常葉大学

常葉大学
静岡草薙キャンパス(2018年4月)
大学設置 1980年
創立 1946年
学校種別 私立
設置者 学校法人常葉大学
本部所在地 静岡県静岡市駿河区弥生町6番1号
北緯35度0分48.36秒 東経138度25分35.78秒 / 北緯35.0134333度 東経138.4266056度 / 35.0134333; 138.4266056座標: 北緯35度0分48.36秒 東経138度25分35.78秒 / 北緯35.0134333度 東経138.4266056度 / 35.0134333; 138.4266056
キャンパス 静岡瀬名(静岡県静岡市葵区)
静岡水落(静岡県静岡市葵区)
静岡草薙(静岡県静岡市駿河区
浜松(静岡県浜松市浜名区
学部 教育学部
外国語学部
造形学部
法学部
健康科学部
健康プロデュース学部
保健医療学部
経営学部
社会環境学部
保育学部
研究科 国際言語文化研究科
初等教育高度実践研究科
健康科学研究科
環境防災研究科
ウェブサイト https://www.tokoha-u.ac.jp/
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常葉大学(とこはだいがく、英語: Tokoha University)は、静岡県静岡市および浜松市浜名区にある私立大学

学校法人常葉大学によって運営されている。略称常大(とこだい)、常葉(とこは)。

概観

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大学全体

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学校法人常葉学園により、1980年(昭和55年)に常葉学園大学として開学した。2013年4月、浜松大学富士常葉大学を統合し名称を常葉大学へ改称した。10学部19学科を擁する静岡県内最大の私立大学である。

常葉大学の常葉は、万葉集にある聖武天皇の御製「橘は実さへ 花さへ その葉さへ 枝に霜ふれど いや常葉の樹」に因んでいる[1]

建学の精神

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「より高きを目指して~Learning for Life~」

常に青々とした葉を繁らせ、純白な花を咲かせて黄金の実を結ぶ橘こそ、常葉の象徴。

美しい心を持ち、より高い目標に向かってチャレンジし、学び続ける姿勢こそ、常葉の精神。

沿革

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略歴

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歴史学者教育者旧制静岡高等学校教授であった木宮泰彦1946年静岡浅間神社北回廊を仮校舎として創立した静岡女子高等学院を源流とする。1980年常葉学園大学(とこはがくえんだいがく)として開学。

2013年浜松大学富士常葉大学との統合により、常葉大学と改称した。

年表

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  • 1946年昭和21年)6月 - 木宮泰彦が静岡浅間神社北回廊を仮校舎として静岡女子高等学院を創立。
  • 1980年(昭和55年)1月8日 - 常葉学園大学が開学[2][注釈 1]教育学部初等教育課程を開設[1]
  • 1984年(昭和59年)4月 - 外国語学部英米語学科、スペイン語学科を開設。
  • 1996年平成8年)4月 - 大学院が開学、国際言語文化研究科英米言語文化専攻、国際教育専攻を開設。常葉学園浜松大学大学院が開学、経営学研究科経営学専攻開設。
  • 1998年(平成10年)4月 - 教育学部に生涯学習学科(昼夜開講制)を開設。
  • 2001年(平成13年)4月 - 浜松大学経営情報学部に情報ネットワーク学科を開設。
  • 2002年(平成14年)4月 - 造形学部造形学科を開設。
  • 2004年(平成16年)4月 - 教育学部に心理教育学科を、外国語学部にスペイン語学科を改組しグローバルコミュニケーション学科を開設。
  • 2008年(平成20年)4月 - 大学院に初等教育高度実践研究科初等教育高度実践専攻を開設。
  • 2013年(平成25年)4月 - 浜松大学、富士常葉大学を常葉学園大学に統合し、名称を常葉大学に変更。法学部法律学科、健康科学部看護学科、静岡理学療法学科を開設。
  • 2018年(平成30年)4月 - 静岡草薙キャンパス開校。富士キャンパス閉鎖。常葉大学リハビリテーション病院が付随事業として認可。
  • 2019年(平成31年)3月 - 常葉大学留学生別科を廃止。

基礎データ

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所在地

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  • 静岡瀬名キャンパス(静岡県静岡市葵区瀬名一丁目22番1号)
  • 静岡水落キャンパス(静岡県静岡市葵区水落町1番30号)
  • 静岡草薙キャンパス(静岡県静岡市駿河区弥生町6番1号)
  • 浜松キャンパス(静岡県浜松市浜名区都田町1230)

象徴

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タチバナの木のつねに青々とした葉を象徴としている[3]

