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この項目では、テレビゲームについて説明しています。その他の用法については「鬼武者 (曖昧さ回避)」をご覧ください。 |
『鬼武者』(おにむしゃ)は、カプコンが発売したPlayStation 2(PS2)用の戦国サバイバルアクションゲーム。およびそのシリーズの総称。
『バイオハザード1.5』のエンジンを使用したアクションゲームとして当初PlayStation用ソフトとして開発が開始されたが、PS2の発表を受けてハードを移行。その後はPS2のデビューコンテンツのひとつとして開発され、PS2用ソフトとしては初のミリオンセラーを達成した。
実在の人物(金城武)をCGキャラクターとしてゲームの主人公にした(顔のモデルだけではなく声優とモーションアクターも担当)。
『鬼武者』のオープニングムービー(佐藤嗣麻子監督)では「シーグラフ2000」(アメリカで開催されるコンピュータグラフィックスの大会)Electronic Theaterで最優秀賞を受賞。また、『鬼武者3』のオープニングムービー(山崎貴監督)では香港のアクション俳優であるドニー・イェンがアクション監督を担当し、「シーグラフ2004」Electronic Theaterで入選を果たした。
キャラクターが苦笑するなど微妙な表情まで再現されたそのクオリティはシリーズを重ねるごとに高まってゆき、『鬼武者2』の発売当時では既に故人となっていた松田優作、『鬼武者3』では金城武に加えフランスの俳優ジャン・レノが主人公のモデルとなった。
当初は三部作完結の予定だったが、『新 鬼武者 DAWN OF DREAMS』が続編として制作された。
現時点での全世界シリーズ累計販売本数は870万本[1]。
2018年12月20日、現行機種でHDリマスター版『鬼武者』(日本語ボイスとBGMが一新されている)が発売された(Steam版は2019年1月16日発売)。
発売の年表2001 | 鬼武者 |
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2002 | 鬼武者2 |
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2003 |
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2004 | 鬼武者3 |
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2005 |
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2006 | 新 鬼武者 DAWN OF DREAMS |
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- 外伝的作品
- パチスロ
- パチンコ
- CRぱちんこ新鬼武者(2014年3月、オッケー.)
- Pぱちんこ新鬼武者 超・蒼剣(2018年11月、オッケー.)[6]
- Pぱちんこ新鬼武者 狂鬼乱舞(2019年8月、オッケー.)[7]
- P新鬼武者 DAWN OF DREAMS(2021年8月、平和)[8]
- その他関連作品
備考:以降の文章中『鬼武者』に関する記述は『幻魔 鬼武者』と共通のものとする。
戦国の世に突如現れた怪物・幻魔に滅ぼされた鬼の一族より鬼の篭手を与えられ鬼武者となった明智左馬介の戦いを描いた作品。途中鬼の力の宿った「龍玉」と呼ばれるアイテムを入手し、新たな武器を得ることができる。龍玉は封印された扉を開くのにも用いる。「戦国バイオ」と称されるほど操作感などは『バイオハザード』に近い。キャッチコピーは「空前絶後のバッサリ感」。また、翌年には新たなる敵、新要素、新エリアを追加し、アイテムの配置を見直したXbox版『幻魔 鬼武者』が発売。こちらのキャッチコピーは「バッサリ感×バッサリ感」。
龍玉にはそれぞれ別な必殺技があり、また龍玉・刀剣共に幻魔を倒した際に入手できる魂を使い強化できる。
また、敵の攻撃を受ける寸前にタイミングよく攻撃したり、直前ガードによって弾き返してから攻撃すると、ボス以外の幻魔を一撃必殺できる一閃をくりだせる。
ゲーム中、主となる武器は刀だが、火縄銃・弓矢といった遠距離武器も使用が可能。また、途中2度ほど左馬介の相棒でのくノ一であるかえでと操作を交代する。
クリア特典として、次回作品(『鬼武者2』)の予告が収録されていたが、予告編に登場する「柳生十兵衛」は実際の『鬼武者2』とは違い、通説どおりの隻眼である。
発売当初、メディアでは侍が鬼を斬るゲームとして紹介されることが多かった。現在でもゲーム関連史を除くメディアで本作を紹介する際、幻魔は「異形の魔物」と紹介される。
プロデューサーの稲船敬二が後に語ったところによれば、本作の制作のきっかけは、元々稲船が『バイオハザード2』のプロモーションなどにプロデューサーとして関わっていた際に「自分なら『バイオハザード』はこう作る」との思いが強くなったため、ちょうど『バイオ2』の開発過程で没になった通称『バイオハザード1.5』のゲームエンジンで遊んでいたことも重なり、『バイオ1.5』のエンジンの再利用を兼ねて自分なりの『バイオ』を作り始めたことだったという。そのため「戦国バイオ」も単なる通称ではなく、実は開発当初のカプコン社内での仮名称であった[9]。
国内累計出荷本数は110万本[10]、全世界累計販売本数は202万本[11]。
明智左馬介と幻魔の戦いから13年後が舞台。主人公は柳生十兵衛(本作の設定では後の柳生宗厳)となっている。鬼の力は鬼の一族から授けられたのではなく、鬼の一族(=柳生一族)の末裔として初めから鬼の力を持っていたという設定。新たな力を得る際には龍を模した祠より入手する。必殺攻撃に「鬼戦術」という呼び名が付いた。
前作ではプレイヤーキャラクターは2人だったが、今回は4人の仲間と交代しながら進むことができ、合計5人を操作できる仕様となっている。キャッチコピーは「愛と哀しみのバッサリ感」。テーマソングは布袋寅泰の「RUSSIAN ROULETTE」。初回プレス版にはこの曲のPVが映像特典として収録されていた。
交代するか否かはそのキャラクターの好感度によって変化し、一定の場面で普段起きない何かしらのイベントが起き、十兵衛が動けなくなった場面で交代する。そのため遊びの幅がかなり広がった反面、アイテムの入手や買い物とそれに伴う資金集めが必要になった。しかし、しっかり交流をしキャラクターとの好感度が高い場合、ボス戦時などに援護に現れ強力な戦力となる。
