カテゴリー |
ルマン・プロトタイプ (LMP2) | ||||||||
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コンストラクター | ホンダ・パフォーマンス・ディベロップメント | ||||||||
デザイナー | ワース・リサーチ | ||||||||
先代 | HPD・ARX-03b | ||||||||
後継 | アキュラ・ARX-05 | ||||||||
主要諸元[1][2] | |||||||||
シャシー | カーボンファイバー コンポジット モノコック | ||||||||
サスペンション(前) | ダブルウィッシュボーン, プッシュロッド作動コイルスプリングと4Way調整式ダンパー, アンチロールバー | ||||||||
サスペンション(後) | ダブルウィッシュボーン, プッシュロッド作動コイルスプリングと4Way調整式ダンパー, アンチロールバー | ||||||||
エンジン | ホンダ HR28TT 2.8 litre V6 ツインターボ ミッドシップ 縦置きエンジン | ||||||||
トランスミッション | 6速 シーケンシャルマニュアルトランスミッション | ||||||||
重量 | 900kg | ||||||||
燃料 | シェル | ||||||||
タイヤ | コンチネンタル | ||||||||
主要成績 | |||||||||
チーム | エクストリームスピードモータースポーツ | ||||||||
ドライバー |
エド・ブラウン ジョン・フォガーティ ヨハネス・ファンオーバービーク スコット・シャープ ライアン・ダルジールl デイヴィッド・ハイネマイヤー・ハンソン | ||||||||
コンストラクターズタイトル | 0 | ||||||||
ドライバーズタイトル | 0 | ||||||||
初戦 | 2015年のデイトナ24時間レース | ||||||||
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HPD・ARX-04bは、LMP2のレースカーとしてワース・リサーチとホンダ・パフォーマンス・ディベロップメント(HPD)で設計され、開発された。このマシンは、ルマン・プロトタイプのHPD・ARX-03の後継機として設計されたが、車のパフォーマンスが低く、旧型がARX-04bよりも長く使用され、04bは2015年のデイトナ24時間レースで1レースしか参戦しなかった。
このマシンは、2014年から始まる新LMP2規制に適合するように設計された。2014年12月に2台の車が唯一の顧客であるエクストリーム・スピード・モータースポーツに納入され、すぐにテストが開始された。 チームは、デイトナ24時間レースから始まる、2015年のユナイテッドスポーツカー選手権で車を使用することを計画していた。デイトナ24時間でのレースは、マシンの戦闘力がなく、どちらのクルマもゴールできなかった。1号車は勝者の740周に対し389周を走ったが、2号車は50周しか走れなかった。
デイトナ24時間での失望で、エクストリームスピードモータースポーツは、セブリングで旧型のHPD・ARX-03bでレースすることを選択し、新車はさらにテストするために時間をかけることにした。しかしチームは車に不満を持ち続け、リジェ・JS P2に乗り換えることを選択した[3]。デイトナはARX-04の唯一のレースだった。HPDは、空力の問題を解決し、その性能を向上させるために、マシンのテストと開発を続けた。
ARX-04は、2015年のパイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライムにも参加し、ジャスティン・ウィルソンが運転を担当した。しかし、信頼性で問題があり、パイクスピークでは撤退を余儀なくされた[4][5]。
2016年、改良されたARX-04bがマイケル シャンク レーシングによってテストされた。シャンクは後にマシンの改善を賞賛した。このマシンは後にシャンクによって次シーズン2017年のコンチネンタルタイヤをテストするために使用された[6][7]。