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![]() Garuda Linux Dr460nized, "Bird of Prey" | |
開発者 | SGS, Shrinivas Vishnu Kumbhar (Librewish), tbg, dr460nf1r3 (Nico), Yorper, Naman Garg, Filo, TNE, Πέτρος (Petsam), Dalto, Zoeruda, Eduard Tolosa, Ankur Kumar |
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プログラミング言語 | C, C++, Python, D, Java |
OSの系統 | Linux(Unix系) |
開発状況 | 開発中 |
ソースモデル | オープンソース |
初版 | 2020年3月26日 |
最新安定版 | ローリングリリース / 29 October 2023 |
リポジトリ |
gitlab |
使用できる言語 | 50言語以上(日本語対応) |
パッケージ管理 | Pacman |
カーネル種別 | モノリシック(Linuxカーネル) |
影響を受けたOS | Arch Linux |
既定のUI | KDE Plasma[1][注釈 1] |
ライセンス | 様々 |
ウェブサイト |
garudalinux |
サポート状況 | |
サポート中です。 |
Garuda Linuxは、Arch Linuxの仕様をベースとしたゲーミング目的のLinuxディストリビューションである[2][3]。デスクトップ環境は複数提供されるが、デフォルトはKDE Plasmaである[4]。「Garuda」はヒンドゥー教や仏教に由来する言葉で、「神聖な鷲のような太陽の鳥である鳥の王」として定義されている[5]。
Garuda LinuxはArch Linuxの仕様をベースとしており、パッケージ管理システムにPacmanを利用するローリングリリースアップデートモデルを特徴とする[2]。
Garuda Linuxは、インド出身の大学生であるShrinivas Vishnu Kumbharとドイツ出身のSGSによって2020年3月26日にリリースされた[6]。
Garuda Linuxの操作はArch Linuxのようにコマンドラインへ集中しておらず、全てに対しGUIが提供されている[7]。Garuda Linuxのインストール処理は、グラフィカルインストーラーのCalamaresを利用して行い、ブートローダーにはGRUBを利用する。Garuda LinuxはスナップショットをサポートするBtrfsファイルシステムをデフォルトで使用する[3]。スナップショットはブートローダーからアクセス可能で、圧縮をサポートする[3]。Garuda LinuxにはPacmanのGUIフロントエンドとしてManjaroのpamacが含まれ、これによりPacman提供のパッケージや、SnapおよびFlatpakのパッケージをインストールすることができる[8]。AURへのサポートはChaotic-AURが提供する。またコマンドラインを利用することもできる。Garuda Linuxにはさらに、カーネルなどのシステム設定用プログラムであるGaruda Settings Managerや、管理者設定変更用のGaruda Assistantも含まれる[5]。Garuda Linuxのメインテーマは、macOSと似ていることで知られる Dra460nized (dragonized) カスタムKDE Plasmaテーマである[7]。
Garuda Linuxに含まれるGaruda Gamerにより、ゲーミング関連パッケージのインストールが容易となるGUIが提供される[5][2]。
Garuda Linuxがローリングリリースモデルということは、システムソフトウェアコンポーネントのアップデートは特別なソフトウェアアップデートを利用して行うのではなく、標準ソフトウェアアップデート中に行われることを意味している[4]。