重慶中国三峡博物館 (じゅうけいちゅうごくさんきょうはくぶつかん) は、中国、重慶市渝中区にある、重慶市と三峡に関する博物館である[1]。国内最大級の規模を誇る。
旧重慶博物館を改装した現在の博物館は2005年にオープンした[2]。人民大礼堂近くに位置する[3]。重慶市や長江の三峡地域における文化遺産、自然環境に関する教育、保全、調査・研究を行うことを目的としている。
建物の外壁は斜めになっており、上部は大きなガラスのドームで覆われている[4]。ここには、ブロンズの彫刻や大きなレリーフ、長さ1kmの「エコロジカル回廊」がある。
博物館の床面積は延べ42,497 m2。展示スペースは23,225 m2である。主に以下の4つの展示にわかれている。
さらに、以下のような展示もある。
また、中華民国自由地区の首都時代、戦時中や日本に降伏する際の重慶の180°パノラマ展示もある。さらに、ダムが建設される前の三峡の景色を楽しめる360°シネマや、1階には、三峡ダムのモデルなど、三峡に関する展示がある[5]。