風間浦村

かざまうらむら ウィキデータを編集
風間浦村
下風呂温泉
地図
村庁舎位置
風間浦村旗 風間浦村章
1971年5月14日制定[1][2]
日本の旗 日本
地方 東北地方
都道府県 青森県
下北郡
市町村コード 02425-2
法人番号 8000020024252 ウィキデータを編集
面積 69.46km2
総人口 1,401[編集]
推計人口、2024年11月1日)
人口密度 20.2人/km2
隣接自治体 むつ市下北郡大間町
村の木 ヒバ
村の花 ハマナス
村の鳥 カモメ
風間浦村役場
村長 冨岡宏
所在地 039-4502
青森県下北郡風間浦村大字易国間字大川目28-5
北緯41度29分15秒 東経140度59分45秒 / 北緯41.48761度 東経140.99572度 / 41.48761; 140.99572座標: 北緯41度29分15秒 東経140度59分45秒 / 北緯41.48761度 東経140.99572度 / 41.48761; 140.99572
風間浦村役場
外部リンク 公式ウェブサイト

風間浦村位置図

― 市 / ― 町 / ― 村

ウィキプロジェクト
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村役場のある易国間地区周辺の空中写真。1975年撮影の2枚を合成作成。
国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成。
易国間漁港
下風呂温泉街

風間浦村(かざまうらむら)は、青森県下北半島北部、津軽海峡に面した本州最北のである。

村面積の大部分を恐山山地を構成する山地にて占める。

地理

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青森県下北半島北部に位置する。恐山山地を構成する山々が海に迫り、わずかに存在する平野部に集落が点在する。
中心となる集落は、下風呂(しもふろ)地区、易国間(いこくま)地区、蛇浦(へびうら)地区で、下風呂地区は古くより湯治場として知られる。

歴史

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  • 1889年明治22年)4月1日町村制の施行により、下北郡下風呂村、易国間村及び蛇浦村を廃し、その区域をもって下北郡風間浦村を設置する。村の名称は、設置前のそれぞれの各村から一文字ずつ取って合わせたもの。
  • 2021年(令和3年)8月10日 - 台風9号から変わった低気圧により豪雨が発生。村内各所で孤立地区が生じたため、災害派遣要請を受けた陸上自衛隊青森駐屯地第5普通科連隊が出動して救助が行われた[3]

行政

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  • 村長:冨岡 宏(2017年2月21日~)
  • 村議会:議員定数8名(無所属6名、立憲民主党所属2名)

経済

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主要産業は漁業、観光、林業である。

産業

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郵便

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  • 風間浦郵便局(84037)
  • 易国間郵便局(84073)
  • 蛇浦簡易郵便局(84713)

※村内の集配業務は大畑郵便局(むつ市)が担当。

姉妹都市・提携都市・友好団体

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国内

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地域

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人口

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平成27年国勢調査より前回調査からの人口増減をみると、19.77%減の1,976人であり、県下40市町村中、最も減少率が高い。

風間浦村と全国の年齢別人口分布(2005年) 風間浦村の年齢・男女別人口分布(2005年)
紫色 ― 風間浦村
緑色 ― 日本全国
青色 ― 男性
赤色 ― 女性
風間浦村(に相当する地域)の人口の推移
1970年(昭和45年) 4,243人
1975年(昭和50年) 4,057人
1980年(昭和55年) 3,917人
1985年(昭和60年) 3,712人
1990年(平成2年) 3,295人
1995年(平成7年) 3,012人
2000年(平成12年) 2,793人
2005年(平成17年) 2,603人
2010年(平成22年) 2,463人
2015年(平成27年) 1,976人
2020年(令和2年) 1,636人
総務省統計局 国勢調査より


所轄警察署

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大間警察署
  • 風間浦駐在所

所轄消防署

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下北地域広域行政事務組合大畑消防署
  • 風間浦消防分署

