ジャンル | 対戦型カードゲーム |
---|---|
対応機種 | PlayStation 2(PS2) |
開発元 | コナミコンピュータエンタテインメントジャパン |
発売元 | コナミ(現・コナミデジタルエンタテインメント) |
人数 | 1人 - 2人(対戦) |
メディア | DVD-ROM |
発売日 | 2001年9月6日 |
遊☆戯☆王 真デュエルモンスターズII 継承されし記憶(ゆうぎおう しんデュエルモンスターズツー けいしょうされしきおく)は2001年9月6日にコナミ(現・コナミデジタルエンタテインメント)から発売されたPlayStation 2用ゲームソフトである。海外では『Yu-Gi-Oh! The Duelists of the Roses』のタイトルで販売されている。
「遊☆戯☆王 真デュエルモンスターズ 封印されし記憶」の続編。薔薇戦争の時代・世界観を反映させ、前作の主人公とセト[注釈 1]の子孫が戦いを繰り広げていく。他シリーズと大きく異なる点として、シミュレーション要素が強いことが挙げられる。遊☆戯☆王オフィシャルカードゲーム デュエルモンスターズの公式ルールとは違う「パーフェクトルール」を採用している。
「パーフェクトルール」では移動の概念の存在と、デッキを率いるデッキリーダーの存在が特に大きく異なる。モンスターカードすべてに経験値が存在し、デッキリーダーにするには500の経験値が必要になっている。経験値が上がると階級も上がり、経験値が500では少尉だが、65535では元帥となる。カードの総数は853枚。デュエルに勝つことでスロットを行い、出たカードを貰うことができる。スロットマシンに表示されるのはデュエル中に相手が使った魔法・罠カードまたは自分が倒した相手のモンスター[注釈 2]。同じカードを揃える(フィーバー)ことで強力なカードを入手することができる。
ゲーム開始直後に赤薔薇(ユギ)と白薔薇(セト)のどちらに付くかを選択し、それによってストーリーが変わる。赤薔薇は劣勢という設定のため、赤薔薇の方が難易度は高い。両方のルートをクリアすると全キャラクターと対戦できるようになる。
オリジナルキャラクター、オリジナルモンスター、シナリオ原案の作成は原作者の高橋和希[1]。
1480年代イングランド王国では、ランカスター家(赤薔薇)とヨーク家(白薔薇)の王位継承争い「薔薇戦争」が起こっていた。白薔薇派の圧倒的な優勢が続いていたが、起死回生を狙って赤薔薇派サイモン・マクムーランによって薔薇の決闘者と呼ばれる主人公が召喚される。また、赤薔薇派の最後のプリンスであるユギ(正式名:ヘンリー・チューダー)と白薔薇派の戦士であるセト(正式名:クリスチャン・ローゼンクロイツ)は古代エジプトに続き再度宿命の対決を繰り広げていた。
5種類のカードのうち3種類が封入されている。