今回もクリア特典として次回予告(『鬼武者3』)が入っていた。また他のクリア特典として黒のスーツにシャッポ姿の松田優作を操るミニゲーム「黒いスーツの男」が登場する。
国内累計出荷本数は110万本[10]、全世界累計販売本数はシリーズ最高の210万本[11]。
信長三部作の完結編。本作では主人公・明智左馬之助とその宿敵・織田信長との永きに渡る因縁の決着が描かれている。時代設定は本能寺の変が起こる天正10年(1582年)と2004年のフランス・パリ。物語は明智左馬介が明智光秀と共に本能寺で織田信長を討とうとする所から始まる。左馬介は本能寺で信長と対峙するが、突如時のねじれが起き、左馬介は2004年のパリへと飛ばされてしまう。2004年のパリでは突如として幻魔が出現し、市民に襲いかかる。フランス軍の特殊部隊に所属する本作のもう1人の主人公ジャック・ブランは幻魔に立ち向かうが、突如時のねじれが起き、左馬介と入れ代わるように本能寺の変前の日本・比叡山へ飛ばされてしまう。左馬介とジャック、双方共に違う時代に飛ばされ、その原因となった織田信長を討つために立ち向かう。
幻魔に改造され復活した蘭丸が未来の左馬介の前に、左馬介に敗れる以前の蘭丸が戦国時代のジャックの前に現れるなど、「時の交錯」を意識したストーリーとなっている。そのお互いに違う時間を烏天狗の少女・阿児が行き来することによりストーリーが進行していく。一部フランス語の会話シーンがあるが、阿児の能力で言葉の壁が無くなり、日本語が共通言語となっている。
シリーズ恒例の交代パートではジャックの婚約者でフランス陸軍所属のミシェル・オベールを操作する。また、物語中盤には徳川家康の家臣である本多平八郎忠勝が登場。本編をクリアした後は「鬼特典」という項目で本多平八郎忠勝を操作するミニゲームをプレイできる。
また、必殺技として「戦術殻」の呼び名が再び登場。ジャックの場合は「戦術輪」となっている。呼び名が異なるのは、鬼の篭手に装着する鬼の力を封じ込めたものが左馬介は「珠」、ジャックでは「輪」とそれぞれ異なることに由来する。
『鬼武者』の時代より23年後の時代設定となっており、左馬介は40代後半でありながら1作目の時とほぼ変わらない容貌をしているが、それは鬼の力によって若々しさを保たれているからだとされている。
全世界累計販売本数は152万本[11]。山崎貴が監督したオープニングムービーでは香港のアクション俳優であるドニー・イェンがアクション監督を担当した。
現時点でのシリーズ最後の作品。『3』において信長が左馬介に討たれた後、豊臣秀吉の治世となった慶長3年(1598年)が舞台。主人公は結城秀康。さらに『2』の主人公である十兵衛の孫の柳生十兵衛 茜が登場するなどシリーズ全体の繋がりをより意識したものになっている。オープニングテーマは「Startin'」、エンディングテーマは「rainy day」で、いずれも浜崎あゆみが担当。キャッチコピーは「ズババババッサリ感」。
今作品は前三作からの多くの点が変更された。その一つがキャラクターが使用する武器である。前三作品のキャラクターが使用する武器は平均して五つほどであり、多くとも隠し武器などを含めて『鬼武者3』の主人公、明智左馬介の10個であった。しかし今作品では一人あたりの取得武器が30個超と大幅に増加された(武器一覧の項も参照のこと)。更に武器レベルも過去最大が3だったのに対し今回は最大レベルが10。防具に至っては最大レベルが100とやり込み度が上がっている。
その他にも「鬼武侠」と呼ばれる本編中随所に挿入されるミニゲームの追加、一閃システムの変更、コマンドの入力によって技を発動する、従者との協力プレイによって攻略する「従者システム」、「戻り移動」によって以前プレイしたステージに戻り入手できなかったアイテムを入手できるなどやり込み要素も多い。
- プロデューサー:稲船敬二(株式会社カプコン)
- CGムービープロデューサー:倉澤幹隆(株式会社ロボット)
- CGムービーディレクター:金田龍(映画監督)
- CGディレクター:岩本晶
- CGスーパーバイザー:野口光一
- キャラクターデザイン:雨宮慶太(有限会社CROWD)
- プレイヤーモーションデザイナー:竹内潤
- パブリシティーデザイン:池野大悟
- モーションキャプチャー・アクションコーディネーター:葉多剣治
- モーションキャプチャー・アクター:島津健太郎
- モーションキャプチャー演出:三ツ村鐵治
- 絵巻制作:野口竜
- 音楽:岩代太郎、奥河英樹、堀山俊彦(作曲家)
- 音楽総指揮:岩代太郎
- サウンドコーディネート:小野義徳
- サウンドエフェクト:柴崎憲治
- シナリオ:杉村升、曽田博久、吉田伸、宮城季詩子、株式会社フラグシップ
- キャスティング協力:辻理(株式会社フラグシップ)
- 監督:江城元秀
新 鬼武者 DAWN OF DREAMS(制作スタッフ)
[編集]
- プロデューサー:小野義徳
- ディレクター:木村幸一
- シナリオ:山下宏
- メインプログラマー:池田修
- モーションデザイナー:林毅
- 背景モデルデザイナー:岩崎弘典
- イベントデザイナー:中村良一
- サウンドディレクター、メインサウンドデザイン:遠藤正
- ミュージックコンポーザー:深澤秀行
- エフェクトデザイナー:竹中亮
- 『新 鬼武者』に登場する幻魔は定義が曖昧であるものがある。
幻魔王・高等幻魔の設定は鬼武者の登場人物#幻魔の勢力を参照のこと。
幻魔達の王
- 織田信長
- フォーティンブラス
十万分の一の割合しか存在しない幻魔。人の及びもしない知能と戦闘力を有する。主にボスとして登場する。
名前はウィリアム・シェークスピアの戯曲に登場(フォーティンブラス、ギルデンスタンなど)する人物から採られており、その繋がりから『鬼武者 解体真書』では「シェークスピアは幻魔と契約していたのではないか」という説が書かれている。
- ギルデンスタン
- オズリック
- ヘキュバ
- ギンガムファッツ
- ジュジュドーマ
- ベガドンナ
- ゴーガンダンテス
- ガルガント
- クローディアス
- ローゼンクランツ
- オフィーリア
下等幻魔に比べ戦闘能力、知性共に大幅に向上した幻魔。言語の概念を持ち、武器による戦闘を好む。『無頼伝』では登場しない。
- オオワッシャ(登場作品:『1』『2』)
- バラバズーの上位種にあたる、猛牛のごとき巨大な角を生やしたミノタウルスのような外見の幻魔。
- 甲冑を必要としないほどの頑強な肉体を誇り、人間の胴回りくらいある豪腕で、巨大な片刃の斧を軽々と振り回す。
- しばしばバズーを統べる形で現れる。
- バラワッシャ(登場作品:『1』『2』)
- オオワッシャの突然変異種。体格や腕力などあらゆる面でオオワッシャの遥か上を行く。
