とつかく 戸塚区 | |
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国 | 日本 |
地方 | 関東地方 |
都道府県 | 神奈川県 |
市 | 横浜市 |
市町村コード | 14110-1 |
面積 |
35.79km2 |
総人口 |
282,458人 [編集] (推計人口、2024年10月1日) |
人口密度 | 7,892人/km2 |
隣接自治体 隣接行政区 |
横浜市(南区、保土ケ谷区、港南区、旭区、栄区、泉区) 鎌倉市、藤沢市 |
区の花 | 桜 |
戸塚区役所 | |
所在地 |
〒244-0003 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町16-17 北緯35度24分0秒 東経139度32分0秒 / 北緯35.40000度 東経139.53333度座標: 北緯35度24分0秒 東経139度32分0秒 / 北緯35.40000度 東経139.53333度 |
外部リンク | 横浜市戸塚区役所ホームページ |
ウィキプロジェクト |
戸塚区(とつかく)は、横浜市を構成する18行政区のうちの一つ。「塚」は旧字体の「塚」が使われることもある[注釈 1]。
横浜市で一番広い区(35.7km2)であり[5]、人口は約28万人で18区中4位(人口密度は10位、2020年)[6]。1604年に成立した旧東海道の戸塚宿に代表される歴史的資源が残る区である[7]。1950年代以降は、道路網の整備や鉄道の延伸、工場の進出や宅地開発などで人口が急増した[5]。1975年には、人口が全国の政令指定都市行政区の中で最大となった[6]。
江戸時代の1604年に成立した旧東海道の宿場町である戸塚宿が、現在の戸塚区の中心地となっている[7]。戸塚宿は、朝に江戸を発った当時の旅人の一番目の宿泊地として最適であり、鎌倉への遊山の道、大山参詣の道の分岐の宿でもあったため賑わった[7]。
明治時代になると東海道本線が開通し、1887年に戸塚駅が開業した[8]。これに伴い、旧戸塚宿周辺は、この地域の行政、経済、交通の中心地となっていった[9]。そのほかの地域は、米づくりを主とした農村であった[9]。
1935年前後には、軍需工業の拡大に伴い東海道沿線の戸塚も新興工場地帯として発展した[9]。1950年代以降は、道路網の整備や鉄道の延伸、工場の進出や宅地開発などで人口が急増した[5]。高度経済成長期以降は、東京などのベッドタウンとしても発展した[10]。1975年10月には、戸塚区の人口が全国の政令指定都市行政区の中で最大となった[6]。
1980年に東戸塚駅が開業し、駅周辺では区画整理事業によるまちづくりが行われた[9]。1985 年には市営地下鉄舞岡駅、1987年に市営地下鉄戸塚駅が開業して地下鉄が乗り入れた[9]。これに伴い戸塚駅東口周辺の再開発も進められた[9]。
戸塚駅西口周辺の再開発は住民の反対により遅れていたが、1994年に都市計画が決定し、2010年4月に商業施設トツカーナが完成した[11][12][8]。2013年に戸塚区総合庁舎が駅前に完成したことで、西口周辺の再開発は終了した[8][11]。
横浜市の南西部に位置しており、東は南区と港南区、西は泉区と藤沢市、南は栄区と鎌倉市、北は旭区と保土ケ谷区に接している[9]。南北にJR東海道線・横須賀線が、東西に市営地下鉄ブルーラインが通り、その結節点である戸塚駅がほぼ区の中心に位置する[9]。
主要な道路としては国道1号線、環状2号線、環状4号線などが通る[9]。都市計画道路の整備率は横浜市の中で低く、国道1号線は区内の中心部で慢性的な混雑状態になっている[9]。
区内には多くの河川があり、境川とその支流である宇田川による流域と、柏尾川(境川支流)とその支流である阿久和川や舞岡川などによる流域からなっている[9]。境川と柏尾川の周辺は広がりのある低地域が存在し、平戸永谷川、川上川、名瀬川、阿久和川、舞岡川、宇田川などが谷戸を刻み、周辺部は複雑な丘陵地形が形成されている[9]。柏尾川流域は工場が密集している[13]。また、丘陵地では住宅地や大規模な住宅団地が開発されている[9]。
伝説によると、「戸塚」の地名には「富塚(富塚古墳)」「十塚」「豊塚」という三つの由来がある[8]。また、富塚八幡宮(戸塚町)の縁起には、平安時代の後期、戸塚修六郎友晴及びその子孫がこの地の開発に努力したので「戸塚」と呼ぶようになったと記述されている[8]。
戸塚区内では、一部の区域で住居表示に関する法律に基づく住居表示が実施されている。
町名 | 町名の読み | 設置年月日 | 住居表示実施年月日 | 住居表示実施直前の町名 | 備考 |
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下倉田町 | しもくらたちょう | 1939年4月1日 | 未実施 | ||
上倉田町 | かみくらたちょう | 1939年4月1日 | 未実施 | ||
