「愛のシャリオ」(Chariot, 英題:I Will Follow Him 伊語:Sul mio carro)とは世界的にヒットしたスタンダードポップスである。別題で「恋のシャリオ」もある。
「アイ・ウィル・フォロー・ヒム」 | ||||||||
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リトル・ペギー・マーチ の シングル | ||||||||
初出アルバム『I Will Follow Him』 | ||||||||
B面 | Wind Up Doll | |||||||
リリース | ||||||||
規格 | 7インチ・シングル | |||||||
ジャンル | ポップ | |||||||
時間 | ||||||||
レーベル | RCAビクター | |||||||
作詞・作曲 |
フランク・プゥルセル、ポール・モーリア(作曲) ノーマン・ギンベル(作詞) | |||||||
プロデュース | ヒューゴ&ルイージ | |||||||
チャート最高順位 | ||||||||
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リトル・ペギー・マーチ シングル 年表 | ||||||||
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フランク・プゥルセルとポール・モーリアが1961年にJ.W.ストール(=プゥルセル)およびデル・ローマ(=モーリア)の変名で発表したインストゥメンタルであり、翌62年に欧州ではペトゥラ・クラークによるボーカル曲「愛のシャリオ」としてヒットし、日本とアメリカではペギー・マーチによるボーカル曲「アイ・ウィル・フォロー・ヒム」として世界的にヒットした。
なお、クラークのレコーディングに際して、レイモン・ルフェーブルがアレンジを担当している。モーリアは後年、自叙伝[2]の中で変名を用いたことについて、フランス人であることを示す実名を用いるよりもヒットの可能性があることから一計を案じたことを述懐している。
1992年のアメリカ映画『天使にラブ・ソングを…(英語版)』では、ゴスペル・ミュージック調に編曲されて再び注目を浴びた。この作品では歌詞中の「him」を「Him」、即ちキリスト教における「主」に置き換えており、「修道女が一生涯の愛を神に捧げることへの誓いを熱烈に歌い上げる聖歌」という解釈で用いられている。これに合わせ、歌詞の一部変更や補作詞が施されている。
2019年にコロプラのゲームアプリ『白猫プロジェクト』のCMにおいて替え歌を使用。ゲームに登場するキャラクター達がゴスペル風に合唱する内容で、『天使にラブ・ソングを…』のパロディでもある。
先代 シフォンズ 「いかした彼」 |
Billboard Hot 100 ナンバーワンシングル 1963年4月27日 - 5月11日(3週) |
次代 ジミー・ソウル 「イフ・ユー・ウォナ・ビー・ハッピー」 |