6Q0B44E

6Q0B44E
地球や月の周囲を周回する6Q0B44Eの 軌道シミュレーション(2004-2009年)   6Q0B44E ·   地球 ·    月
地球や月の周囲を周回する6Q0B44Eの
軌道シミュレーション(2004-2009年)
  6Q0B44E ·   地球 ·    月
分類 スペースデブリ?
軌道の種類 地球近傍天体
地球周回軌道
軌道要素と性質
元期:JDT 2454000.5
軌道長半径 (a) 1.0088796 AU
近日点距離 (q) 0.9775804 AU
遠日点距離 (Q) 1.0401787 AU
離心率 (e) 0.0310237
公転周期 (P) 1.01 年
軌道傾斜角 (i) 0.35551 度
近日点引数 (ω) 23.26373 度
昇交点黄経 (Ω) 58.55566 度
物理的性質
直径 数メートル
絶対等級 (H) 30.5
発見
発見日 2006年8月28日
発見者 カタリナ・スカイサーベイ
他のカタログでの名称
B44E
Template (ノート 解説) ■Project

6Q0B44Eは、直径数メートルの微小な天体で、最も可能性の高い正体はスペースデブリである。それは時々の外側を公転する地球周回軌道に入る。略称B44E

6Q0B44Eは、2006年8月28日カタリナ・スカイサーベイによって発見された。翌日にはサイディング・スプリングサーベイテーブルマウンテン天文台でも観測されている。絶対等級は30.5等級と極めて暗く、このことから数メートル程度しかない微小な天体であると推定されている。6Q0B44Eは、軌道の性質から人工物であると推定されている。視等級は最も明るくなったときでも19等級であり、観測や研究は困難であった。

6Q0B44Eは、初観測からの80日間、58万5000kmから98万3000kmという、月の2倍から3倍の距離を持って地球を周回していた。また、2001年から2003年にかけても地球周回軌道に入っていたと推定されている。

関連項目

[編集]
  • J002E3 - アポロ12号のS-IVBであることが判明した天体。
  • 2010 KQ - 人工物体である可能性の高い天体。
  • 2000 SG344 - 天然の小惑星か人工物体かはっきりとわかっていない天体。
  • 2006 RH120 - 人工物体と思われていた天然の小惑星。

出典

[編集]