第13回スーパーボウル Super Bowl XIII | |||||||||||||||||||||||||
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開催日 | 1979年1月21日 | ||||||||||||||||||||||||
スタジアム | マイアミ・オレンジボウル | ||||||||||||||||||||||||
開催地 | フロリダ州マイアミ | ||||||||||||||||||||||||
MVP | テリー・ブラッドショー, スティーラーズ | ||||||||||||||||||||||||
優勝予想 | Steelers by 3½ | ||||||||||||||||||||||||
国歌斉唱 | コルゲート大学 | ||||||||||||||||||||||||
コイントス | ジョージ・ハラス | ||||||||||||||||||||||||
ハーフタイム | カリビアンバンド | ||||||||||||||||||||||||
入場者数 | 79,484人 | ||||||||||||||||||||||||
アメリカにおけるテレビ放送 | |||||||||||||||||||||||||
ネットワーク | NBC | ||||||||||||||||||||||||
実況と解説 | カート・ガウディ(実況) マーリン・オルセン、ジョン・ブロディ(解説) | ||||||||||||||||||||||||
視聴率 | 47.1%(全米)[1] | ||||||||||||||||||||||||
占有率 | 74%(全米)[1] | ||||||||||||||||||||||||
CM広告料 (30秒) |
18万5千ドル | ||||||||||||||||||||||||
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第13回スーパーボウル(だい13かいスーパーボウル、Super Bowl XIII)は、1979年1月21日にアメリカ合衆国フロリダ州マイアミのマイアミ・オレンジボウルで行われたアメリカンフットボールの試合。1978年シーズンのNFL優勝をかけて、AFC王者ピッツバーグ・スティーラーズとNFC王者ダラス・カウボーイズが対戦した。その結果、スティーラーズがカウボーイズを35-31で下して、4年ぶり3回目の制覇を果たした。MVPはスティーラーズのクォーターバックであるテリー・ブラッドショーが受賞した。
この両チームの対戦はスーパーボウル史上最多の3度実現しており、これはそのうち2度目の顔合わせである。スーパーボウルでの最初の対戦は3年前の第10回で、このときもスティーラーズが21-17でカウボーイズに勝利していた。過去に一度あったカードの再戦は、今回がスーパーボウル史上初である。またこの両チームはともに過去2度の制覇を経験しており、この試合で勝ったほうが当時の史上単独最多となる3度目の優勝を飾ることになっていた。
1977年6月14日、ニューヨークで行われたオーナー会議で第13回スーパーボウルをマイアミで開催することが決定した。
1978年シーズンからNFLは、レギュラーシーズンを14試合から16試合に増やし、プレイオフ進出チームも8チームから10チームに増やし、ワイルドカードを創設した。
スティーラーズ、対戦相手のカウボーイズ共に、過去2回スーパーボウル制覇をしているので、このスーパーボウルは、3度目のスーパーボウル制覇をする初めてのチームの地位を争う試合となった。
ピッツバーグのQB・テリー・ブラッドショーは、レギュラーシーズンで2,915ヤード、28タッチダウン、20インターセプトでQBレーティング84.8(リーグ2位)を記録し、タッチダウンパスとMVPの2冠を達成した。WRのリン・スワンとジョン・ストールワースは、スワンは61キャッチ、880ヤード、11タッチダウン、ストールワースは41キャッチ、798ヤード、9タッチダウンを記録し、チームにロングパスの脅威を与えた。TEの負傷のベニー・カニンガムに代わり、スターターとなったランディ・グロスマンは、37キャッチ、448ヤード、1タッチダウンを記録した。
ランプレーでは、FBのフランコ・ハリスが7シーズン連続でチームのリーディングラッシャーとなり、ランで1,082ヤード、8タッチダウン、パスで22キャッチ、144ヤードを記録した。HBのロッキー・ブライアーは、ランで633ヤード、5タッチダウン、パスで17キャッチ、168ヤードを記録した。スティーラーズのオフェンスの成功は後に殿堂入りしたマイク・ウェブスターが牽引したオフェンスラインが支えた。
「鉄のカーテン」の愛称で知られたスティーラーズのディフェンスはこのシーズン、新しいスターター(ジョン・バナザック、スティーブ・ファーネス、トニー・ダンジー)が複数加わったにもかかわらず、リーグ最少失点(195)、リーグ2位のラン守備(1試合あたり107.8ヤード)、リーグで3番目に少ない総喪失ヤード(4,529)を記録した。DT・ジョー・グリーン、L・C・グリーンウッドがラインを支え、プロボウル選出のLB・ジャック・ハム、ジャック・ランバートが二人合わせて、7インターセプトを記録した。ダンジーが6インターセプトでチームを牽引し、ロン・ジョンソン、メル・ブラント、ドニー・シェルが記録した分と合わせて、ディフェンシブバックでトータル11インターセプトを記録した。
ドライブごとの試合経過 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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映像外部リンク | |
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NFL.comによるハイライト動画(英語、2分29秒) |
第1Q、テリー・ブラッドショーからジョン・ストールワースへのTDパスでスティーラーズが7-0と先制、カウボーイズはロジャー・ストーバックからトニー・ヒルへのTDパスで7-7の同点に追いつき、第2Qマイク・ヘグマンのファンブルリカバーTDで14-7とリードした。スティーラーズはストールワースへの75ヤードのTDパス、ロッキー・ブライアーへのTDパスで21-14とリードして前半を終えた。第3Qにカウボーイズは敵陣深く攻め込み、オープンとなった控えタイトエンドのジャッキー・スミスにタッチダウンを狙ったパスを投げたがスミスはボールを落球しタッチダウンは奪えず、ラファエル・セプティアンのFGで4点差に詰め寄ったが、第4Qフランコ・ハリスのラン、リン・スワンへのTDパスでスティーラーズは35-17とリード、ここからビリー・ジョー・デュプリー、ブッチ・ジョンソンへのTDパスでカウボーイズは14点をあげたが、反撃もここまで、残り22秒でのカウボーイズが試みたオンサイドキックが失敗し、35-31でスティーラーズが勝利した[2]。
ブラッドショーは、当時のスーパーボウル記録となる318ヤード、4タッチダウンをあげた。彼はスーパーボウルで4勝しているが、この試合でのパフォーマンスが最も優れていた[3]。
2016年2月の第50回スーパーボウル開催を目前に控えた時期、複数のメディアが過去49回のスーパーボウルすべてを名勝負順に並べたランキングを発表した。そのうちESPNのジョン・クレイトンはこの第13回を、1990年シーズンの第25回(1991年1月)と2014年シーズンの第49回(2015年2月)に次ぐ、スーパーボウル史上3番目の名勝負に選んだ[4]。他のメディアでは『ヒューストン・クロニクル』のグレッグ・レイジャンが第6位[5]、『ニューヨーク・デイリーニューズ』のゲイリー・マイヤーズと『ニューズデイ』のニール・ベストと『サンディエゴ・ユニオン=トリビューン』のエディ・ブラウンがそれぞれ第9位[6][7][8]、『USAトゥデイ』のネイト・デービスが第10位[9]、『スポーツ・イラストレイテッド』のドン・バンクスと『ワシントン・ポスト』のジェレミー・ゴットリーブがそれぞれ第11位[10][11]、『ニューヨーク・ポスト』のスティーブ・サービーが第13位という順位をつけている[12]。