71-415 71-415R 71-415M | |
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"イノプロム2018"で展示された71-415(2018年撮影) | |
基本情報 | |
製造所 | ウラルトランスマッシュ |
製造年 | 2017年 - |
製造数 | 6両(2021年現在) |
投入先 | ニジニ・タギル市電(量産車) |
主要諸元 | |
編成 | 1両編成(ボギー車) |
最高速度 | 75 km/h |
車両定員 |
172人(着席28人) (乗客密度8人/m2時) |
車両重量 | 26 t |
全長 | 16,500 mm |
全幅 | 2,500 mm |
車体高 | 3,055 mm |
床面高さ | 370 mm |
車輪径 | 620 mm |
固定軸距 | 1,900 mm |
台車中心間距離 | 7,460 mm |
主電動機出力 | 62 kw(定格) |
出力 | 376 kw |
備考 | 主要数値は[1][2][3][4][5]に基づく。 |
71-415は、ロシア連邦の鉄道車両メーカーのウラルトランスマッシュが展開する路面電車車両。車内全体の床上高さを下げた超低床電車である[1][2][3]。
ウラルトランスマッシュが開発した、車体の片側に運転台や乗降扉(車体右側)が配置されている単行運転を前提としたボギー車。車体の設計にはモジュール構造が採用されており、事故で車体や機器が破損した際も容易に修理や新造部品への交換が可能となっている[1][2]。
車内は床上高さが370 mmに抑えられており(低床構造)[注釈 1]、それに合わせたボギー台車が新規に開発されている。この台車は枕ばねや軸ばねが備わっているため騒音や振動が抑制されている他、修理の容易さにも重点が置かれているのが特徴である。座席配置はクロスシートを基本とするが、車体中央部には2人分のロングシートが存在する[1][2]。