異空 -IZORA-

『異空 -IZORA-』
BUCK-TICKスタジオ・アルバム
リリース
ジャンル ロック
時間
レーベル Lingua Sounda
JVCケンウッド・ビクターエンタテインメント
チャート最高順位

オリコン

  • 2位(アルバム)[1][2]
  • 3位(合算)[3]
  • 2位(ROCKアルバム)[4]

ビルボード

  • 3位(Hot Albums)[5]
  • 2位(Top Albums Sales)[6]
BUCK-TICK アルバム 年表
CATALOGUE THE BEST 35th anniv.
(2022年)
異空 -IZORA-
(2023年)
『異空 -IZORA-』収録のシングル
  1. 太陽とイカロス
    リリース: 2023年3月8日
  2. 無限 LOOP
    リリース: 2023年3月22日
BUCK-TICK オリジナル・アルバム 年表
ABRACADABRA
(2020年)
異空 -IZORA-
(2023年)
全曲視聴トレーラー
『異空 -IZORA-』 全曲視聴トレーラー
- YouTube
インタビュー映像
BUCK-TICK 35th ANNIVERSARY SPECIAL INTERVIEW vol.1
BUCK-TICK 35th ANNIVERSARY SPECIAL INTERVIEW vol.2
- YouTube
テンプレートを表示

異空 -IZORA-』(イゾラ)は、日本のロックバンド、BUCK-TICKの23枚目のオリジナルアルバム。2023年4月12日にLingua Sounda/JVCケンウッド・ビクターエンタテインメントより発売。

概要

[編集]

2023年リリースの第3弾[7]

先行シングル「太陽とイカロス」「無限 LOOP」、そして2022年に発売のオールタイム・ベスト『CATALOGUE THE BEST 35th anniv.』より「さよならシェルター」のミックス違いの3曲を含む、全14曲を収録。

販売形態は、シングル曲のMV2曲を収録したBlu-ray(完全生産限定盤A)かDVD(完全生産限定盤B)、SHM-CD1枚のみの通常盤[注 1]、そしてアナログ盤2枚組とカセットテープ[注 2]の5形態で展開[注 3]

本作の発売に先駆け、4月8日と15日の2週にわたって、本作についてBUCK-TICKメンバーが語るインタビュー動画「BUCK-TICK 35th ANNIVERSARY SPECIAL INTERVIEW」が、YouTubeの公式アカウントより配信された[8]

本アルバム発売から6ヶ月後の10月19日、ボーカルの櫻井が脳幹出血のため死去[9][10]。本作が彼の遺作となった。

記録

[編集]

オリコン週間アルバムランキング(2023年04月24日付)では、初週で17,543枚を売り上げ、2位を獲得[11]。合算ランキングでは18,643ポイントで3位にランクインした[3]

また、ビルボードでもHot Albumsで3位、Top Albums Salesでは17,927枚で2位を獲得した。

収録曲

[編集]

SHM-CD

[編集]

全編曲:BUCK-TICK

  1. QUANTUM I
    作曲:今井寿
  2. SCARECROW
    作詞:櫻井敦司/作曲:今井寿
  3. ワルキューレの騎行
    作詞:櫻井敦司/作曲:今井寿
  4. さよならシェルター destroy and regenerate-Mix
    作詞:櫻井敦司/作曲:星野英彦
  5. 愛のハレム
    作詞:櫻井敦司/作曲:星野英彦
  6. Campanella 花束を君に
    作詞:櫻井敦司/作曲:今井寿
  7. THE FALLING DOWN
    作詞/作曲:今井寿
  8. 太陽とイカロス
    作詞:櫻井敦司/作曲:星野英彦
  9. Boogie Woogie
    作詞:櫻井敦司/作曲:今井寿
    本作発売の1週間前に先行配信された[12]
  10. 無限 LOOP -IZORA-
    作詞:櫻井敦司/作曲:今井寿
  11. 野良猫ブルー
    作詞:櫻井敦司/作曲:今井寿
  12. ヒズミ
    作詞:櫻井敦司/作曲:今井寿
  13. 名も無きわたし
    作詞:櫻井敦司/作曲:今井寿
    先行シングルにはミックス違いで収録されていたが、本作にはオリジナルバージョンで収録。
  14. QUANTUM II
    作曲:今井寿

レコード

[編集]

SIDE A

[編集]
  1. QUANTUM I
  2. SCARECROW
  3. ワルキューレの騎行
  4. さよならシェルター destroy and regenerate-Mix