- オオワッシャを率いる形で登場することが多いため、戦闘員としての地位は中等幻魔随一といえる。
- ボルチマンド(登場作品:『1』)
- 均整の取れた、藍色の肉体を持つ中等幻魔。
- 特殊な鱗に体表が覆われており、光を屈曲させることで身体を周囲の風景と同化し、相手の不意をついて攻撃を行う。
- 手に持つ蛇腹剣は、長く伸ばせるほか、リング状にして投げるといった使い方もある。
- ゴザレス(登場作品:『2』)
- 仁王のごとき容姿の幻魔。棒術に長けており、身の丈ほどの巨大な長尺の棍棒を巧みに操る怪力の持ち主。
- 岐阜城の番人のゴザレスはセリフ付きで登場。
- バイゴザレス(登場作品:『2』)
- ゴザレスの上位種。腕力、耐久力などでゴザレスの上を行く。
- ライゴザレス(登場作品:『2』)
- 同系統の最上位種。頭部の形状が独特で、腕力や耐久力など、あらゆる面で下位種を陵駕する。
- ウィージー(登場作品:『3』『新』)
- 高い法力を駆使する幻魔。比叡山延暦寺高僧が豊国蟲(幻魔蟲)で幻魔化したものという説もあるが定かではない。瞬間移動の能力を持ち、空中に浮遊しつつ、効果の異なる五角形の魔法陣を展開して攻撃する。
- 『新』では、「灼」「凍」「蝕」の3種類が登場した。
- ダイアマンド(登場作品:『新』)
- 屈強な肉体とすばやい身のこなしを備えた人型の幻魔。ボクサーのようにスウェイやダッキングで攻撃をかわし、隙をついてジャブやストレートを繰り出す。ある程度攻撃を加えるとグロッキー状態になる。
- ゼノダイアマンド(登場作品:『新』)
- ダイアマンドの上級種。耐久力が上がっており、グロッキーにするまでより多くの攻撃を与えなければならない。
- メンチース(登場作品:『新』)
- 他の幻魔たちとは比較にならないほどの巨体を誇る幻魔。その大きさゆえに移動は行わず、衝撃波を引き起こして攻撃する。
- ギガメンチース(登場作品:『新』)
- メンチースの上位種。周囲に円を描くように衝撃波を放つ。
知能が低く、昆虫のような習性を持つ幻魔。自分より上の幻魔の言葉に本能的に従う。
- バズー(登場作品:『1』『2』『無頼伝』『3』)
- 主に残党処理を担当する、幻魔界に最も多く見られる下等幻魔。
- 分厚い鉈による斬撃と、鋭い大顎による噛み付きのほか、身体を丸めての体当たりを得意とする。
- バラバズー(登場作品:『1』)
- バズーの下位種。バズーを引き連れ、重い一撃を持つ両刃の斧を武器に、連携での攻撃を得意とする。
- また、斧を投げ放った後は、背中の段平を抜きすばやい斬撃を使い始める。
- ドラバズー(登場作:『3』)
- バズーが新薬を投与された強化体。背中のトゲが肥大している。
- 攻撃性が増し、性格もより凶暴化している。
- ギャラーン(登場作品:『1』『2』『無頼伝』『3』『新』)
- 浮遊体とも呼ばれる、半霊体の幻魔。鬼の力を持つ者に倒された幻魔の残留思念が具現化したもの。
- 周辺の倒された幻魔たちの魂を吸い取って幻魔界へと去り、鬼の力を持つ者の強化を拒む。
- 吸い取った魂は、一握りの高等幻魔のもとへ運ばれるらしい。
- 『無頼伝』を除き、魂吸収動作で吸い寄せることができ、魂を吸収したギャラーンを倒すと、元の倍以上の魂が手に入る。
- 5作品全てに登場する唯一の幻魔。
- ギャラーンクイン(登場作品:『2』『新』)
- ギャラーンの集合体。『2』ではギャラーンの大きさを遥かに凌ぎ、幻魔塔への道を守る番人として登場。『新』ではギャラーンと同サイズ。
- 鬼の力を持つ者を見つけると、体内にいるギャラーンを解き放ち、自身も体当たりを繰り出す。
- シャルカ(登場作品:『1』)
- 鋼のように硬い外骨格を有する、昆虫型の幻魔で水中移動も可能。ヘキュバの幼体にあたり、そのごく一部は、幾度もの変態を経てヘキュバとなると言われている。
- 獲物を見つけると水中から姿を現して近寄り、鋭い顎で引き裂く。
- ヒュカーン(登場作品:『2』)
- 昆虫型の幻魔。普段は地中に潜んでおり、生物を感知すると地表に飛び出して襲い掛かる。
- 超硬質の外骨格は、核を守っているだけでなく、鋭利な先端部が殺傷能力の高い刃としての機能も果たす。
- ドラヒュカーン(登場作品:『2』)
- ヒュカーンの上位種。外骨格のほか、核に集めた魔力を幻魔弾として放つ能力を持つ。
- デラヒュカーン(登場作品:『2』)
- 同系統の最上位種。外殻の強度など全てにおいて下位種の上を行く。
- バットボーン(登場作品:『2』『3』)
- 魚の特徴を有する、両生類型の幻魔。バットチャイカの親にあたり、子供と共同で狩をするという独自の習性を持つ。
- 水中では無類の機動力を誇り、両腕の爪と体内で圧縮して吹き出す水の威力もあなどれない。
- 『3』では、とある高等幻魔の実験によって急速に進化し、身体を覆う鱗が金色になって硬質化したほか、海中や陸上でも活発に動けるようになった。
- バットチャイカ(登場作品:『2』『3』)
- バットボーンの子にあたる。より素早い動きで相手を翻弄する。
- ケチャチャ(登場作品:『2』)
- 幻魔界辺境に住む下等幻魔。
- 大人しく攻撃しないが、周囲に振りまかれる鱗粉は人間に幻覚をみせる作用があり、霧隠の谷の奥の森にて十兵衛を迷わせた。ケチャチャを3体倒さないと先に進めない。
- ケチャラ(登場作品:『2』)
- ジュジュドーマによって連れて来られ、ギルデンスタンの凶暴化手術を受けている途中で逃げたケチャチャの変異種。鱗粉の幻覚作用が失われたかわりに、人間の物を奪う性質を持った。幻魔洞でマゴイチの解かれ粉竹筒を奪ったのもこの幻魔である。
- バーサー(登場作品:『3』『新』)
- 翼竜に似た外観の幻魔。毒液を吐きかけて攻撃する。「魔界鳥」の異名を持つ。死ぬまで成長を続け、出世魚と同様に時期によって異なった名称で呼ばれる。
- ギアバーサー(登場作品:『3』『新』)
- 年月を経て赤色に染まったバーサー。
- ヘルムート(登場作品:『3』)
- 年月を経た巨大バーサー。オープニングシーンでパリの上空に多数出現し、ゾルムの搬送に利用されていた。オープニングシーンのみの登場。
- ヒューンベイド(登場作品:『3』)
- 1万の齢を重ねた巨大バーサー。安土城運搬に利用されたが、生息数はごく僅かである。イベントシーンのみの登場。
- ゾルワーム(登場作品:『3』)
- 沼地など湿気の多い所を好む幻魔。体を自在に変化させ、僅かな隙間でも通り抜ける。
- 生命力が強く、生命に関るダメージを受けると身体を複数のゲラとして分裂させ、死を拒む。通常攻撃ではヒットストップが強いが、戦術核や遠距離攻撃なら隙なく倒せる。一閃を決めることで分裂させずに倒せる。
