シーズン | 2002 |
---|---|
優勝 | ジュビロ磐田 |
降格 |
サンフレッチェ広島 コンサドーレ札幌 |
試合数 | 240 |
ゴール数 | 683 (1試合平均2.85) |
得点王 | 高原直泰(磐田・26得点) |
最大差勝利ホーム試合 | |
G大阪 5-0 F東京(1st第6節・4月13日) 磐田 6-1 F東京(2nd第5節・9月22日) | |
最大差勝利アウェー試合 | |
仙台 0-6 G大阪(2nd第8節・10月12日) | |
最多得点試合 | |
磐田 5-4 G大阪(1st第12節・8月3日) 札幌 5-4 広島(2nd第15節・11月30日) | |
最多観客動員 | |
57,902人 - 浦和 vs 磐田 (1st第8節・7月13日) | |
最少観客動員 | |
3,287人 - 市原 vs 仙台 (2nd第4節・9月18日) | |
平均観客動員 | 16,368人 |
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この項目では、2002年シーズンのJリーグ ディビジョン1(J1)について述べる。
2部制導入後4年目のシーズンである。この年は日本でFIFAワールドカップが開催されたこともあり、この準備期間として3ヶ月近い中断期間が設けられるなど、例年とは異なる点が多数見られた。
2002年シーズンのクラブは以下の通りである。この内ベガルタ仙台と京都パープルサンガが前シーズンJ2リーグからの昇格クラブである。
チーム名 | 監督 | 所在 都道府県 |
ホームスタジアム | 前年成績 |
---|---|---|---|---|
コンサドーレ札幌 | 柱谷哲二 | 北海道 | 札幌ドーム 札幌厚別公園競技場 |
11位 |
ベガルタ仙台 | 清水秀彦 | 宮城県 | 仙台スタジアム | J2 2位 |
鹿島アントラーズ | トニーニョ・セレーゾ | 茨城県 | 茨城県立カシマサッカースタジアム | 1位 |
浦和レッドダイヤモンズ | ハンス・オフト | 埼玉県 | さいたま市駒場スタジアム | 10位 |
ジェフユナイテッド市原 | ジョゼフ・ベングロシュ | 千葉県 | 市原臨海競技場 | 3位 |
柏レイソル | 池谷友良 | 日立柏サッカー場 | 6位 | |
FC東京 | 原博実 | 東京都 | 東京スタジアム | 8位 |
東京ヴェルディ1969 | 小見幸隆 | 14位 | ||
横浜F・マリノス | セバスティアン・ラザロニ | 神奈川県 | 横浜国際総合競技場 三ツ沢公園球技場 |
13位 |
清水エスパルス | ゼムノビッチ・ストラヴゴ | 静岡県 | 清水市日本平運動公園球技場 | 4位 |
ジュビロ磐田 | 鈴木政一 | ジュビロ磐田サッカースタジアム | 2位 | |
名古屋グランパスエイト | ズデンコ・ベルデニック | 愛知県 | 名古屋市瑞穂公園陸上競技場 | 5位 |
京都パープルサンガ | ゲルト・エンゲルス | 京都府 | 京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場 | J2 1位 |
ガンバ大阪 | 西野朗 | 大阪府 | 万博記念競技場 | 7位 |
ヴィッセル神戸 | 川勝良一 | 兵庫県 | 神戸総合運動公園ユニバー記念競技場 | 12位 |
サンフレッチェ広島 | ガジ・ガジエフ | 広島県 | 広島ビッグアーチ | 9位 |
W杯の開催に伴い、本戦開催ベニュー以外のスタジアムも、練習用グラウンドとして大会前からFIFAによってキープされたため、多くのチームがこの制約を受ける事になった。また、日本サッカー協会でも、日本代表の事前合宿期間を確保する必要があった。このため、リーグは1stステージの途中で3か月近い中断期間を設けることになった。特にコンサドーレ札幌は、ホームタウンである札幌市におけるリーグ戦ホームゲーム初戦が、7月24日の1stステージ第10節までずれ込むこととなった[1]。
1stステージは中断前の第7節終了時点で開幕から無敗を続ける横浜FMを1敗の磐田と仙台が勝ち点差1で追う展開となったが、ワールドカップを挟んだ第8節以降4連敗を喫した仙台が優勝争いから脱落、再開後も無敗を続ける横浜FMと磐田を6連勝で追い上げるG大阪を交えた優勝争いとなったが、G大阪は終盤4試合で1勝3敗となり、横浜FMも第14節で鹿島に痛い星を落とし、終盤4連勝の磐田が逆転で1stステージを制する。