SIDE B

[編集]
  1. 愛のハレム
  2. Campanella 花束を君に
  3. THE FALLING DOWN

SIDE C

[編集]
  1. 太陽とイカロス
  2. Boogie Woogie
  3. 無限 LOOP -IZORA-

SIDE D

[編集]
  1. 野良猫ブルー
  2. ヒズミ
  3. 名も無きわたし
  4. QUANTUM II

カセットテープ

[編集]

SIDE A

[編集]
  1. QUANTUM I
  2. SCARECROW
  3. ワルキューレの騎行
  4. さよならシェルター destroy and regenerate-Mix
  5. 愛のハレム
  6. Campanella 花束を君に
  7. THE FALLING DOWN

SIDE B

[編集]
  1. 太陽とイカロス
  2. Boogie Woogie
  3. 無限 LOOP -IZORA-
  4. 野良猫ブルー
  5. ヒズミ
  6. 名も無きわたし
  7. QUANTUM II

その他エピソード

[編集]

THE YELLOW MONKEYのボーカルである吉井和哉は、死去した櫻井敦司への追悼とともに、本作の写真もアップし「この新作も風格を通り越して妖気すら感じる歌世界。先駆者としてこれから更なる境地へ向かわれると期待していた矢先本当に残念です」とコメントした[13]

また、でんぱ組.incへの楽曲提供などでも知られるシンガーソングライターの諭吉佳作/menが、Quick Japan Webのコラム企画『DtP(Dive to Passion)』にて、本作及びBUCK-TICKへの想いを語った[14]

出典

[編集]

脚注

[編集]
  1. ^ 週間 アルバムランキング 2023年04月24日付 - 2023年4月22日、オリコン。(ウェブ魚拓のキャッシュ)
  2. ^ 異空 -IZORA-”. オリコン. 2023年4月22日閲覧。
  3. ^ a b 週間 合算アルバムランキング 2023年04月24日付 - 2023年4月22日、オリコン。(ウェブ魚拓のキャッシュ)
  4. ^ 週間 ROCKアルバムランキング - 2023年4月22日、オリコン。(ウェブ魚拓のキャッシュ)
  5. ^ Hot Albums(2023/04/19公開) - 2023年4月22日、Billboard Japan。(ウェブ魚拓のキャッシュ)
  6. ^ Top Albums Sales(2023/04/19公開) - 2023年4月22日、Billboard Japan。(ウェブ魚拓のキャッシュ)
  7. ^ 2023年3月より、3作品連続リリースが決定! - 2022年12月29日、ビクターエンタテインメント。(ウェブ魚拓のキャッシュ)
  8. ^ オフィシャルYouTubeにて、メンバーインタビュー番組配信決定! - 2023年4月5日、ビクターエンタテインメント。(ウェブ魚拓のキャッシュ)
  9. ^ BUCK-TICK櫻井敦司さん死去 脳幹出血「57歳というあまりに早すぎる旅立ち」発表全文”. 日刊スポーツ (2023年10月24日). 2023年11月19日閲覧。
  10. ^ “「BUCK-TICK」ボーカルの櫻井敦司さんが脳幹出血で死去 57歳”. スポーツ報知 (報知新聞社). (2023年10月24日). https://hochi.news/articles/20231024-OHT1T51065.html 2023年11月19日閲覧。 
  11. ^ “BUCK-TICK、通算23枚目アルバム『異空 -IZORA-』がチャート上位 意地と貫禄を見せつける見事な最新作”. リアルサウンド. (2023年4月22日). https://realsound.jp/2023/04/post-1309463.html 2023年4月22日閲覧。 
  12. ^ ニューアルバム『異空 –IZORA-』より「Boogie Woogie」の先行配信開始! - 2023年4月5日、ビクターエンタテインメント。(ウェブ魚拓のキャッシュ)
  13. ^ “吉井和哉が櫻井敦司さん追悼「今のイエローモンキーなかった」94年のイベント出演紹介し感謝”. 日刊スポーツ. (2023年10月28日). https://www.nikkansports.com/entertainment/news/202310280001380.html 2023年11月20日閲覧。 
  14. ^ 俺はもうBUCK-TICKを知っている(諭吉佳作/men)”. クイックジャパンウェブ (2024年10月17日). 2024年10月20日閲覧。

注釈

[編集]
  1. ^ アルバム本編のディスクはいずれもSHM-CD仕様。
  2. ^ いずれも完全生産限定盤。
  3. ^ いずれもアルバム本編の収録曲に差異は無い。

外部リンク

[編集]