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作者 | calb, _Demo_, Galtor |
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開発元 | ePSXe Software S.L.[1] |
初版 | 2000年10月14日 |
最新版 | |
対応OS | Microsoft Windows, Linux, MacOS, Android |
対応言語 | 多言語 |
サポート状況 | 開発中 |
種別 | ゲームエミュレータ |
ライセンス | プロプライエタリ |
公式サイト |
www |
ePSXeは、ソニー・コンピュータエンタテインメントのPlayStation用ソフトを、主にMicrosoft Windows上でプレイする為のゲームエミュレータ。後発のエミュレータより動作するソフトが圧倒的に多い。Ver1.9.25により、BIOSのエミュレート機能が導入され、ユーザーは実機から吸い出したBIOSを用意する必要がなくなった。しかし、以前と同様に実機のBIOSを導入することも可能である。PCの最新版は2016年にリリースされたVer2.0.5である。
数々の市販のROMを動作させることが可能である。またプラグイン方式を採用しており、利用しているパソコンに合わせて環境設定を行うことが出来る。設定次第ではPS実機よりも優れた解像度でゲームを実行することも可能である。また、サードパーティーによる提供ではあるが、PS特有のテクスチャの歪みを除去するプラグインも提供されている。
多くの現行型エミュレータと同様に、ePSXeはGPU、SPU(サウンド)、およびCD-ROMドライブの機能をエミュレートするためにプラグイン方式を採用している。これはPSEmu Proにより確立された。ゲームを読み込む際には、コンピュータのCD-ROMドライブまたは、CDのイメージファイルを直接ハードディスクから読み込むことが可能である。
パッチ適用機能では、ユーザーがゲームにパッチを適用することができる。正常に動作しない、または全く動作しないゲームをパッチによって修復し、動作させることが可能である。パッチファイルは .ppf形式をサポートする。しかしバグを起こす全てのゲームのためにパッチがあるとは限らない。
PlayStationのBIOSの機能をエミュレートする他のエミュレータと違い、ePSXeはプレイステーション本体からダンプしたBIOSを使用する。このBIOSイメージファイルの著作権はソニー・コンピュータエンタテインメントのものであるため、インターネット上に配布をする行為、またダウンロードする行為は違法である。これらの理由からePSXeにBIOSイメージファイルは同封されておらず、自分でダンプする必要がある。バージョン1.9.25において、HLE BIOSのサポートが追加され、BIOSイメージがなくともゲームを起動させることが可能となった。
ePSXeは多くのプレイステーションのゲームが動作する。 しかし多くの試行錯誤と設定の変更なしに完璧に動作するゲームはない。 ゲームが正常に動作しない場合は、利用可能なパッチを適用することで、正常動作をするものもある。