未知の海へ ダーク・ウォーター

ダーク・ウォーター
ジャンル アクション、冒険、ファンタジー
アニメ
総監督 レイ・パターソン
監督 ドン・ラスク、ポール・ソマー
音楽 トム・チェイス、スティーヴ・ラッカー
製作 ハンナ・バーベラ・プロダクション
放送局 アメリカ合衆国の旗Fox Kids→ABC
日本の旗NHK BS2
放送期間 アメリカ合衆国の旗1991年2月25日 - 1993年5月23日
日本の旗1991年5月13日 - 1992年10月21日
話数 全21話
テンプレート - ノート
プロジェクト アニメ
ポータル アニメ

『ダーク・ウォーター』（原題：The Pirates of Dark Water）は、日本と米国合作のテレビアニメシリーズ。米国では1991年2月25日から1993年5月23日までFox Kids→米ABC放送にて全2シーズン（全21話）が放送された。

日本では1991年5月13日から同年5月17日と1992年10月5日から同年10月21日にNHK-BS2の衛星アニメ劇場にて全13話が放送された[注 1]。

なお、一部資料におけるタイトルでは「未知の海へ」と記載されているが、宣伝広告や映像ソフトのほか、本放送時のいずれにおいても『ダーク・ウォーター』として展開されている。

秘宝を求めて海を冒険する大洋航海アドベンチャーを描いた作品となっている。

ストーリー

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表面の98％を水が占め、化け物共が跋扈する惑星マーで灯台守を務めるレンは、滅びゆく王国の王子でもあった。 彼は、13の秘宝を求めて旅に出る。

登場人物

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レン（Ren）
原語 - ジョージ・ニューバーン/吹き替え - 草尾毅
本作の主人公。褐色の肌と金髪が特徴。
ニドラー( Niddler)
猿と鳥を掛け合わせたような生物。レンの相棒。
トゥーラ（Tula）
原語 - ジョディ・ベンソン/吹き替え - 小山茉美
イオズ（Ioz）
レンの仲間となる海賊[1]。

スタッフ

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  • エグゼクティブ・プロデューサー - デヴィッド・カーシュナー、ポール・サベラ、マーク・ヤング
  • 原案 - デヴィッド・カーシュナー
  • プロデューサー - ジョン・ドーマン→マリオ・ピルソー→コスモ・アンジロッティ
  • 総監督 - レイ・パターソン
  • 監督 - ドン・ラスク、ポール・ソマー、殿河内勝
  • クリエイティブ・デザイン - イワオ・タカモト
  • 作画監督 - ダンカン・マージョリバンクス、西城隆詞
  • 音楽 - トム・チェイス、スティーヴ・ラッカー
  • アニメーション制作 - タマ・プロダクション、マッドハウス、フィリピンの旗フィル・カートゥーン（全話担当）、オーストラリアの旗ミスター・ビッグ・カートゥーン、中華民国の旗ワン・フィルム・プロダクション、大韓民国の旗ビッグスター・エンタープライズ（表記なし[2]）
  • 製作 - ハンナ・バーベラ・プロダクション

主題歌

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オープニングテーマ
エンディングテーマ
  • 『戦士たちの休息』
    • 作詞 - 藤公之介/作曲・編曲 - 石川恵樹/歌 - 影山ヒロノブ

各話リスト[3]

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#
日本の旗		 サブタイトル 放送日
アメリカ合衆国の旗 日本の旗
第1話 冒険への旅立ち(The Quest) 1991年
2月25日		 1991年
5月13日[4]
第2話 アタニの宮殿(Dishonor) 2月26日 5月14日[5]
第3話 第2の秘宝(Break Up) 2月27日 5月15日[6]
第4話 テュラの謀略(Betrayal) 2月28日 5月16日[7]
第5話 勇者伝説の誕生(Victory) 3月1日 5月17日[8]
第6話 テュラの故郷(Andorus) 10月19日 1992年
10月12日
第7話 悪霊の鐘(The Beast and the Bell) 11月2日 10月13日
第8話 第4の秘宝(Panacea) 11月9日 10月14日
第9話 子レビアタンの戦い(The Little Leviathan) 11月30日 10月15日
第10話 イオズの決意(The Collection) 11月23日 10月18日
第11話 レンの花嫁(A Drop of Darkness) 10月26日 10月19日
第12話 キング・ニドラー(King Niddler) 11月16日 10月20日
第13話 新たなる旅立ち(The Dark Dweller) 12月7日 10月21日
第14話 (The Dark Disciples) 1992年
11月8日		 未放送
第15話 (The Ghost Pirates) 11月15日
第16話 (The Dagron Master) 11月22日
第17話 (The Game Players of Undaar) 11月29日
第18話 (The Pandawa Plague) 1993年
5月2日
第19話 (Sister of the Sword) 5月9日
第20話 (The Soul Stealer) 5月16日
第21話 (The Living Treasure) 5月23日

メディア展開

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漫画
1991年11月、マーベル・コミックより漫画シリーズが展開された。当初はアニメの内容をもとにした全6話が展開された後、漫画オリジナルのストーリー全3話が展開された。

また、これに伴い、レンやニドラーなどのアクションフィギュアも売り出された。

コンピュータゲーム
1994年、本作はサン電子により、Super Nintendo Entertainment System（SNES）およびジェネシス用ソフトとして欧米向けに発売されており、いずれも開発元とゲーム性が異なる[1]。SNES版は『ファイナルファイト』風のベルトスクロールアクションである一方、イグアナ・エンタテインメント(のちのアクレイム・スタジオ・オースティン（英語版）)が開発したジェネシス版はRPG要素を含んだプラットフォームゲームである[1]。また、ジェネシス版ではアニメでは描かれなかった結末が展開されている[1]。

脚注

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[脚注の使い方]

注釈

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  1. ^ 1992年放送時は1991年放送の5話再放送に新作8話を追加しての放送。

出典

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  1. ^ a b c d 「GAMES」, 『The Sega Mega Drive & Genesis Encyclopedia』, p. 143.
  2. ^ https://www.bigstarani.com/credits
  3. ^ 『アニメージュ』1993年2月号（徳間書店、209頁）
  4. ^ NHKアーカイブス
  5. ^ NHKアーカイブス
  6. ^ NHKアーカイブス
  7. ^ NHKアーカイブス
  8. ^ NHKアーカイブス

参考文献

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書籍
  • Scullion, Chris (2021). The Sega Mega Drive & Genesis Encyclopedia. England: Pen & Sword Books Limited. ISBN 978-1-52674-6597 
    • 「Games」、15-221頁。

外部リンク

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