吉田町 | よしだちょう | 1939年4月1日 | 未実施 | ||
矢部町 | やべちょう | 1939年4月1日 | 未実施 | ||
鳥が丘 | とりがおか | 1978年8月27日 | 未実施 | 町名地番整理実施区域 | |
戸塚町 | とつかちょう | 1939年4月1日 | 未実施 | ||
汲沢町 | ぐみざわちょう | 1939年4月1日 | 未実施 | ||
汲沢一丁目 | ぐみざわ | 1983年7月18日 | 1983年7月18日 | 汲沢町、戸塚町の各一部 | |
汲沢二丁目 | 1983年7月18日 | 1983年7月18日 | 汲沢町、戸塚町の各一部 | ||
汲沢三丁目 | 1983年7月18日 | 1983年7月18日 | 汲沢町、戸塚町の各一部 | ||
汲沢四丁目 | 1983年7月18日 | 1983年7月18日 | 汲沢町、戸塚町の各一部 | ||
汲沢五丁目 | 1985年7月22日 | 1985年7月22日 | 汲沢町の一部 | ||
汲沢六丁目 | 1985年7月22日 | 1985年7月22日 | 汲沢町の一部 | ||
汲沢七丁目 | 1985年7月22日 | 1985年7月22日 | 汲沢町の一部 | ||
汲沢八丁目 | 1985年7月22日 | 1985年7月22日 | 汲沢町の一部 | ||
深谷町 | ふかやちょう | 1939年4月1日 | 未実施 | ||
原宿一丁目 | はらじゅく | 1999年10月25日 | 1999年10月25日 | 原宿町の全部及び小雀町、深谷町の各一部 | |
原宿二丁目 | 1999年10月25日 | 1999年10月25日 | 原宿町の全部及び小雀町、深谷町の各一部 | ||
原宿三丁目 | 1999年10月25日 | 1999年10月25日 | 原宿町の全部及び小雀町、深谷町の各一部 | ||
原宿四丁目 | 1999年10月25日 | 1999年10月25日 | 原宿町の全部及び小雀町、深谷町の各一部 | ||
原宿五丁目 | 1999年10月25日 | 1999年10月25日 | 原宿町の全部及び小雀町、深谷町の各一部 | ||
俣野町 | またのちょう | 1939年4月1日 | 未実施 | ||
東俣野町 | ひがしまたのちょう | 1939年4月1日 | 未実施 | ||
影取町 | かげとりちょう | 1939年4月1日 | 未実施 | ||
小雀町 | こすずめちょう | 1939年4月1日 | 未実施 | ||
舞岡町 | まいおかちょう | 1939年4月1日 | 未実施 | ||
南舞岡一丁目 | みなみまいおか | 1980年11月10日 | 1980年11月10日 | 舞岡町、港南区上永谷町の各一部 | |
南舞岡二丁目 | 1980年11月10日 | 1980年11月10日 | 舞岡町、港南区上永谷町の各一部 | ||
南舞岡三丁目 | 1980年11月10日 | 1980年11月10日 | 舞岡町、港南区上永谷町の各一部 | ||
南舞岡四丁目 | 1980年11月10日 | 1980年11月10日 | 舞岡町、港南区上永谷町の各一部 | ||
柏尾町 | かしおちょう | 1939年4月1日 | 未実施 | ||
上柏尾町 | かみかしおちょう | 1939年4月1日 | 未実施 | ||
平戸町 | ひらどちょう | 1939年4月1日 | 未実施 | ||
平戸一丁目 | ひらど | 1982年7月19日 | 1982年7月19日 | 平戸町の一部 | |
平戸二丁目 | 1982年7月19日 | 1982年7月19日 | 平戸町の一部 | ||
平戸三丁目 | 1982年7月19日 | 1982年7月19日 | 平戸町の一部 | ||
平戸四丁目 | 1982年7月19日 | 1982年7月19日 | 平戸町の一部 | ||
平戸五丁目 | 1982年7月19日 | 1982年7月19日 | 平戸町の一部 | ||
品濃町 | しなのちょう | 1939年4月1日 | 未実施 | ||
川上町 | かわかみちょう | 1939年4月1日 | 未実施 | ||
前田町 | まえだちょう | 1939年4月1日 | 未実施 | ||
秋葉町 | あきばちょう | 1939年4月1日 | 未実施 | ||
名瀬町 | なせちょう | 1939年4月1日 | 未実施 | ||
上矢部町 | かみやべちょう | 1939年4月1日 | 未実施 | ||
上品濃 | かみしなの | 1996年10月21日 | 1996年10月21日 | 川上町、品濃町の各一部 |
区長
(湘南工業短期大学が存在したが1951年に廃止)
※湘南新宿ラインは列車ごとに停車駅が異なる
「とつか音楽の街づくり事業」としてバンドやシンガーソングライターの弾き語りが精力的に行われている[24]。
注釈
出典
泉区 | 旭区 | 保土ケ谷区 | ||
藤沢市 | 南区 港南区 | |||
戸塚区 | ||||
鎌倉市 | 栄区 |