『Dr.倫太郎』(ドクターりんたろう)は、2015年4月15日から6月17日まで毎週水曜日22:00 - 23:00[1]に、日本テレビ系の「水曜ドラマ」枠で放送された日本のテレビドラマ。主演は、本作が日本テレビの連続ドラマ初主演となる堺雅人[1]で、中園ミホのオリジナル脚本[2]。
- 日野 倫太郎(ひの りんたろう)〈41〉
- 演 - 堺雅人(中学時代:髙橋楓翔)
- 精神科医。独身で、愛犬とふたり暮らし。
- 少年時代に母が鬱病により自殺死した過去を持つ。
- 水島 百合子(みずしま ゆりこ)〈40〉
- 演 - 吉瀬美智子 (中学時代:白石南帆)
- 外科医。倫太郎の幼馴染。一番の理解者であり、身の回りの世話もする。蓮見外科主任教授の部下。
- 桐生 薫(きりゅう かおる)〈39〉
- 演 - 内田有紀
- 看護師。倫太郎のことを信頼し、医師として尊敬している。働きながら息子を育てるシングルマザー。
- 川上 葉子(かわかみ ようこ)〈26〉
- 演 - 高梨臨
- 研修医。倫太郎のファン。精神科を目指し倫太郎を慕って慧南大学病院に入った。
- 福原 大策(ふくはら だいさく)〈30〉
- 演 - 高橋一生
- 研修医。成績優秀で意欲的だが、人前で話したり初対面の人と話すのが苦手。密かに葉子に好意を抱いている。幼少期からクラシックバレエを習っていた。
- 宮川 貴博(みやがわ たかひろ)〈41〉
- 演 - 長塚圭史
- 精神科主任教授。医学論や治療法で、倫太郎とよく論争するライバル的存在。
- 患者の牧子からセクハラを受けたと訴えられる。
- 蓮見 榮介(はすみ えいすけ)〈52〉
- 演 - 松重豊
- 副病院長兼脳外科医主任教授。人前では笑顔を見せたり、自分の意見を口に出したりはせず、クールを装っている。
- 矢部 街子(やべ まちこ)〈39〉
- 演 - 真飛聖
- 精神科医。宮川精神科主任教授の部下。感情を表に出さず、「氷の女」と呼ばれる。宮川のためには労を惜しまない。
- 円能寺 一雄(えんのうじ かずお)〈59〉
- 演 - 小日向文世
- 慧南大学・慧南大学病院の理事長。病院以外に様々な事業を多角経営する大金持ち。大学発展のために倫太郎を呼び寄せた人物。
- 夢乃(ゆめの)〈29〉
- 演 - 蒼井優 (幼少期:木内心結)
- 新橋の置屋の売れっ子芸者。本名は相澤明良(あいざわあきら)。普段は愛想のない性格だが、芸者として座敷に入ると美しい舞踊とその愛嬌で客を魅了する。
- 母による児童虐待(ネグレクト)のトラウマを持ち、解離性同一性障害を患っている。
- 小夢(こゆめ)〈24〉
- 演 - 中西美帆
- 夢乃と同じ新橋の置屋に所属している後輩芸者。夢と憧れを持って芸者の世界に飛び込んできた新人。
- 益田 伊久美(ますだ いくみ)〈53〉
- 演 - 余貴美子
- 新橋の夢乃がいる置屋のお母さんであり、現役の芸者。夢乃の親代わり的存在。
- 荒木 重人(あらき しげと)〈52〉
- 演 - 遠藤憲一
- 開業医で、倫太郎の精神科医の先輩。倫太郎に慕われている。数年前、副院長の座を巡る内部争いに破れ、慧南大学病院を去った。
- 中畑 まどか(なかはた まどか)〈35〉
- 演 - 酒井若菜
- 倫太郎の妹。旧姓は日野。結婚したため「中畑」姓で、子どももいて、パートタイムの仕事をしながら主婦として堅実に生活している。
- 池 正行(いけ まさゆき)〈67〉
- 演 - 石橋蓮司
- 行政府報道長官。政権与党のスポークスマンを務める大物政治家。大政局での記者会見前には倫太郎のカウンセリングが欠かせない。
- 三枝(さえぐさ)
- 演 ‐ 住田隆
- 池の秘書。
- 相澤 るり子(あいざわ るりこ)〈55〉
- 演 - 高畑淳子
- 夢乃の母。いつも若い男を引き連れている。毒親であり、ギャンブルの費用と借金の返済を得るため、夢乃につきまとっては金を無心する。
- 第1話
- 阿川 繭子(あがわ まゆこ)〈30〉
- 演 - 近藤春菜 (ハリセンボン)
- OL。ビルの屋上から飛び降りようとする。
- 繭子の母親
- 演 - 高間智子
- 第2話
- 風間 信之介(かざま しんのすけ)〈60〉
- 演 - 辻萬長
- 大物小説家。自身の新作小説を酷評され、精神的に不安定になり入院する。担当医は宮川主任。
- 保坂 むつみ(ほさか むつみ)
- 演 - 堀内敬子
- 風間の秘書。長年にわたり風間を支えてきた。
- 内藤(ないとう)
- 演 - 渡辺憲吉
- 出版社社長。
- 第3話
- 小林 弓子(こばやし ゆみこ)
- 演 - 宮本真希
- 司の妻。重傷を負い緊急搬送されてくる。
- 小林 司(こばやし つかさ)
- 演 - 北村有起哉
- 弓子の夫。警視庁刑事部捜査二課長・警視。
- 第4話
- 三浦 牧子(みうら まきこ)
- 演 - マイコ
