DAF・LF | |
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概要 | |
製造国 | イングランド(レイランド) |
販売期間 | 2001年 - |
ボディ | |
ボディタイプ | キャブオーバー型中型トラック |
パワートレイン | |
エンジン |
PX-5型 直列4気筒 5.0L PX-7型 直列6気筒 6.7L |
車両寸法 | |
車両重量 | 7.5 - 19トン |
系譜 | |
先代 | DAF・45/55 |
LFは、イギリスの商用車製造メーカー、レイランド・トラックによって2001年から製造、オランダの商用車販売メーカー、DAFトラックスによって2001年から販売される中型トラックである。
4×2のみの設定で、単車の他セミトラクタも設定される。
2001年に45/55の後継車種として生産・販売開始。そのルーツはかつてフォード・カーゴの競合車種として開発されたレイランド・スーパーGにまで遡る。
GVW6 - 12トンのLF45とGVW13 - 18トンのLF55が設定され、それぞれホイールベース、最大積載量、エンジンの設定が異なる。また、ショートキャブとロングキャブも設定される。LF45は135 - 167馬力の3.92L パッカー製エンジン、185 - 220馬力の5.88Lエンジンを設定する。LF55は167馬力の3.92L PACCARエンジン、185 - 250馬力の5.88Lエンジンを搭載する。
2002年インターナショナル・トラック・オブ・ザ・イヤーを受賞[1]。
2006年に一部改良。GVW6.2 - 19トン車、3軸車が追加された。ディーゼル内燃エンジンでユーロ3/ユーロ4適合のパッカー製FR/GRエンジンを搭載し、尿素SCRシステム付コモンレール式燃料噴射システムも搭載する。トランスミッションは6速。
2013年にXFと共に一部改良。エクステリアデザインが変更され、ユーロ6適合のエンジンを搭載する。
2010年9月、DAFはドイツ・ハノーファーの『フランクフルトモーターショー2010』でLFのハイブリッド版を発表した[2][3]。LFハイブリッドは、118 kwのディーゼルエンジンと44 kWのブラシレスエレクトロモーターを組み合わせている。電気モーターは永久磁石を備えており、クラッチとATの間に一列に配置されている。電気モーターには、それぞれ3.4 V、合計100 kgの96個のリチウムイオンバッテリーが搭載されている。バッテリーパックにより、トラックはディーゼルモーター無しで約2 km走行し、ブレーキからのエネルギーを回生エネルギーとして蓄えることができる[3][4]。
Light Forteの略である。