の作品『バッシング』はカンヌ国際映画祭コンペティション部門出品後、東京フィルメックスで最高賞を、テヘラン・ファジル国際映画祭では審査員特別賞を受賞。
2007年(平成19年)の第60回ロカルノ国際映画祭(スイス)においては、監督・脚本・主演を務めた『愛の予感』が最高賞の金豹賞はじめ4賞同時受賞の快挙を果たす。
2008年以降ロッテルダム国際映画祭、ブエノスアイレス映画祭、リオデジャネイロ映画祭、ノルウェーシネマテークで彼の特集上映が行なわれるなど特に海外での評価が高い。
2010年(平成22年)淡島千景の最後の出演作となった『春との旅』では、毎日映画コンクール日本映画優秀賞はじめ、フランスでの観客賞、スペインでの最優秀監督賞ほか国内外で賞を獲得。第60回ロカルノ国際映画祭、第24回東京国際映画祭、第13回全州国際映画祭ではコンペティション部門の審査委員も務めた。
2013年(平成25年)には年金不正受給問題に驚愕し、自らの遺書を書くように脚本を生み出したと語った、仲代達矢主演の『日本の悲劇』が公開。同年、韓国 全州国際映画祭の名物企画でもあるJeonju Digital Project(三人三色)による短編作品『逢う時は他人』を発表。
2015年(平成27年)にはスウェーデンの劇作家ストリンドベリが1901年に発表した戯曲『死の舞踏』で、仲代達矢、益岡徹、白石加代子と試行錯誤しながらも、朗読劇の演出にも初挑戦。
2016年(平成28年)には仲代達矢を主演に迎えた三作目となる『海辺のリア』を完成させる。2017年(平成29年)6月3日公開。
2022年(令和4年)8月20日、横行結腸がんのため、東京都内の自宅で死去[1][2]。68歳没。
これまでに発表した映画作品のほとんどが彼のオリジナル企画であり、脚本、プロデュースも務めている。15歳の時、フランソワ・トリュフォー監督のカンヌ映画祭 監督賞受賞作『大人は判ってくれない』(1959)に衝撃を受け映画監督になることを決意した[3]。
作品名 | 公開年 | 出演者 | 外部サイト |
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CLOSING TIME | 1996年 | 深水三章/中原丈雄/夏木マリ/北村一輝 他 | [4] |
海賊版=BOOTLEG FILM | 1998年 | 柄本明/椎名桔平/北村一輝/舞華 他 | [5] |
一週間 愛欲日記 | 2000年 | 葉月蛍/川瀬陽太 | [6] |
KOROSHI/殺し | 2000年 | 石橋凌/緒形拳/大塚寧々/光石研/深水三章 他 | [7][8] |
歩く、人 | 2001年 | 緒形拳/香川照之/大塚寧々/林泰文/占部房子 他 | |
暗黒牙狼街 BOSS | 2001年 | 加勢大周/白竜/松方弘樹/長宗我部陽子 | [9] |
STONED TOWN | 2002年 | Akeboshi/市川実和子 他 | [10] |
女理髪師の恋 | 2003年 | 北村一輝/荻野目慶子/佐藤二朗/林泰文/竹中直人 他 | |
フリック | 2004年 | 香川照之/田辺誠一/大塚寧々/田中隆三/占部房子/高田渡 他 | [11][12] |
バッシング | 2005年 | 占部房子/田中隆三/大塚寧々/香川照之 他 | |
幸福 | 2006年 | 石橋凌/桜井明美/香川照之/村上淳/橘実里/柄本明 他 | |
気仙沼伝説 | 2006年 | 鈴木京香/杉本哲太/國村隼/倍賞美津子/渡辺真起子/岸部一徳/香川照之 他 | [13] |
愛の予感 | 2007年 | 渡辺真起子/小林政広 | |
白夜 | 2009年 | 眞木大輔(MAKIDAI)/吉瀬美智子 | |
ワカラナイ | 2009年 | 小林優斗/柄本時生/渡辺真起子/小澤征悦/宮田早苗/角替和枝/ベンガル 他 | |
春との旅 | 2010年 | 仲代達矢/徳永えり/大滝秀治/菅井きん/淡島千景/田中裕子/小林薫/柄本明/香川照之/戸田菜穂 他 | |
ギリギリの女たち | 2012年 | 渡辺真起子/中村優子/藤真美穂 | |
逢う時は他人 | 2013年 | 中村優子/本多菊雄/小林政広 | |
日本の悲劇 | 2013年 | 仲代達矢/北村一輝/大森暁美/寺島しのぶ | [14] |
海辺のリア | 2016年 | 仲代達矢/黒木華/原田美枝子/小林薫/阿部寛 | [15] |
『CLOSING TIME』
『海賊版=BOOTLEG FILM』
『KOROSHI/殺し』
『歩く、人』
『女理髪師の恋』
『バッシング』
『愛の予感』
『ワカラナイ』
『春との旅』
『ギリギリの女たち』
『日本の悲劇』
『海辺のリア』