整備場駅 | |
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駅全景(2012年4月) | |
せいびじょう Seibijō | |
◄MO 05 昭和島 (1.9 km) (0.8 km) 天空橋 MO 07► | |
所在地 | 東京都大田区羽田空港一丁目7-4 |
駅番号 | MO06 |
所属事業者 | 東京モノレール |
所属路線 | ■東京モノレール羽田空港線 |
キロ程 | 11.8 km(モノレール浜松町起点) |
駅構造 | 高架駅 |
ホーム | 2面2線 |
乗降人員 -統計年度- |
[東モノ 1]1,926人/日 -2023年- |
開業年月日 | 1967年(昭和42年)3月20日[1] |
備考 | 業務委託駅(一部時間帯無人駅) |
整備場駅(せいびじょうえき)は、東京都大田区羽田空港一丁目にある東京モノレール羽田空港線の駅である。駅番号はMO 06。
相対式ホーム2面2線を有する高架駅。バリアフリー等の設備はなく、ホームへは階段でアクセスする。トイレは改札内にある。
モノレール・エージェンシー[2]が駅業務を受託する業務委託駅であるが、一部時間帯は無人となる。
ホーム | 路線 | 方向 | 行先[3] |
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東側 | 東京モノレール羽田空港線 | 下り | 羽田空港第2ターミナル方面 |
西側 | 上り | モノレール浜松町方面 |
2023年度の一日平均乗降人員は1,926人[東モノ 1]であり、東京モノレールの駅では最も少ない。
東京国際空港に隣接しているものの、付近には旅客機の搭乗客向けの施設が存在しないことから、乗降客のほとんどが駅周辺にオフィスや整備、訓練施設などを置く企業や団体に勤務する関係者である。各年度の一日平均乗車人員は下表の通り。
年度 | 乗車人員 | 乗降人員 | 出典 |
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1990年(平成 | 2年)1,025 | [東京都統計 1] | |
1991年(平成 | 3年)1,123 | [東京都統計 2] | |
1992年(平成 | 4年)1,189 | [東京都統計 3] | |
1993年(平成 | 5年)1,682 | [東京都統計 4] | |
1994年(平成 | 6年)2,137 | [東京都統計 5] | |
1995年(平成 | 7年)1,995 | [東京都統計 6] | |
1996年(平成 | 8年)1,921 | [東京都統計 7] | |
1997年(平成 | 9年)1,901 | [東京都統計 8] | |
1998年(平成10年) | 1,934 | [東京都統計 9] | |
1999年(平成11年) | 1,833 | [東京都統計 10] | |
2000年(平成12年) | 1,696 | [東京都統計 11] | |
2001年(平成13年) | 1,715 | [東京都統計 12] | |
2002年(平成14年) | 1,822 | [東京都統計 13] | |
2003年(平成15年) | 1,648 | [東京都統計 14] | |
2004年(平成16年) | 1,559 | [東京都統計 15] | |
2005年(平成17年) | 1,529 | [東京都統計 16] | |
2006年(平成18年) | 1,600 | [東京都統計 17] | |
2007年(平成19年) | 1,486 | [東京都統計 18] | |
2008年(平成20年) | 1,315 | [東京都統計 19] | |
2009年(平成21年) | 1,099 | [東京都統計 20] | |
2010年(平成22年) | 1,055 | [東京都統計 21] | |
2011年(平成23年) | 1,112 | [東モノ 2]2,329 | [東京都統計 22] |
2012年(平成24年) | 1,140 | [東モノ 3]2,388 | [東京都統計 23] |
2013年(平成25年) | 1,099 | [東モノ 4]2,327 | [東京都統計 24] |
2014年(平成26年) | 986 | [東モノ 5]2,120 | [東京都統計 25] |
2015年(平成27年) | [東モノ 6]2,081 | ||
2016年(平成28年) | [東モノ 7]2,161 | ||
2017年(平成29年) | [東モノ 8]2,472 | ||
2018年(平成30年) | [東モノ 9]2,601 | ||
2019年(令和元年) | [東モノ 10]2,336 | ||
2020年(令和 | 2年)[東モノ 11]1,506 | ||
2021年(令和 | 3年)[東モノ 12]1,513 | ||
2022年(令和 | 4年)[東モノ 13]1,841 | ||
2023年(令和 | 5年)[東モノ 1]1,926 |
出入口は東京国際空港構内に位置している。
上記のような理由から、新整備場駅同様、駅周辺には一般客向けの路線バス乗り場・タクシー乗り場などはない。一般客向けの商業施設も少なく、レストランとコンビニエンスストア程度である。
駅西側を海老取川が流れるが、駅周辺に一般道路の橋はなく、対岸へは隣の天空橋駅近くにある環八通りの穴守橋まで南下する必要がある。
「整備場」停留所[4]
羽田整備場駅時代、ホームに設置された駅名標の下に「羽田空港は次の駅です」と表記されたプレートが取り付けられていた。これは、語頭の「羽田」に反応し空港の旅客ターミナル最寄駅であると勘違いして下車する乗客が後を絶たなかったためである。そのため天空橋駅・新整備場駅同様、空港敷地内にありながら「羽田」「羽田空港」の語を極端に避けている。なお、駅名改称後もプレートは文字が消去された上で残っていたが、羽田空港国際線ビル駅開業に伴う駅名標更新により撤去されている。
また、現在新整備場駅付近の航空会社によって機体工場見学が開催されているが、こちらも「整備場」に反応して誤って下車する乗客が後を絶たないため、羽田空港方面ホームの改札通路に注意書きが掲出されている。
旧羽田駅が営業していた当時、この駅の先(羽田方)にY字型のポイントがあり、そこから単線で急勾配を下り、現在のルートのすぐ隣にあったシールドトンネルに入り、旧羽田駅へ列車が走っていた。現在のルートは旧ルートの西側に複線で建設され、完成後から開業前までは現行のトンネルの坑口付近まで乗務員習熟のための試運転が行われた。1993年(平成5年)9月26日15時過ぎ、モノレール浜松町駅へ向かう最後の列車(1000形第1編成)の通過直後、クレーン車などの重機を使って線路の切り替え工事が行われ、翌9月27日始発から新ルートでの営業を開始した。その後、旧ルートは軌道ごと完全に埋められ、旧トンネルの坑口をアスファルトで塞いだ跡以外、その面影を見ることはできない。