日産・FR-Lプラットフォームは、日産自動車のFR車、およびそれをベースとした4WD車用のプラットフォームである。フロントミッドシップパッケージを採用しているため、FMプラットフォームとも呼ばれるほか、Eセグメント車向けプラットフォームなので、Eプラットフォームという名称で呼ばれることもある。なお、「FR-L」は大型FR車を表す。
V型6気筒エンジンあるいはV型8気筒エンジンをフロントミッドシップに配置する「フロントミッドシップパッケージ」(Front Midship Package: FMパッケージ)が採用されている。そのほか、FR-Lプラットフォーム採用車は基本的にロングホイールベース・ショートオーバーハング、大径ホイールの採用がなされており、走行性能や室内空間、重量配分を向上している。GT-Rの開発責任者として有名な水野和敏の指揮の下で開発されている。
「FR-Lプラットフォーム」は大型FR車用のプラットフォームの総称でもあるため、一部では他のFR-Lプラットフォーム採用車とプラットフォームを一切共有していないE51型エルグランドがFR-Lプラットフォームを使用していると表現されることもある[1][2]。