教育および研究

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組織

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学部

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  • 教育学部
    • 学校教育課程
    • 生涯学習学科
    • 心理教育学科
      • 教育カウセリング専攻
      • 心理発達専攻
  • 外国語学部
    • 英米語学科
    • グローバルコミュニケーション学科
  • 造形学部
    • 造形学科
      • アート表現コース
      • ビジュアルデザインコース
      • デジタル表現デザインコース
      • 環境デザインコース
  • 法学部
    • 法律学科
  • 健康科学部
    • 看護学科
    • 静岡理学療法学科
  • 健康プロデュース学部
    • 健康栄養学科
    • こども健康学科
    • 心身マネジメント学科
    • 健康鍼灸学科
    • 健康柔道整復学科
  • 保健医療学部
    • 理学療法学科
    • 作業療法学科
  • 経営学部
    • 経営学科
  • 社会環境学部
    • 社会環境学科
  • 保育学部
    • 保育学科

別科

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  • 留学生別科

大学院

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短期大学部

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附属機関

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  • 附属図書館
    • 静岡瀬名図書館
    • 静岡水落図書館
    • 静岡草薙図書館
    • 浜松図書館
  • 学生支援機関
    • キャリアサポートセンター
    • 教職支援センター
    • 外国語学習支援センター
    • 学生生活支援センター
    • 基礎教育センター
  • とこは鍼灸接骨院
  • 臨床心理教育実践センター
  • 総合研究所
  • 社会災害研究センター
  • 地域法政策研究・実践センター
  • 社会貢献・ボランティアセンター「HUVOC」
  • 常葉リハビリテーション病院

大学関係者と組織

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大学関係者一覧

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施設

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キャンパス

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静岡瀬名キャンパス

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静岡水落キャンパス

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静岡水落キャンパス

常葉大学附属常葉中学校・高等学校の校地に、老朽化した同校校舎建て替えに合せて2013年に整備された[4]。静岡駅から徒歩15分の静岡市の中心地に新設された。

静岡草薙キャンパス

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静岡草薙キャンパス
  • 使用学部:教育学部、外国語学部、経営学部、社会環境学部、保育学部、短期大学部(日本語日本文学科、保育科)
  • 使用研究科:大学院国際言語文化研究科、初等教育高度実践研究科、環境防災研究科
  • 交通アクセス:JR東海道線草薙駅北口から徒歩4分、しずてつジャストライン「草薙東」停留所下車すぐ

ポーラ化成工業静岡工場(袋井工場への統合により閉鎖)の跡地(敷地面積約4万3000平方メートル)に、2018年4月13日に竣工、同月16日より使用開始[5]

浜松キャンパス

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浜松キャンパス

旧・浜松大学のキャンパスにあたる。なお、浜松キャンパスについては浜松市中央区の旧浜松市立高砂小学校への移転が検討されている[6]

過去に存在したキャンパス

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富士キャンパス

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  • 使用学部:経営学部、社会環境学部、保育学部
  • 使用研究科:環境防災研究科

旧・富士常葉大学のキャンパスであり、富士市総合運動公園の一角に位置した。校舎は1990年平成2年)に常葉学園短期大学が開学した当初からの1号館、2000年(平成12年)四年制大学に改組された時に新設された2号館、2005年(平成17年)保育学部設置に向けて建設された3号館が存在した[3]

2018年(平成30年)3月、静岡草薙キャンパスに学部、研究科を移転し廃止。跡地として2020年令和2年)9月に複合型スポーツ施設「エスプラット フジスパーク」をオープンした[7]

対外関係

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他大学との協定

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附属学校

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脚注

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注釈

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  1. ^ 静岡県内に本部を置く四年制私立大学は1955年に東京に移転した東海大学以来となる。

出典

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  1. ^ a b 法学部設置申請の趣旨等を記載した書類①” (PDF). 文部科学省. 2013年4月6日閲覧。
  2. ^ 『全国大学一覧』 平成24年度、文教協会、2012年8月8日、439-440頁。ISBN 978-4-9904461-9-2 
  3. ^ a b 大学の設置等の趣旨等を記載した書類” (PDF). 文部科学省高等教育局高等教育企画課大学設置室. 2013年4月6日閲覧。
  4. ^ 大学統合、新学部設置、常葉学園中・高校の校舎新築について” (PDF). 学校法人常葉学園 (2010年12月23日). 2013年4月6日閲覧。
  5. ^ 常葉大学の新キャンパス「静岡草薙キャンパス」がいよいよ始動! -- 4月13日に竣工式・開校式を開催」『大学プレスセンター』、学校法人常葉大学、2018年4月6日https://www.u-presscenter.jp/article/post-39176.html2018年4月14日閲覧 
  6. ^ 浜松駅南、文教地区に 常葉大移転検討 専門学校も開校、若者集う街へ」『静岡新聞』静岡新聞社、2024年1月2日。
  7. ^ 旧常葉大跡地に複合型施設 富士にスポーツ新拠点 宿泊棟併設」『東京新聞中日新聞東京本社、2020年9月23日。

外部リンク

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