82-мм батальонный миномета обр. 1937 г | |
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82mm迫撃砲BM-37(写真の迫撃砲はポーランド製) | |
種類 | 迫撃砲 |
原開発国 | ソビエト連邦 |
運用史 | |
配備先 |
ソビエト連邦 ロシア 中国 北朝鮮 ベトナム その他東側諸国 |
関連戦争・紛争 | 第二次世界大戦・朝鮮戦争・ベトナム戦争・その他多くの戦争・紛争 |
開発史 | |
派生型 |
BM-36 BM-41 BM-43 53式82mm迫撃砲(中国製) |
諸元 | |
重量 | 56kg |
要員数 | 3名 |
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口径 | 82mm |
仰角 | +45~+85 |
発射速度 | 25-30発/分 |
有効射程 | 3,040m |
82mm迫撃砲BM-37(露:82-мм батальонный миномета обр. 1937 г)は、第二次世界大戦で赤軍が使用していた迫撃砲である。
フランス製のブラント81mm迫撃砲Mle27/31の改良型に当たるが、砲本体の形状はごく一般的なもので外見上特にこれと言って目立つ特徴は無い。最大の特徴は口径がオリジナルの81mmよりもやや大きめの82mmとなっていることである。このため、外国軍で一般的に使用されている81mm迫撃砲ではソ連の82mm迫撃砲弾を鹵獲しても流用できないが、ソ連の82mm迫撃砲は鹵獲した敵の81mm迫撃砲弾を発射可能である。
この特徴は、大祖国戦争序盤においてドイツの8 cm sGrW 34への82mm迫撃砲弾の流用を不可能とし、ドイツの戦力増強にならないようにすることができた[1]だけでなく、後の冷戦時代でもこれを供与された共産系反政府ゲリラ組織が親米・親西側政府軍から奪取した81mm迫撃砲弾を利用した弾薬調達を容易とし、ゲリラ戦遂行に対する大きな一助となった。
しかし、大祖国戦争序盤の劣勢時にはかなりの数の「砲」そのものが接収され、BM-36には8.2cm迫撃砲274/1(r)の名称が、BM-37には8.2cm迫撃砲274/2(r)の名称が、BM-41には8.2cm迫撃砲274/3(r)の名称がそれぞれ与えられ、ドイツ軍によって使用されている。なお、これらの砲から81mm迫撃砲弾を発射した際には、砲弾と砲身との間のすき間が大きくなるため、命中率が著しく低下する。
ソ連の82mm迫撃砲は、時期によって4種類の生産型に分類される。
開発時期を考えると、ノモンハン事件や冬戦争に投入された可能性もあるが、具体的な戦歴は不明。大祖国戦争においては赤軍の大隊迫撃砲として、より上位の120mm迫撃砲PM-38と共に広く使用された。第二次世界大戦以降も長期にわたって生産が続けられ、中国では53式82mm迫撃砲としてライセンス生産が行われるなど、東側諸国の標準迫撃砲となった。
冷戦時代には東側諸国の政府軍は勿論、ベトコンなどの共産系反政府ゲリラ組織にも多数が供与されている。1970年代後半からは軽量化などの改良が加えられた新型の82mm迫撃砲2B14への更新が進められたが、多くが予備兵器として保管されていると思われる。