ジャンル | アクションRPG |
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対応機種 |
Nintendo Switch PlayStation 4 PC(Steam配信) |
開発元 | Tokyo RPG Factory |
発売元 | スクウェア・エニックス |
プロデューサー |
佐々木隆太郎 時田貴司 |
ディレクター | 橋本厚志 |
シナリオ | 稲葉敬洋 |
音楽 |
土屋俊輔 マリアム・アポンナサー |
美術 | タイキ(キャラクターデザイン) |
人数 | 1人 |
発売日 | 2019年8月22日 |
対象年齢 | CERO:B(12才以上対象) |
その他 | 題字:湖川友謙 |
『鬼ノ哭ク邦』(オニノナククニ、英:Oninaki)は、スクウェア・エニックスより2019年8月22日に発売されたゲームソフト[1]。Nintendo Switch・PlayStation 4・PC(Steam配信)のマルチプラットフォーム。
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スクウェア・エニックスの新規IPによるRPG。内容は「死」と「輪廻転生」をテーマとした和風ファンタジー調の世界観によるアクションRPGで、異なる仕様を持つ2層構造のフィールドシステムや状況によりパートナーを使い分ける自由度と戦略性を持たせた戦闘システムを特徴とし、ゲームデザイン面ではハックアンドスラッシュの要素も取り入れられている[2]。
開発はスクウェア・エニックス子会社である「Tokyo RPG Factory」が行い、同社が過去に制作した『いけにえと雪のセツナ』『LOST SPHEAR』に続く「Project SETSUNA」の第3弾タイトルとなるが、ゲームジャンルは前2作と異なりアクションRPGとなっている。
輪廻転生のために未練を抱いて幽リ世に留まる迷イ人を成仏させる逝ク人守リの一人であるカガチは、ある日リンネという迷イ人の少女と彼女の命を付け狙う黒夜叉と遭遇する。それがこの邦の過去に起こった事や、輪廻転生の真実を知る事になり、ある出来事でカガチの魂が過去に遡り、後に黒夜叉と呼ばれるようになるソウジュ自身となる。
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本作のクリエイティブプロデューサーである時田貴司は最近マイルドな世界観のゲームが多いことに気がづき、それを逆手に取り、人の死や痛みを丁寧に描くことを思いついたと電撃オンラインとのインタビューの中で振り返っている[3]。
また、ディレクターの橋本厚志は死を肯定するという本作の世界観や倫理観について、何かを参考にしたわけではなく、話し合った結果出来上がっただと電撃オンラインとのインタビューの中で説明している[3]。 そのためには、世界観を物語の前半で示す必要があり、キャラクターの死亡シーンの度合いについては注意が払われた[3]。
開発スタッフはプレイヤーがシナリオをただ読むだけということを良しとせず、自分で選択して物語を進めていくという方針をとった[3]。 例えば、主人公が暴徒と化した民衆を殺さざるを得ない場面では、ムービーシーンで流すのではなく、プレイヤーが直接手を下すという手法が取られた[3]。
発売後、本作はユーザーたちの間で賛否両論を巻き起こし、特にシナリオについてはえぐいという評価が寄せられた[3]。 また、日本国外のユーザーからは独特な世界観についても反響が起こった[3]。 開発スタッフはこの反響について想定通りだとし、橋本はNPCとの会話に仕込まれた裏設定まで拾ってくれてうれしかったと電撃オンラインとのインタビューの中で話している[3]。