HIP 57050 | ||
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星座 | おおぐま座 | |
見かけの等級 (mv) | 11.881 (±0.004) [1] | |
分類 | 恒星 | |
位置 元期:J2000.0 | ||
赤経 (RA, α) | 11h 41m 44.63s [2] | |
赤緯 (Dec, δ) | +42° 45′ 07.1″ [2] | |
視線速度 (Rv) | -25.6 (±5) km/s [2] | |
固有運動 (μ) | 赤経:-578ミリ秒/年 [2] 赤緯:-90ミリ秒/年 [2] | |
年周視差 (π) | 90.66 (±3.03) ミリ秒 [2] | |
距離 | 36.0 (±1.2) 光年 11.0 (±0.4) パーセク [2] | |
絶対等級 (MV) | 11.7 (±0.7) | |
物理的性質 | ||
半径 | 0.4 R☉[3] | |
質量 | 0.34 (±0.04) M☉[3] | |
表面重力 | log g 4.67 [3] | |
自転周期 | 98 日 [3] | |
スペクトル分類 | M4 [3] | |
光度 | 0.01486 L☉[3] | |
表面温度 | 3190 K [4] | |
色指数 (B-V) | 1.478 [1] | |
金属量[Fe/H] | 0.32 (±0.06) [3] 太陽の2.1 (±0.3) 倍 | |
他のカタログでの名称 | ||
GJ 1148, LHS 2443, ロス1003 (Ross 1003) [5] | ||
■Template (■ノート ■解説) ■Project |
HIP 57050 とは、太陽系から36光年の距離にある赤色矮星である。おおぐま座の方角にあるが、視等級が11.9と暗いので肉眼で見ることはできない。2010年までに周囲に太陽系外惑星が一つ発見されている。
太陽 | HIP 57050 |
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HIP 57050 は太陽と比べて小さいM4型の主系列星で、質量は太陽の0.34倍、半径は0.4倍と推定されている。表面温度は3190Kで、光度は太陽の1.49%(67分の1)しかない。恒星は98日の周期で数パーセントの変光を示しているが、これは天体の自転に対応したものと考えられている。また、太陽近傍の恒星としては最も金属の豊富な部類に入り、鉄は太陽の2倍の割合で含まれている[3]。
2010年には、HIP 57050を公転する太陽系外惑星HIP 57050 b が発見された。この惑星は土星と同程度の質量を持つ巨大ガス惑星と見られ、恒星から0.16AU(地球と太陽の距離の0.16倍)の軌道を41日で一周している。恒星HIP 57050のハビタブルゾーンは0.112-0.215AUと推定されており、惑星の軌道はその範囲内にある[3]。
名称 (恒星に近い順) |
質量 | 軌道長半径 (天文単位) |
公転周期 (日) |
軌道離心率 | 軌道傾斜角 | 半径 |
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b | ≥0.298±0.025 MJ | 0.1635 | 41.397±0.016 | 0.314±0.086 | — | — |