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様式 | 等幅フォント |
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分類 | スラブセリフ |
デザイナー | プリモシュ・ペテルリン、スティーブ・ホワイト |
制作会社 | GNU Savannah |
制作年月日 | 2002年2月19日 |
発表年月日 | 2005年4月7日 |
最新版 |
20120503[1] ![]() |
最新発表日 | 2012年5月3日 |
キャラクタ数 | 4,160 |
グリフ数 | 4,178 |
ライセンス | GPLv3+とフォント例外2.0 |
ウェブサイト |
www |
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様式 | サンセリフ |
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分類 | ネオ・グロテスク |
デザイナー | プリモシュ・ペテルリン、スティーブ・ホワイト |
キャラクタ数 | 4,622 |
グリフ数 | 6,272 |
ライセンス | GPLv3+とフォント例外2.0 |
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様式 | セリフ |
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分類 | トランジショナル |
デザイナー | プリモシュ・ペテルリン、スティーブ・ホワイト |
キャラクタ数 | 8,087 |
グリフ数 | 10,537 |
ライセンス | GPLv3+とフォント例外2.0 |
GNU FreeFont(Free UCS Outline Fontsとも)は、自由なOpenType、TrueType、およびWOFFベクターフォントのファミリーである。膨大なCJK文字セットを除き、可能な限り多くのユニバーサル文字セットを実装している。2002年にプリモシュ・ペテルリン(Primož Peterlin)によって開始され、現在はスティーブ・ホワイト(Steve White)が管理している。
このフォントファミリーには、FreeMono、FreeSans、FreeSerifの3つの書体があり、それぞれに4つのスタイル(Regular、Italic/Oblique、Bold、Bold Italic/Oblique)が存在する。
フォントはGPLv3+ライセンスの下でフォント例外2.0とともに提供されており、自由に配布および埋め込みが可能であり、また、ドキュメント自体がGPLの適用を受けることなく使用できる。フォントはGNU Savannahから自由に入手可能である[2]。また、Ubuntu[3]やArch Linux[4]を含む一部のLinuxディストリビューションにもパッケージ化されている。
GNU FreeFontは多くのソースから提供されており、それらはすべてGPLと互換性がある[5]。
中核となるラテン文字は、URW++がGhostscriptプロジェクトに提供したType 1フォントに由来する[6]。特に、GNU FreeFontのデザインノートには以下のように記されている[7]。
ギリシャ文字、キリル文字、アルメニア文字、ヘブライ文字、アラビア文字、および国際音声記号 (IPA) の文字は、TeXの拡張であるOmegaに部分的に基づいている[8]。ギリシャ文字は、アンジェロ・ハリツィスが編纂したギリシャのType 1フォントのセットに加え、アレクセイ・クリュコフのTempora LCG Unicodeにも基づいている。キリル文字の範囲には、ヴァレク・フィリポフのGnome CyrillicおよびTempora LCG Unicodeも含まれている。ヴァレク・フィリポフはさらに、いくつかの合成ラテン文字拡張Aグリフを追加した。
セリフ体のデーヴァナーガリー文字の範囲はVelthuis TeXフォントに由来し[9]、サンセリフ体の範囲はGargiに基づいている[10]。ベンガル文字およびグルムキー文字の範囲は、ハルシュ・クマールのBharatBhashaプロジェクト[11]などに基づいている。グジャラート文字およびオリヤ文字の範囲はSamyakフォントに基づいている。ゲエズ文字の範囲は、ハンブルク大学のエチオピアメタフォントプロジェクトに基づいている[12]。
2012年5月3日の最新リリースでは、FreeSerifが10,537字、FreeSansが6,272字、FreeMonoが4,178字を含んでいる。
このフォントファミリーは、以下のUnicodeブロックの文字をカバーしている[13]。