7.3cm Propagandawerfer 41 | |
---|---|
種類 | ロケット砲 |
原開発国 | ドイツ国 |
運用史 | |
配備先 | ドイツ国 |
関連戦争・紛争 | 第二次世界大戦 |
開発史 | |
開発期間 | 1936-1941 |
製造期間 | 1941-1945 |
諸元 | |
重量 |
12.26kg(27lb) 鉄製砲身 |
銃身長 | 1,161mm(45.7in) |
| |
砲弾 | 3.24kg(7lb 2oz) |
口径 | 72.4mm(2.85in) |
仰角 | 45°(固定) |
初速 | 250m/s(820ft/s) |
最大射程 | 3.4km(2mi) |
7.3cm 宣伝ロケット発射器(7.3cm Propagandawerfer 41)は第二次世界大戦中に使用されたドイツ製のロケット砲である。
第二次世界大戦において様々なロケット兵器が実用化されて実戦使用されたが、これはその中で最も珍しい任務を課せられた「兵器」であるといえる。名前が示す通りこのロケットの目的は敵陣の破壊や兵士の殺傷ではなく、プロパガンダ(=宣伝)にある。
この砲から発射される7.3cm宣伝ロケット弾41型の弾頭には宣伝リーフレットが内蔵されており、発射後に敵の頭上で小さな爆発を起こしてこれを散布する仕組みになっていた。
発射器は鉄製のパイプを組み合わせて作られた非常に簡易・軽量なものであり、運搬時は兵士1人で運ぶことができた。
これを運用するために特別な訓練を受けた部隊が編成されたが、生産数・使用回数ともにきわめて少ない。
「7.3cm 宣伝ロケット発射器 41型 (7.3cm Propagandawerfer 41)」
「7.3cm 宣伝ロケット弾 41型 (7.3cm Propagandagranate 41)」