- ゲラ(登場作品:『3』)
- ゾルワームの分裂体。養分を採り続ければいずれはゾルワームへと成長する。その小さな体型から攻撃は難しいが、通常移動で踏み潰すことで倒せる。
- ガッチャ(登場作品:『3』『新』)
- 強大な腕力と絶大な硬度の肉体を持つ下等幻魔。『3』では鉄球、『新』では金棒を振り回し攻撃する。目が無く知能も低いため、つかみ以外の攻撃時にはガッチャやドンガッチャ以外の周りの幻魔を巻き添えにする。
- ドンガッチャ(登場作品:『3』『新』)
- 百歳を超えたガッチャの老兵。体色は紫色に変わった。老練のその強さはガッチャの比ではなく、高威力の突進攻撃も繰り出す。額の角が特徴。
幻魔以外の生物(主に人間)を素体として造られた幻魔を造魔と呼ぶ。
- 刀足軽(登場作品:『1』『無頼伝』『3』『新』)
- ギルデンスタンが最初に造った兵士を素体とした造魔。先兵として随所に出現する。
- 呼吸音などを頼りに獲物を探す。思考能力は低いが、原始的な「狩り」の能力を高めるために脳内に手術が施されており、その名残として笠の下は頭蓋骨が剥き出しになっている。
- 『無頼伝』では初期からプレイヤーとして使える。
- 『新』では、幻魔蟲によって幻魔化した人間という設定。
- 刀足軽・改(登場作品:『新』)
- 刀足軽の強化版。連続攻撃を繰り出すようになっている。
- 弓足軽(登場作品:『1』『3』『新』)
- 刀足軽のバリエーションでかなりの精度で狙い撃ってくる。
- 弓を得物とするため出現地点からほとんど移動せず、視力と腕力が強化されている。『1』では普通の矢を放つが、『3』以降は火矢を放つ。
- 『1』では刀足軽と同系の素体を使用していたが、一説によると『1』の弓足軽は、ギルデンスタン以外の者が作り出したとのこと。
- 弓足軽・改(登場作品:『新』)
- 1度に3本の矢を放ってくるので矢をかわしにくい。
- 斧足軽(登場作品:『3』『新』)
- 刀足軽を強化した造魔。より重い得物である斧を扱えるようになり、凶暴性も増した。
- 『3』では刀足軽と大差無い姿だが、『新』では斧・体格共に巨大化した。
- 斧足軽・改(登場作品:『新』)
- 斧足軽の耐性をアップさせたもので2連続攻撃も行う。
- 槍足軽(登場作品:『新』)
- 槍術に長けた兵士を素体とした造魔。方向を決めると遠距離から一直線に突撃を繰り出してくる。
- 槍足軽・改(登場作品:『新』)
- 槍足軽の上級種。攻撃頻度が高く、敵を追いかけるように突進する。
- 幻魔弾(登場作品:『新』)
- 長距離から撃ち出される巨大な砲弾。砲弾には攻撃によるダメージを与えるものと、地表に着弾して砲弾内部から足軽や下等幻魔などが出現するものがある。
- 織田兵 / 雑兵、弓組、侍大将、親衛隊(登場作品:『2』『無頼伝』)
- 幻魔の血を与えられることで、造魔となった織田軍の兵士。
- 外見は人間とほとんど変わらないが、身体能力は人の域を越えており、戦場においては驚異的な働きを見せる。
- 人間だったときに高い技量を備えていた者ほど、より多くの幻魔の血を体内に宿し、上の身分を与えられる。
- 信長に仕えている最上位の親衛隊の戦闘能力は、中等幻魔にも引けを取らない。
- 『無頼伝』では、初期からプレイヤーとして使える人間の「雑兵」の技を流用している。また、幻魔ストーリーに出てくる人間の雑兵と同じく、銃を用いる者もいる(名称に違いがあるかは不明)。
- 豊臣刀足軽 / 豊臣刀足軽・改(登場作品:『新』)
- 豊臣方の兵士を素体とした造魔。通常の刀足軽より高度な戦闘を行う。
- 三つ目(登場作品:『1』『無頼伝』『3』)
- ギルデンスタンが三番目に造り上げた造魔。忍者を素体としており、暗殺や略奪を主な目的として活躍する。
- 名の通り、光る3つの目を持つ。稲葉山城の居館で雪姫をさらったのも彼ら。
- 戦闘においては、人間とは比べものにならぬ身のこなしで目標を幻惑する。
- 『無頼伝』では初期からプレイヤーとして使える。
- なお、『1』『無頼伝』と『3』では、目の色と体色が違う。
- 闇鴉(登場作品:『3』)
- 三つ目を強化したもので運動能力、攻撃力が飛躍的に向上している。
- 三つ目・改(登場作品:『新』)
- 『1』『3』に出てきた三つ目を改良した新型造魔。
- 三つ目・極(登場作品:『新』)
- 三つ目改を更に改良した種類でコンボを繰り出すようになっている。
- 闇蜘蛛(やみくも)(登場作品:『1』『3』)
- ギルデンスタンの開発した造魔の中でも、中期に創造された三つ目と同タイプの造魔。
- 三つ目と比較して、すばやい動きにさらなる磨きがかかったうえ、武装も追加され、攻撃を受けても分身の術で回避するなど、目立った欠点は見当たらない。
- 闇蜘蛛(やみぐも)(登場作品:『新』)
- 4本の腕を持ち、蜘蛛のような姿をした造魔。
- 闇蜘蛛・獄(登場作品:『新』)
- 闇蜘蛛の上位種。
- 手長(登場作品:『1』)
- ギルデンスタンが二番目に造り上げた武者が素体の造魔。
- 複数の素体の筋繊維をねじり合わせて密度を増すことで、高い耐久力を実現した。
- じりじりと相手を追い詰め、名の通りの異様な長さの腕から繰り出す斬撃で仕留めるのを得意とする。
- また、首 を絞める攻撃を繰り出すこともあり、これでとどめを刺されると首の骨を折られる。
- 闇甲冑(登場作品:『1』)
- 手長を改良したもの。左手に盾を装備し、防御性が高まっている。
- 闇蜘蛛(やみくも)とほぼ同時期に作り出された。
- レナルード(登場作品:『1』)
- ギルデンスタンがこれまで廃棄処分された4種類の試作品から得たノウハウを基に制造した軟体質の造魔。
- 再生能力と自己複製能力を持ち、身体を両断されても別々に肉体を再形成できる。
- 長く伸びる触手をムチのようにしならせ、相手を叩きのめす。
- マーセラス(登場作品:『1』『無頼伝』)
- ギルデンスタンが大厳洞で発見された遺体から造り上げた造魔。
- 盾の守りと多彩なる剣術による攻めで相手を圧倒するほか、素体がもとから身につけていた緑色の玉「白風」を利用して、風の戦術殻に似た旋風を巻き起こす。武器は斬人刀。
- その鬼の如き風貌とその攻撃方法から鬼の一族と何らかの関わりを持っていた者とされ、高僧・総厳の霊によると鬼武者が鬼の力に呑まれて暴走したなれの果てとのこと。
- 『無頼伝』では初期からプレイヤーとして使える。また、かえでに素性を探られるも、エケイ、慶次郎、マゴイチ、オユウとの戦いを経て、鬼武者たちを掃討する任を帯びる。
- マーセラス改パワー(登場作品:『1』『無頼伝』)
- 一度倒され白風を奪われたマーセラスをギルデンスタンが改造したもの。白風無しで改造前と同じ技を全て用いる。
