1989年ソビエト連邦人民代議員大会選挙
Выборы народных депутатов СССР 1989 года
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1989年ソビエト連邦人民代議員大会選挙(1989ねんソビエトれんぽうじんみんだいぎいんたいかいせんきょ、Выборы народных депутатов СССР 1989 года)は、1989年にソビエト連邦で行われた人民代議員大会の選挙である[1]。
ソビエト連邦共産党書記長のミハイル・ゴルバチョフによる政治改革「ペレストロイカ」の取り組みとして導入した最高会議に代わる立法機関人民代議員大会を設置した。これまでの共産党が擁立した候補者に賛成を投じる制度ではなく、複数候補者による「選挙」を実施した。
一方でゴルバチョフのペレストロイカ・グラスノスチなど一連の政治改革運動に反対する共産党保守派に配慮するため、候補者は共産党と無所属以外の候補者を事実上排除し、共産党の1党支配体制を原則とした。
- 第1回投票:1989年3月26日
- 第2回投票:1989年4月2日、9日、20日、5月14日、23日
- 各団体からの推薦名簿に基づき選出。
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1989年ソビエト連邦人民代議員大会選挙
(第1回投票:1989年3月26日
第2回投票:1989年4月2日・9日・20日・5月14日・23日施行)
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党派
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獲得 議席
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第1回投票
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第2回投票
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得票数
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得票率
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得票数
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得票率
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ソビエト連邦共産党
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1,958
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無所属
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291
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総計
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2,249
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100.0%
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100.0%
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有効票数(有効率)
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無効票数(無効率)
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投票総数(投票率)
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172,840,130
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89.75%
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棄権者数(棄権率)
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19,735,035
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10.25%
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有権者数
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192,575,165
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100.0%
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出典:
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- ^ 15の構成共和国に各32議席ずつ、20の自治共和国に各11議席ずつ、8の自治州に各5議席ずつ、10の自治管区に各1議席ずつ配分。
- ^ 集団農場連合評議会58、全連邦消費者協同組合40、漁業・農場全連合協会2。
- ^ 科学アカデミー20、科学協会10、全連邦農業科学アカデミー10、ソビエト連邦科学工学協会連合10、医学アカデミー10、ソビエト連邦教育科学アカデミー・ソビエト教育研究者協会5、ソビエト連邦芸術アカデミー5、発明家・革新者協会5。
- ^ ソビエト連邦建築家同盟10、ソビエト連邦ジャーナリスト連合10、ソビエト連邦撮影監督連合10、ソビエト連邦作家同盟10、ソビエト連邦演劇労働者同盟10、ソビエト連邦芸術家同盟10、ソビエト連邦作曲家同盟10、ソビエト連邦デザイナー連合5。
- ^ 陸軍・航空・海軍支援全連邦ボランティア協会15、ソビエト連邦赤十字・赤新月社連合10、全連邦協会ズナニエ10、ソビエト平和基金7、ソビエト平和委員会・ソビエト連邦国際連合協会5、ソビエト児童基金5、ソビエト文化財団5、ソビエト慈悲健康財団5、ソビエト外国友好文化協会連合・ソビエト在外同胞文化協会5、ソビエト連邦公共スポーツ組織3、本を愛する全連合ボランティア協会1、全連邦音楽協会1、飲酒闘争のための全連合協会1、全連合切手収集家協会1、ソビエト連邦映画友の会1。
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