山田 和樹 | |
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生誕 | 1979年1月26日(46歳) |
出身地 |
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学歴 | 東京芸術大学 |
ジャンル | クラシック |
職業 | 指揮者 |
山田 和樹(やまだ かずき、1979年1月26日[1][2][3] - )は、日本の指揮者。神奈川県秦野市出身[1]。はだのふるさと大使[4]。
幼少の頃よりピアノ、合唱に親しむ(木下式音感教育法による)。本格的に指揮者を目指すことを決意したのは高校3年生の時で、きっかけの一つに神奈川県立希望ヶ丘高等学校在学中吹奏楽部で指揮を経験したことがあるという[5]。
東京芸術大学音楽学部指揮科では指揮法を小林研一郎と松尾葉子に師事[6][7]し、2001年に卒業。
東京芸術大学在学中に東京芸術大学生有志オーケストラ「TOMATOフィルハーモニー管弦楽団」(2006年より「横浜シンフォニエッタ」に改称)を結成し、音楽監督に就任。
また、22歳にしてベートーヴェンの交響曲を全曲演奏するなど、幅広いレパートリーを持つ。
2016年4月までに、パリ管弦楽団、フランス国立管弦楽団、トゥールーズ・キャピトル国立管弦楽団など欧米のオーケストラに客演するほか、NHK交響楽団をはじめとする日本の主要オーケストラを指揮してきた。
2005年より東京混声合唱団のコンダクター・イン・レジデンスを務め定期演奏会の指揮、委嘱作品の初演を行っているほか、フォンテックからCDを発売している。
2009年9月17日、ブザンソン国際指揮者コンクールで優勝した[8]。日本人としては1959年に小澤征爾が優勝して以来8人目。同時に聴衆賞も受賞した[7]。
2010年9月より2012年8月までNHK交響楽団副指揮者を務めた[9]。
2010年8月23日、サイトウ・キネン・フェスティバル松本に出演し、ベートーヴェンのピアノ協奏曲第4番(ピアノは小菅優)と交響曲第7番を指揮した。ブザンソン国際音楽コンクールでの演奏を聴いた小澤征爾の推薦であった[10]。
2012年のシーズンからは、スイス・ロマンド管弦楽団の首席客演指揮者を2017年まで[11][12]、日本フィルハーモニー交響楽団正指揮者を2022年8月まで[13]、仙台フィルハーモニー管弦楽団のミュージックパートナーに2017年まで[14]就任[15]。
2014年4月より東京混声合唱団にて音楽監督へ昇格、9月よりモンテカルロ・フィルハーモニー管弦楽団の首席客演指揮者に就任[16]。
2015年4月、首席客演指揮者任期満了後の2016年9月よりジャンルイジ・ジェルメッティの後任としてモンテカルロ・フィルハーモニー管弦楽団の音楽監督兼芸術監督に就任した[17]。
2016年3月、東京混声合唱団創立60周年記念定期演奏会に関する記者会見にて、同団理事長職を兼務している[18][17]。
2018年4月より2024年3月まで[19]、読売日本交響楽団の首席客演指揮者に就任した[20]。
2021年9月、2023年4月よりバーミンガム市交響楽団の首席指揮者兼アーティスティックアドバイザーに就任することが発表された[3][21][22]。
2024年4月、2025年6月にベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の定期公演に客演することが発表された。日本人の指揮者が新たにベルリン・フィルを振るのは、2011年の佐渡裕以来、14年ぶりである[23][24]。
2024年4月、2026年4月より東京芸術劇場の芸術監督(音楽部門)に就任することが発表された[25][26]。
2024年5月、バーミンガム市交響楽団の音楽監督に就任することが発表された[27]。