- 『無頼伝』では、ストーリーモードでマーセラスを強化し、レベル2にするとスタイル変更できる。使える武器は金棒しか共通しない。
- マーセラス改スピード(登場作品:『1』『無頼伝』)
- マーセラス改パワーの体力を0にすると新たに体力が設定され、こちらにスタイル変更。目にも留まらぬ速さで動き、二刀流で攻撃してくる。
- 『無頼伝』ではマーセラスをレベル3にするとスタイルに追加される。他のスタイルと武器が1つも共通しない。
- マーセラス・極(登場作品:『3』『新』)
- マーセラスの開発技術を元に造り出された鬼の一族の者を素体としない造魔。盾が破壊されると、剣の形状を変えてくる。量産までもを可能にした。
- 『新』では敵としては登場しないが、鬼屋敷のガルガント戦後のイベントにて登場する。
- スチラード(偽左馬介)(登場作品:『1』)
- 左馬介を参考にギルデンスタンが完成させた造魔。
- 外見は本物と瓜二つで、長年左馬介と共に旅をしてきたかえでの目さえも欺いた。外見上の篭手以外の違いは明智拵の柄の色。
- 擬態能力によって左馬介の剣術をコピーし、戦術殻に似た技を繰り出す。
- 関連性は不明だが、『無頼伝』ではかえで、オユウ、コタロウ、エケイの偽物が登場する。
- ジャイド / ヒュージャイド(登場作品:『2』『無頼伝』)
- 刀足軽と弓足軽にさらなる改良を加えて完成させたワニのような造魔。
- 凶暴さが増し、大顎を用いた噛み付き攻撃も仕掛けてくる。
- 知能も向上しており、複数集まると連携を行う。
- 『無頼伝』では、ストーリーモードで刀足軽を強化し、レベル2にすると自動でジャイドに変更される(戻せない)。
- バジャイド / ヒューバジャイド(登場作品:『2』)
- それぞれジャイドとヒュージャイドの強化版。
- 全身が赤みを帯びており、攻撃力、知性などでジャイドとヒュージャイドを上回る。
- ムサイド / ジョーダー(登場作品:『2』『無頼伝』)
- 三つ目と闇蜘蛛をベースに、より高い機動力を目指して制作された造魔。
- 行動パターンは三つ目や闇蜘蛛と同じだが、ジョーダーは分身の代わりに毒霧を吐いたり、闇蜘蛛の苦無のように爪を飛ばしたりする。
- 『無頼伝』では、ストーリーモードで三つ目を強化し、レベル2にすると自動でムサイドに変更される(戻せない)。この時に陰陽の爪を装備すると、ジョーダーの再現といえる。
- ギラムサイド / ギラジョーダー(登場作品:『2』『無頼伝』)
- それぞれムサイドとジョーダーの強化版。より高い戦闘能力を備え、体色は暗く、老人面を着けている。
- 『無頼伝』ではムサイドをレベル3にすると自動でギラムサイドに変更される(戻せない)。陰陽の爪でギラジョーダーを再現できる。
- ガイドロス / ゼダン(登場作品:『2』)
- 手長と闇甲冑を創造したときのノウハウをもとに、ギルデンスタンが完成させた造魔。
- 骨が剥き出しで外見は脆そうだが甲冑が不要な程の強度があり、耐久性を損なうことなく機動力が向上した。
- ガイドロスは細身の刀による高速の斬撃を使う。ゼダンは幅広の剣による重い一撃比重を置かれた分、スピードがやや落ちた。
- バラガイドロス / バラゼダン(登場作品:『2』)
- それぞれガイドロスとゼダンの強化版。
- ドロガンド / ドロガンド改(登場作品:『2』)
- ギルデンスタンの弟子が開発した半機械の造魔。通常は命令に沿った作業に従事しているが、攻撃を受けると防衛機能が働き、内蔵された武器を使って標的を排除しようとする。武器は幻魔をも巻き込む。
- ドロガンド改はより剛性の高い部品を用いることで耐性がアップした。
- ゲーロホーン / ゲーロゴーン(登場作品:『2』)
- レナルードを創造時に得た知識でギルデンスタンが造り上げた造魔。
- 扉に張り付いている幻魔で動かないが体内で生産する毒球や無限に再生する伸縮自在の触手で離れた所にいても攻撃が行える。
- 上級種のゲーロゴーンは破壊力と耐久力がさらに増し、攻撃を受けてもひるまない。
- ゾルム(登場作品:『3』)
- 遺伝子操作を応用して刀足軽を素体に制作した造魔。簡易的な言語を話すだけの知能を持ち、強靭な4本の足で高度からの落下にも耐えられるため空挺部隊として利用されるようになった。『3』のオープニングでパリの街を襲撃した。
- ギルゾルム(登場作品:『3』)
- ゾルムに三つ目の遺伝子を配合した改良種。移動も速く、前足での蹴りを含むコンボを繰り出す。
- ザガート(登場作品:『3』)
- 三つ目や闇蜘蛛を創造したときのノウハウを基に作られた造魔。4本の腕を持ち、壁に張り付くなど立体的な戦闘を行う。
- ザーヴェイト(登場作品:『3』)
- ザガートに猛禽類の遺伝子を組みこんだ改良種で、凶暴性が増した。
- 富嶽(登場作品:『3』)
- 胸部に埋め込まれた魔石は頭脳と感覚器官の機能を持つため頭部は不要となり、兜の中は空洞になっている。攻撃は幻魔にも当たる。
- 真・富嶽(登場作品:『新』)
- ドロガンドと同じく半機械と思しき造魔。魔石に変わって、胎児のような生き物が核となっている。『3』に登場した富嶽とちがい、暴走して味方を攻撃しないようになった。死に際に爆発する。
- 真・富嶽五七号(登場作品:『新』)
- 真・富嶽により強固な鎧を身につけさせたもの。死に際に爆発する。
- ドルドー(登場作品:『3』『新』)
- ギルデンスタンが海底神殿で得た技術を基に製作した造魔。怒嵐剣の回転は腕にかける負担の問題上緊急時に限定されている。『新』では怒嵐剣は幻魔氷剣に変更された。
- ドルデキオ(登場作品:『3』『新』)
- ドルドーの上位造魔。常時怒嵐剣を回転させることが可能。また、怒嵐剣から衝撃波を放つ能力も付加された。『新』では怒嵐剣は幻魔氷剣に変更された。
- 戦法の変化により『3』『新』では一味違う敵となった。
- ズモー(登場作品:『3』)
- ブローニュ動物園のゴリラに象の心臓を移植した変異体に、幻魔の血を配合させた造魔。
- 非常にタフで抜群の環境適応能力を持つ。性質は凶暴で、敵と認識した生物には容赦なく襲い掛かる。
- 500キロ以上ある巨体を活かしたボディプレスや、鋭い爪を備えた豪腕の一撃は並の造魔の比ではない。
- グリズモー(登場作品:『3』)
- 時のねじれ装置によって戦国時代に転送されたズモーが、極寒地帯と化した琵琶湖に環境適応した造魔。冷気に強いが熱に弱い。
- フォボラ(登場作品:『3』)
- 闇傀儡を参考に西洋鎧を用いて作られた特殊な造魔。相手を察知するまでは動かない。
- 幻魔弾の発射パターンが複数ある。
- ネロフォボラ(登場作品:『3』)
- ギルデンスタンが自身の護衛用に作り上げたフォボラ。