2ndステージは序盤、順位がめまぐるしく入れ替わる混戦となるが、第9節終了時点で、9戦無敗(8勝1分け)の浦和が一歩抜け出す。しかし浦和は終盤6連敗で失速、これを追う東京V・G大阪・鹿島がいずれも勝ち点を思うように積み上げられず足踏みする中、第9節時点で浦和と勝ち点差4離されながらも7連勝フィニッシュとした磐田が第14節の時点で2位G大阪に勝ち点差5をつけてステージ優勝を決定。1stステージ、2ndステージの双方で磐田が優勝したため、Jリーグチャンピオンシップは開催されず、磐田が自動的に年間優勝となった。年間総合順位の2位も(チャンピオンシップの敗者ではなく)年間勝ち点の2位である横浜FMとなった。
一方、年間勝ち点で争われる残留争いは、年間を通じて低迷した札幌が2nd第11節の時点で14位との勝ち点差が13となり年間15位以下が決定。最終節を前に勝ち点差3の中にひしめく13位柏・14位神戸・15位広島で残留を争うこととなったが、90分で勝利した柏と神戸に対し、アウェイで札幌にVゴール負けを喫した広島の15位が決定。広島のJ2降格は過去にステージ優勝を飾ったチームとしては初めての降格となった。
1stステージ[編集]開催期間:3月2日 - 8月17日
最終更新は2002年8月17日の試合終了時 |
2ndステージ[編集]開催期間:8月31日 - 11月30日
最終更新は2002年11月30日の試合終了時 |
1st・2ndの両ステージを同一チームが制覇したため、チャンピオンシップは開催せずに順位が確定した。
順 | チーム | 試 | 勝 | 延勝 | 分 | 敗 | 得 | 失 | 差 | 点 | 出場権または降格 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | ジュビロ磐田 (C) | 30 | 18 | 8 | 1 | 3 | 72 | 30 | +42 | 71 | |
2 | 横浜F・マリノス | 30 | 13 | 6 | 4 | 7 | 44 | 27 | +17 | 55 | |
3 | ガンバ大阪 | 30 | 15 | 4 | 1 | 10 | 59 | 32 | +27 | 54 | |
4 | 鹿島アントラーズ | 30 | 17 | 1 | 0 | 12 | 46 | 39 | +7 | 53 | |
5 | 京都パープルサンガ | 30 | 11 | 6 | 1 | 12 | 44 | 42 | +2 | 46 | |
6 | 名古屋グランパスエイト | 30 | 14 | 1 | 1 | 14 | 49 | 41 | +8 | 45 | |
7 | ジェフユナイテッド市原 | 30 | 12 | 1 | 3 | 14 | 38 | 42 | −4 | 41 | |
8 | 清水エスパルス | 30 | 10 | 4 | 3 | 13 | 33 | 43 | −10 | 41 | |
9 | FC東京 | 30 | 11 | 2 | 2 | 15 | 43 | 46 | −3 | 39 | |
10 | 東京ヴェルディ1969 | 30 | 8 | 5 | 3 | 14 | 41 | 43 | −2 | 37 | |
11 | 浦和レッズ | 30 | 7 | 6 | 2 | 15 | 41 | 38 | +3 | 35 | |
12 | 柏レイソル | 30 | 9 | 1 | 3 | 17 | 38 | 48 | −10 | 32 | |
13 | ベガルタ仙台 | 30 | 9 | 2 | 1 | 18 | 40 | 57 | −17 | 32 | |
14 | ヴィッセル神戸 | 30 | 8 | 2 | 3 | 17 | 33 | 44 | −11 | 31 | |
15 | サンフレッチェ広島 (R) | 30 | 7 | 1 | 3 | 19 | 32 | 47 | −15 | 26 | J2 2003へ降格 |
16 | コンサドーレ札幌 (R) | 30 | 4 | 1 | 1 | 24 | 30 | 64 | −34 | 15 |
最終更新は2002年11月30日の試合終了時
出典: J.League Data Site
順位の決定基準: 1. 勝点; 2. 得失点差; 3. 得点数.
順位 | 選手 | 所属 | 得点 |
---|---|---|---|
得点王 | 高原直泰 | ジュビロ磐田 | 26 |
2 | マグロン | ガンバ大阪 | 22 |
3 | ウェズレイ | 名古屋グランパスエイト | 20 |
4 | マルコス | ベガルタ仙台 | 18 |
T5 | 崔龍洙 | ジェフユナイテッド市原 | 16 |
エジムンド | 東京ヴェルディ1969 | ||
中山雅史 | ジュビロ磐田 | ||
8 | エメルソン | 浦和レッズ | 15 |
アマラオ | FC東京 | ||
10 | ウィル | 横浜F・マリノス | 14 |
2002年11月30日
出典: J. League Data