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aws |
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言語 | 英語、日本語など |
タイプ | パブリックNoSQLデータベースサーバー |
運営者 | Amazon.com |
営利性 | 営利 |
登録 | 必要 |
開始 | 2012年1月18日 |
現在の状態 | Active |
Amazon DynamoDB(アマゾン・ダイナモ ディービー)はAmazon Web Servicesが提供するフルマネージドのNoSQL(key-value/ドキュメント)データベースサービスである[1][2]。
DynamoDBは他のAmazonのサービスとは異なり、データ量だけでなく、スループットに基づき購入する。DynamoDBは自動的にデータとトラフィックをSSDを搭載した適切な数のサーバーに分散し、応答性を一定の速度に保つ[1]。Amazon Elastic MapReduceを併用し、Hadoopと併用できる。
DynamoDBはマネージド版のApache Cassandraと比較される[3]。
Amazon CTOのWerner Vogelsが2012年1月18日に発表した[4]。当初はアメリカ東海岸のリージョンでのみ提供されていたが、2012年3月1日より東京リージョンでの提供が始まった[5]。
DynamoDBはkey-value store(KVS)モデルを採用している[2]。
PrimaryKeyを構成するsortKeyはクエリ対象の絞り込み(range query)に利用できる[6]。sortKeyはbegins_with
クエリで絞り込みが可能なため、階層性をもったattributeをconcatしたものをsortKeyに設定することで複数attributeに基づく絞り込みが可能である[7]。このsortKeyはComposite sort keyと呼ばれる。例えば国と地域に基づいて街リストを得ようとする。sortKeyとして country#region#city
(例: Japan#Tokyo#Shinjuku
, Japan#Tokyo#Ikebukuro
)を設定しbegins_with: Japan#Tokyo
クエリを発行すればShinjuku
とIkebukuro
が得られる。begins_with: Japan
クエリを発行すれば日本の全ての街リストを得られる。