教育

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小学校

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※以下は廃校。

  • 風間浦村立桑畑小学校(2001年・易国間小学校へ統合)
  • 風間浦村立下風呂小学校(2016年・風間浦小学校を統合新設)
  • 風間浦村立易国間小学校(同上)
  • 風間浦村立蛇浦小学校(同上)

中学校

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※以下は廃校。

  • 風間浦村立易国間中学校(1986年・風間浦中学校を統合新設)
  • 風間浦村立蛇浦中学校(同上)
  • 風間浦村立下風呂中学校(1989年・風間浦中学校へ統合)

高等学校

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※以下は廃校。

金融機関

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下北信金店。2010年10月1日より大間支店のサテライト店舗化、2015年10月1日より有人出張所に降格

この他、町内の郵便局の貯金窓口を含む、東北6県のゆうちょ銀行および同行の銀行代理店となる各郵便局の貯金窓口、そして、大間町など隣接自治体内所在の金融機関が収納代理金融機関を行っているところがある。ただし、みちのく銀行は、2016年11月に大間支店が大畑支店に統合されるのに伴って、大間支店の廃店後は風間浦村の収納業務が行えなくなるため、口座振替の取り扱いを停止、窓口の取り扱いも代金取立となり、有料となる予定。

交通

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鉄道

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村内を鉄道路線は走っていない。最寄り駅は、JR東日本大湊線下北駅

路線バス

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  • 下北交通 - むつ市の下北駅と佐井村を結ぶ佐井線が風間浦村を経由する(むつ市 - 風間浦村 - 大間町 - 佐井村)。風間浦村内では国道279号を通る。風間浦村中心部と下北駅との間の所要時間は約25分、大間町津軽海峡フェリー乗り場との間の所要時間は約20分[6]
    • 村内の停留所:(佐井・大間←)ばんや前、アワビ増殖センター、下蛇浦、下風呂、下風呂保育所前、古釜谷、大川尻、弁天、下風呂、日和崎、易国間、易国間下新町、易国間住宅前、易国間新町、易国間郵便局前、桑畑、沢の黒、甲、畑尻、白砂海岸、立石、菅の尻、蛇浦、蛇浦小学校前、風間浦中学校前(→むつ)

道路

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名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事

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対岸の北海道を一望できる展望台、井上靖の文学碑、同志社大学創設の新島襄の寄港記念碑がある[7]
  • 活イカ備蓄センター
「元祖 烏賊様レース」を7月 - 11月の週2回、常設コースで開催。ただし東京・銀座に会場を移して行ったこともある[8]
  • 海峡メモリアルロード
下風呂地区に大間鉄道の線路跡が見られ、その一部が観光地として整備された。

出身有名人

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その他

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  • 1980年代前半まで、青森県内の各テレビ局は村内に中継局を設置しておらず受信は殆ど不可能であった。しかし、海を隔てた北海道のテレビ局(函館局)が受信できたため、「青森の県知事は知らないが、北海道の道知事は知っている」という現象もあった。その後アナログテレビの中継局は設置されたが、地上デジタル放送においては風間浦村営共聴システムを村内に整備し各世帯はそのケーブルテレビで視聴することとなったため、再び電波による中継局は設置されないこととなった。風間浦村営共聴システムでは在青・在函いずれの局も視聴が可能。
  • 2022年5月現在、村内には1軒しかガソリンスタンドはない。

脚注

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  1. ^ 図典 日本の市町村章 p25
  2. ^ 風間浦村例規集
  3. ^ 下北、上北中心に大雨 風間浦で住民孤立 青森県、陸自に派遣要請”. デイリー東北 (2021年8月11日). 2021年8月12日閲覧。
  4. ^ 下北ジオパーク”. 下北ジオパーク推進協議会事務局. 2021年11月6日閲覧。
  5. ^ 『風間浦村史』364頁「第五章教育 第三節各学校 九、定時制高校風間浦分校 (三)田名部高等学校風間浦分校沿革史」より。
  6. ^ 交通アクセス - 風間浦村
  7. ^ 海峡いさりび公園
  8. ^ 活イカ備蓄センター

関連項目

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外部リンク

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