開発者 | Bryan Poerwoatmodjo, Fernando Omiechuk Frozi, Johannes Kamprad, Manuel |
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OSの系統 | Unix系, Linux, Arch Linux |
開発状況 | 進行中 |
ソースモデル | FLOSS |
初版 | 2019年7月15日 |
最新安定版 | ローリングリリース / installation medium 2021.08.27 |
リポジトリ | https://github.com/endeavouros-team |
パッケージ管理 | Pacman, AUR |
カーネル種別 | モノリシックカーネル |
既定のUI | Xfce, MATE, Cinnamon, Deepin, LXQt, Budgie, i3, GNOME, KDE Plasma 5, Sway, bspwm |
先行品 | Antergos |
ウェブサイト |
endeavouros |
EndeavourOS(エンデバーオーエス)は、 Arch LinuxベースのLinuxディストリビューションの一つで、2019年に廃止されたAntergosの後継である[1]。Antergosと同様に、Xfce、Budgie、Cinnamon、Deepin、GNOME、i3 などをインストールできるグラフィカルインストーラーを備えている[2]。
2019年5月21日に発表されたAntergosのプロジェクト終了を受け、新しいフォーラムでコミュニティを維持するために開発が始まった。
開発チームの一人であるFernando Omiechuk Froziは、Xfceに基づく単一のデスクトップ環境を提供するオフラインインストーラーを使用して、Portergosと呼ばれるAntergos派生物をすでに作成していた。
当初の計画では、9つのデスクトップ環境と基本インストールを提供するAntergosネットインストーラーCnchiを使用する予定でしたが、技術的な問題のため、チームはPortergosに基づくオフラインインストーラーのみでディストリビューションを起動することを決定した。
1週間もせずに、チームはコミュニティに計画を提示し、ディストリビューション、Webサイト、およびフォーラムの開発を開始した。
開発チームがAntergosインストーラーCnchiを機能させることができなかったとき、彼らは同じGUIの利便性を提供する代替品を探、ネットインストーラーもサポートしているCalamaresを使用した。さらにリポジトリを小さく保つことで保守が容易で、 GUIインストーラーの利便性を備えたArchLinuxに近い物を提供するディストリビューションを作成することにし、ArchLinuxのパッケージマネージャーであるPacmanのPamacをリポジトリから除外した。
2019年7月15日、EndeavourOSは最初のISOをリリースした[3]。開発チームは、Antergosコミュニティの多くが彼らを支持することを期待していなかったが、コミュニティから非常に好評だっただけでなく、いくつかのブロガーやvloggerは、リリース直後でも非常に好意的なレビューがみられた。
ディストリビューションのリリース直後、EndeavourOSチームは、インターネットを介してさまざまなデスクトップ環境に直接インストールするためのネットインストーラーの開発を開始した。
ネットインストーラーのリリースは、最初は2019年11月15日に行われると予定されていたが[4]、最終的には12月22日まで延期された[5]。ISOには、EndeavourOSブランドをテーマにしたデフォルトのXfce4デスクトップを使用したオフラインインストールと、インストーラーCalamaresの起動時にネットインストールを選択するオプションが含まれている[6]。
2019年9月11日、EndeavourOSは、ユーザーにArchコマンドの背景情報を提供し、探索する新しいパッケージについて通知するオンラインマガジンをリリースすると発表した。雑誌は2019年11月に公開された。