- フォボラより耐久力は劣るが、再度魔力を吹き込むことで何度でも再利用できる。
- 倒してもギルデンスタンの魔術で蘇るため、ギルデンスタンを倒さなければならない。
- ブレインスタン(登場作品:『3』)
- ギルデンスタンが作った純粋に機械を素体とした初めての造魔でガトリングガンやミサイル攻撃を行う。
- 素体となった機械はフランス軍が開発中の新型兵器であり、両腕部の装甲にマーキングされたフランス国旗がその名残である。左馬介が凱旋門で戦うが、ミシェルで凱旋門に戻った時とエッフェル塔で復活している。
- レノックス(登場作品:『新』)
- キノコを素体とした造魔で主に他の幻魔召喚を行うが防御として毒霧攻撃を行う。特大サイズの個体も存在する。
- 黄泉土竜(登場作品:『新』)
- 三つ目系同様、忍者を素体としている。土にもぐった後飛び出して攻撃してくる。潜った直後と出てくる前に追い討ちで一撃死させるチャンスがある。
- 黄泉土竜・獄(登場作品:『新』)
- 黄泉土竜の上級種で、プレイヤーの下に来たらすぐ飛び出すので追い討ちによる一撃死が狙いにくくなっている。
- 釜弾正(登場作品:『新』)
- 爆弾を設置した後すぐ消えるという神出鬼没な造魔。自身も全身にダイナマイトを巻きつけ、背中と腕に爆発する樽を抱えている危険な存在。またプレイヤーとの距離が離れると居眠りする性質がある。
- ケイスネス(登場作品:『新』)
- 電気を帯びた独楽を投げてくる猿を素体とした造魔で、その姿は古来の妖怪を模している。投げる独楽は壁で一度反射する。
- シーワード(登場作品:『新』)
- ケイケネスの上位種。独楽以外に、体術も使用する。
- フリーアンス(登場作品:『新』)
- 触手で攻撃する。普段は透明だが、魂吸収の動作を行うことで姿を目視できるようになる。
- フリーアンセアス(登場作品:『新』)
- フリーアンスの上位種。触手が長くなり、目視に必要な魂吸収の動作時間も長くかかる。
- 死魔大筒(登場作品:『新』)
- 巨大な大砲を素体とした造魔。一定の方向にのみ砲撃を繰り返す。こちらから攻撃をすることで、砲撃の方向を変えることが可能。
- 死魔大筒・新口径(登場作品:『新』)
- 死魔大筒の上位種。目標の位置に合わせて砲撃の向きを変える。
- 金剛 / 森羅 / 止水 / 絶影(登場作品:『新』)
- 豊臣軍の武将たちが幻魔蟲によって幻魔化したもの。幻魔武将とも呼ばれる。
- HPが少なくなると、個体ごとに鬼戦術に似た超必殺技を使用する。
- 三途烏(登場作品:『新』)
- 忍者を素体とした造魔。猛禽類の特性も併せ持つ。両眼に光学兵器を仕込んでいる。
- 三途烏・極(登場作品:『新』)
- 三途烏の強化版。
- バンクヲー(登場作品:『新』)
- ガトリング砲を内蔵した造魔。巨体に似合わず機動性が高い。
- ベガバンクヲー(登場作品:『新』)
- バンクヲーの上位種。チャージショットを装備している。
- 大玄武教経(登場作品:『新』)
- 全高数10mはあろう巨大な鎧兜の造魔。複数体存在する。胸の装甲には豊臣家の家紋が描かれている。
- 物語冒頭で堺の町を壊滅させる。
- 大菩仁(登場作品:『新』)
- 硬い甲羅と牙を持った蟹型の巨大造魔。ジャンプで攻撃する。
- 大菩仁(量産型)(登場作品:『新』)
- 大菩仁の量産型。牙が無い。
- 大哭蟷螂(登場作品:『新』)
- 蟷螂の雄を素体とした昆虫型の造魔。尻尾に巨大なノコギリを装備している。
- 大闇震手(登場作品:『新』)
- 蜂の雌を素体とした昆虫型の造魔。腹部から幻魔卵を無尽蔵に生み出す。
- 幻魔卵(登場作品:『新』)
- 大闇震手が生み出す幻魔の卵。
- ベラ(登場作品:『3』)
- 魔界の植物。刃物でない鬼之鞭と鬼無双では倒せない。
- ポチャック(登場作品:『3』)
- ダメージを与える液体を放出してくる植物。絶対に倒せない。
- ヌーラウビス(登場作品:『3』)
- 魔界の植物。近づくものには蔓で攻撃し、離れているものには種を飛ばして攻撃する。再生力が高く致命傷でない限り次の日には回復するという。
- マクダッフ(登場作品:『新』)
- 植物を素体としたいわゆる造魔植物。ベイベイやゲーロホーンと同様扉に寄生しており、口からレーザー攻撃を行ってくる。
- インマクダッフ(登場作品:『新』)
- マクダッフの上級種。レーザーのほか触手攻撃も行う。
- 魔界腱(登場作品:『1』)
- 高等幻魔が下級幻魔の余計な進入を防ぐために張り巡らす生きた柵である。鬼の力を持つ武器でないと斬れない。
- 闇傀儡(登場作品:『幻魔』『3』『新』)
- 古代より存在する鬼の力に共鳴する霊体が鎧に宿った幻魔とは別の存在。鬼の力を持つ者を察知すると動き出す。
- 『幻魔』『3』では普通に倒せるが、『新』では浄化を行わない限り何度でも蘇るため、蒼鬼か天海でないとトドメをさせない。
- また、『新』では蒼鬼を含めた5人の戦闘能力をコピーしており、決まった順番で使ってくる。
- 綾女(登場作品:『幻魔』)
- 斎藤道三が外敵から身を護るために人形師の「からくりの翁」に作らせた日本人形。人の生命を封じ込める「寄り身」という秘技が使われている。通常攻撃を全て回避する特性を持ち、侵入者に対し両腕を刃に変え斬りつけたり、噛み付き攻撃を仕掛け、執拗にどこまでも追跡する。
- ベイベイ(登場作品:『2』)
- 扉に張り付いている幻魔で吸収を行った後締め付けてくる。元は幻魔が人間を食べた後の残飯処理装置だった。
- モズン(登場作品:『2』)
- ギルデンスタンの弟子が、地底のヒカリゴケを素体として生み出したもので、扉をまもっている。
- 数種類あり、それぞれの武器の秘められた力で消滅できる。
- モトモズン(登場作品:『2』)
- 一閃モードのみ出現し、岐阜城陣所前の扉をまもっているモズンの一種。
- 赤魂を合計7680注入しないと消滅しない。
- 黄金魔神像
- 鬼武者の登場人物#幻魔王を参照。
- バビアン(登場作品:『3』)
- 人形を作る職人が全国を回る過程で幼子を殺し、その魂を封じられた西洋人形。造魔に近い性質を持っている。魔空空間以外では宝を持っており一定時間以内に複数回攻撃を命中させないと宝を持ち去ってしまって取れなくなる。足に刃を隠しておりそれで攻撃してくる。
- ガジマロ(登場作品:『3』)
- バビアンと同じ過程で作られた日本人形。性質はバビアンと同じで手持ちの斧で攻撃してくる。1体だけ、通常の3倍ほど必要命中回数が多い代わりに宝を持ち去らない者がいる。
- 幻魔・森蘭丸(登場作品:『3』)
- 鬼武者の登場人物#織田軍を参照。
- ガートルード(登場作品:『3』)