- 元プリマドンナ。未亡人で2年前に夫と死別して以来、鬱状態となり通院していたが、診察中に宮川からセクハラを受けたと訴える。
- 三浦 千果(みうら ちか)
- 演 - 井上琳水
- 牧子の娘。
- 第5話
- 大滝 ナミ(おおたき なみ)
- 演 - ハマカワフミエ
- 葉子の友人。福原が以前治療を行ったものの、ギャンブル依存症を再発し来院。
- 大滝 久美子(おおたき くみこ)
- 演 - 福井裕子
- ナミの母。
- 第6話
- 星野 好美(ほしの よしみ)
- 演 - 山田真歩
- ストーカー被害を訴え倫太郎の元に来院。
- 第7話
- 桐生 深也(きりう しんや)
- 演 - 平林智志
- 言語障害のある自閉症スペクトラム(カナータイプ自閉症)を持つ薫の息子。こども美術展の彫刻部門でグランプリを受賞し、サヴァン症候群であると判明した。
- 第8話
- 蓮見の過去の患者 / 里中 美月(さとなか みづき)
- 演 - 町田マリー
- 海馬付近まで浸潤のある脳腫瘍の患者。蓮見の外科手術を受けたが手術の結果、記憶を失い自分の母も見分けられなくなってしまった。
- 脚本 - 中園ミホ、相内美生
- 原案 - 清心海『セラピューティック・ラブ』(KADOKAWA)
- 音楽 - 三宅一徳
- 演出 - 水田伸生[2]、相沢淳
- 精神科医協力 - 和田秀樹
- VFXスーパーバイザー - オダイッセイ
- OPタイトル - 影山達也
- 日舞・所作監修 - 花柳糸之
- 芸者監修 - 柳瀬真知子
- 邦楽監修 - 西川啓光
- 精神科医療監修 - 高橋祥光、古賀良彦、平安良雄
- 外科医療協力 - 松尾成吾
- 心理療法指導 - 田中あず見
- 外科医療監修 - 新村核
- スーパーバイザー - 霜田一寿(ザ・ワークス)、大垣一穂(ザ・ワークス)
- チーフプロデューサー - 神蔵克
- プロデューサー - 次屋尚、大塚英治(ケイファクトリー)
- 制作協力 - ケイファクトリー
- 製作著作 - 日本テレビ
各話 |
放送日 |
サブタイトル |
脚本 |
演出 |
症例 |
視聴率[3]
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1 |
4月15日 |
悩める子羊達よ、さぁ! あなたの心を診ましょうか |
中園ミホ |
水田伸生 |
|
13.9%
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2 |
4月22日 |
恋愛は一過性の精神疾患のようなもの、そう僕は思っていた |
短期精神病性障害 |
13.2%
|
3 |
4月29日 |
愛に包まれた夫婦に起きた真夜中のDV事件!? |
相内美生 |
相沢淳 |
レム睡眠行動障害 |
13.7%
|
4 |
5月06日 |
踊る精神科医と踊れないバレリーナ! セクハラ疑惑は突然に! |
中園ミホ |
水田伸生 |
演技性パーソナリティ障害 |
13.9%
|
5 |
5月13日 |
これは恋? 精神科医はギャンブル依存少女に賭ける!? |
ギャンブル依存症 |
10.8%
|
6 |
5月20日 |
愛と憎しみの境界線とは? 精神科医を襲うストーカー事件! |
相内美生 |
相沢淳 |
境界性パーソナリティ障害、虚偽性障害 |
12.6%
|
7 |
5月27日 |
心を閉ざした少年に起きた奇跡!? ボクがママを守る! |
中園ミホ |
水田伸生 |
自閉症スペクトラム |
12.3%
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8 |
6月03日 |
白い巨塔の陰謀! 視力を失った脳外科医の野望と決断 |
相内美生 |
相沢淳 |
心因性視覚障害 |
11.0%
|
9 |
6月10日 |
絶体絶命のスキャンダル!? 仕組まれた破滅への道! |
中園ミホ |
水田伸生 |
神経性大食症 |
12.7%
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10 |
6月17日 |
一番大切なものとは? 人生をかけた最後の選択 |
急性ストレス障害 |
13.0%
|
平均視聴率12.7%(視聴率は関東地区、ビデオリサーチ社調べ)
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日本テレビ系 水曜ドラマ |
前番組 |
番組名 |
次番組 |
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Dr.倫太郎 (2015年4月15日 - 6月17日)
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