- 元は鬼の遺跡の番人だったがギルデンスタンに捕らえられ、脳を中心に改造された結果鬼の力を持つ者に歯向かうようになった。
- 二つの頭から雷と氷を利用した攻撃を繰り出してくる。
- 深い傷を負っても肉体を岩石化することで、時間をかけて修復することが可能。『平八無頼伝』にも登場した。
- 迷い死屍(登場作品:『新』)
- 妖星の邪気で蘇った屍。普段は地中に身を隠しているが、生者の気配を察知すると地中から湧き出し、殴ったり気絶した相手に噛み付くなどして攻撃する。日本人と西洋人の2種類が存在し、日本人は若干生命力が高い。
- 迷い死屍(大柄)(登場作品:『新』)
- 個体差という言葉が当てはまらないほど巨大な迷い死屍。
- 通常の迷い死屍を召喚する特殊能力を持ち、胃液のようなものを吐いたり、チョップやキックで攻撃してくる。キックは命中すると一撃で気絶し、その隙に迷い死屍が集まって来る。
- ロッス(登場作品:『新』)
- 決められた軌道を移動する浮遊鎧体。知能は無いが非常に耐久力が高く、外敵を察知するセンサーや障害物の役割が大きい。赤と青の2種類のタイプが存在する。
- 幻魔樹(登場作品:『新』)
- 秀吉が醍醐の花見を行うために日本各地から集めている「桜」。
- 「樹」という名こそ付いてはいるが、その正体は大勢の妊婦たちを捻り込んで作った塊である。
- 幻魔蟲を生み出すと同時に、妊婦たちの怨念を幻魔母樹に送り活性化させる能力を持つ。
- 幻魔蟲(登場作品:『新』)
- 幻魔樹から生み出される、桜の花びらに似た羽を持つ蟲。豊臣家臣たちからは「豊国蟲」の別名で呼ばれる。
- 人間に取り憑き、その人間の感覚(恐怖心・空腹感など)を取り除いて超人的な力を持つ戦士に変える能力を持つが、最終的にその人間は幻魔になってしまう。
- なお、お初の場合秀吉や宗矩に従っている間は理性を保つことができ、逆に逆らってから程なくして幻魔化が始まっているので、彼女が幻魔化するか否かは外部からコントロールすることが可能な模様。
- 大甲冑秀吉
- 鬼武者の登場人物#豊臣家を参照。
- 幻魔母樹(登場作品:『新』)
- 創造神を誕生させるべく、幻魔樹を触媒に幻魔の妖力の源である人々の魂を溜め込んだ存在。
- 自由に動くことはできないが、レーザーや触手攻撃など強力な防御機能を備えている。
- 鬼の一族
- かつて幻魔により滅ぼされた鬼の一族。高度な文明を持っていたが、拠点である鬼ヶ島の陥落やその攻勢には敵わず滅ぼされ、高い技術力や施設を幻魔に悪用されている。後に幻魔と戦う者のために数々の武器や能力を残した。僅かながら生き残りや血を受け継ぐ者が存在する。
- 鬼の篭手
- 鬼の力が封じられた篭手。作品中で装備するキャラクターは左馬介とジャック。『新』では主に天海(左馬介)が装備するが、幻魔王・フォーティンブラス戦のみ結城秀康も装備した。右腕に装備されている。倒した幻魔の魂はこの篭手によって封じられる。後述の戦術殻は篭手の手の甲に、戦術輪は手首にあたる部分に装着される。
- 劇中の表現から受け取った者の腕と有機的に結合されているようである(『1』の左馬介の台詞、ジャックが鬼の篭手を失った際にコートが破れていたシーンなど)。しかし『新』に登場した篭手は形状や色が『3』までから変化しており、自由に取り外すことも可能になっている。
- なお、柳生一族のような鬼一族の血を受け継ぐ者、または幻魔の力を持つ者の血族は篭手を持たずとも幻魔の魂を封じることができる。茜のように鬼の一族でもなく、左馬之助のように鬼の篭手があるわけでもないお初が幻魔の魂を封じ込められるのは幻魔の王であった信長の血が流れているためである(阿倫いわく、魂を封じ込められるのは鬼の一族・修行を積んだ僧・強力な幻魔の力を持った者だけらしい)。
- ゲーム中では篭手に幻魔の魂を注入することにより色が変化(手甲の部分から先端部にかけて変色)し、左馬介が織田信長を封印した際には赤と黒に変化した。また、ジャックの装備する鬼の篭手は掌全体まで装着されており、グローブに近い形状となっている。
- 左馬介が信長を封印した篭手は、『新』の時代では比叡山延暦寺に厳重な封印を施されて保管されている。篭手を狙う幻魔が現れるのを防ぐため、比叡山全体に幻魔が立ち入ることができないほどの強力な結界が張られている。『TWILIGHT OF DESIRE』で、篭手を狙った豊臣秀次は幻魔の力を手に入れていたため比叡山に立ち入ることができず、人間の軍を使うことで結界を破り侵入している。また、同作に登場した篭手は、『3』でジャックの武器・炎蛇剣が封じられた塔に封印されていた。
- 戦術殻
- 鬼の力の宿った珠。篭手に装着することで左馬介が使用する。それぞれ異なった能力と必殺技を持ち、使用時は戦術殻に対応した形状の武器に変化する(武器の形状は刀から両刃の大剣、薙刀、斧など幅広い)。また、封じられた扉の開放にも用いられ、解放には戦術殻のレベルも関係してくる。
- 鬼の篭手によって封じられた幻魔の魂を注入することによって強化が可能であり、最大でレベル3まで強化でき、形状、必殺技の威力、エフェクトが変化する(『1』では珠と武器はそれぞれ別に強化だったが、『3』では改められた)。
- 戦術輪
- 鬼の力が宿った輪。篭手に装着することでジャックが使用する。用途は戦術殻と同様だが、形状が玉ではなく、名称のとおりリング状になっている。ジャックの基本武器が鬼之鞭であることから変化する武器は鞭のように撓るものが多い(伸縮式の剣、槍型の三節棍、フレイル型モーニングスターなど)。
- 鬼戦術
- 『2』で柳生十兵衛が使用する必殺技。新たな力を得る際には龍を模した祠より入手し、使用する鬼戦術を選択すると武器の形状が変化する(戦術殻と同様に刀や薙刀、大剣に加え、槍、金槌が追加された)。
- 戦術殻、戦術輪と同様に幻魔の魂を注入することによって強化が可能である(こちらも同様にレベル3まで強化可能で、形状、必殺技の威力、エフェクトが変化)。
- 『新』においてプレイヤーキャラクターたちが使用する必殺技も鬼戦術である。『新』の鬼戦術はこれまでの必殺技とは大きく仕様が異なっており、武器の入手方法が豊富になっている・鬼力ゲージが武器ではなくキャラクターごとに管理するなどといった違いがある。
- さらに魂を注入することにより強化は可能であるがレベルアップによる形状の変化はなくなっている、また、力を貯めることによって威力を三段階に変化させることができるのも特徴である。更に従者がいる状態では「合体鬼戦術」という広範囲に高い威力を持った鬼戦術を行うことも可能となった。
- 鬼武者変身
- 鬼の力を持つ者はある条件の下で鬼へ変身することが可能である。これを「鬼武者変身」、もしくは「鬼武者覚醒」という。ただし、負の力を以て幻魔を討伐していたり、幻魔の殺戮に快楽を見出したりした場合、鬼の持つ負の感情に飲み込まれ鬼武者になるのではなく、無差別に破壊し尽くす「殺戮兵器」と化してしまう。『1』では左馬介以前にも鬼の篭手を授かった人間がいるが、幻魔を倒すことに快楽を見出してしまい、殺戮兵器・マーセラスと化したため稲葉山城の地下に封印されていた。鬼武者変身の際は肉体が大きく変化し(肌の変色、眼光の変色、髪の白髪化など)、通常使用できない技を使用できる。下記に鬼武者変身の経緯を記す。
- 明智左馬介(『1』)→フォーティンブラス最終戦の後、雪姫たちを逃がすためフォーティンブラスに捕らえられる。その際に吐き出された血が鬼の篭手に降りかかり、鬼武者へと変身した(最終戦の後のムービーのため、プレイヤーによる操作は不可能)。なお、この時「鬼武者真剣」を使用しており、鬼武者真剣の説明文を読む限りこの瞬間既に左馬介は真の鬼武者になっているものと思われる。
- 柳生十兵衛(『2』)→元より鬼の血を受け継いでいるためか、鬼武者への変身を制御することができる。この際は掌(幻魔の魂を吸収する部分)より無数の鬼神弾を放って攻撃することができる。黄金魔神像との最終決戦において「礼」・「仁」・「聖」・「和」・「勇」の玉を吸収し、真鬼武者へと変身。右腕が砲となり、鬼神弾による攻撃を行う。現時点で刀を使用せずこのような攻撃手段をとる鬼武者は唯一彼だけである。
- 明智左馬介、ジャック・ブラン(『3』)→左馬介、ジャック両方で鬼武者変身が可能。一作目時では鬼武者への変身を制御できなかった左馬介だが、長い修行の末に、鬼武者への変身を制御することに成功。そして未来より戻ってきた左馬介が本能寺にて織田信長により討たれたもう一人の自分を吸収することで真鬼武者へと変身した。武器は「鬼武者真剣」へと変化し、信長の手放した愛刀から魂を吸収することで更に強力な「鬼切り左文字」へと変化する。この状態では両腕に鬼の篭手があり、魂を吸収する際は胸から吸収する。
- 結城秀康―灰燼の蒼鬼―(『新』)→黒き破壊神の生まれ変わりである蒼鬼は鬼武者への変身を制御することができる。幻魔王・織田信長の封じられた鬼の篭手に仲間の想いと幻魔の魂を吸収することで「神をも切り裂く鬼」こと「極限鬼武者」へと変身し、血染山河と山河慟哭(操作中は変更可能)を振るう。空を飛ぶことも可能となっており、復活した幻魔創造神・フォーティンブラスと空中戦を繰り広げた。
- 『2』以降では紫魂を一定数以上吸収することで、プレイ中に鬼武者へ変身することが可能になっている。いずれも強敵に対し有効であるが、一度使用した場合再び紫魂を吸収しなければならないため、タイミングが重要となる。ただし『3』および『新』ではこれが改められ、一定の数の紫魂を吸収→変身のボタンを押すという方式となったため、任意のタイミングで鬼武者への変身が可能となった。また、『新』では鬼武者変身のためのゲージを回復させるアイテムが登場したため、アイテムがあれば何度でも鬼武者変身することが可能になっている。
- タイトル
- 当初は「戦国バイオ」でPlayStationの予定であり、ホラー色の強い物だった[12]。
- 社内で候補を決め、採用者にはPS2がプレゼントされた(社員の自腹だった)[13]。
- 候補がいくつかあり、「鬼武者」の他に「斬り斬り舞」、「ノブとマゲ」、「鬼頭戦士さまのすけ」があった[12]。
- モデル
- 明智左馬之介は金城武の顔から石膏でライフマスクから作られた[12]。
- 明智左馬介なのは、実在した明智左馬助秀満と被らないためと実際の歴史のパラレルワールドを意識したため。
- 柳生十兵衛のモデルに松田優作の遺族に許可を得ようとしたところ妻の松田美由紀に難色を示されたが、息子の松田龍平、松田翔太は『鬼武者』を知っていたため、快く許可が得られた。
- 『鬼武者2』の宝蔵院恵瓊は槍の使い手だが、実際は外交官として活躍した人物でモデルは宝蔵院胤舜に近い。
- ジャン・レノは自らモーションキャプチャでジャック・ブランを演じた[13]。
- その他
- 最速クリアタイムの57分は『鬼武者』ファンの加山雄三のクリアした時間から採られている。
- 『鬼武者2』の作曲をした岩代太郎は自分の作曲に不満があり、後に自分で作曲し直したサウンドトラック「鬼武者2 オーケストラアルバム 岩代太郎セレクション」を発売した[14]。
- 『鬼武者2』の製作時は『鬼武者』が完成していなかった(スタッフ、現場共に別々だった)[13]。
※各種攻略本は除く
- 鬼武者2 【奪還!封魔の三器】(南原順著、雨宮慶太挿画、2002年3月31日、二見書房)
- 時系列は『2』と『3』の中間となっている。
- 新 鬼武者 悲劇の暴君、豊臣秀次(中里融司著、2006年6月30日、カプコン)
- 『新』ゲーム本編より少し前の天海をメインに描く。
- 新 鬼武者 NIGHT OF GENESIS(大崎充著、カプコン)
- 時系列は『3』後かつ『新』の直前。2巻の結末は物語の続きを予期させる展開となっているが、続刊には至っていない。
- 壱(2005年12月22日)
- 弐(2006年6月30日)
- 新 鬼武者 TWILIGHT OF DESIRE(矢口岳著、2006年1月31日、メディアファクトリー)
- 時系列は『3』と『新』の中間。『悲劇の暴君、豊臣秀次』と同様に天海をメインとした外伝だが、同小説とは展開に若干の差異があり、『新』本編には出番の無い過去シリーズの人物や高等幻魔も登場する。
- 新 鬼武者 〜結城秀康地獄変〜(2006年1月25日、ソニー・ミュージックディストリビューション、カプコン)
- 新 鬼武者 〜柳生十兵衛 茜の旅立ち〜(2006年2月22日、ソニー・ミュージックディストリビューション、カプコン)
- 新 鬼武者 〜始動する物語〜(2006年3月29日、ソニー・ミュージックディストリビューション、カプコン)
- 新 鬼武者マガジン(2005年9月16日、カプコン)
- 新 鬼武者 DAWN OF DREAMS オフィシャルコンプリートワークス(2006年3月30日、カプコン)
2022年9月に制作が発表された[16]。Netflixにて2023年11月2日から配信開始。主演は大塚明夫[16][15]。
- シーグラフ2000 Electronic Theater部門 最優秀賞 - 『鬼武者』のオープニングムービー(監督:佐藤嗣麻子)
- 第8回 CESA GAME AWARDS 2003-2004 優秀賞受賞 - 『鬼武者3』(カプコン、PlayStation 2)
- シーグラフ2004 Electronic Theater部門 入選 - 『鬼武者3』のオープニングムービー(監督:山崎貴)