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ウィキペディアでは、ウィキテキスト中にある、国際的な書籍番号であるISBNの番号が識別されます。これはWikipedia:書籍情報源のページと組み合わさり、利用者はその文献を図書館などの書籍のデータベースや書店で簡便に探すことができます。
この機能は、ウィキペディアで使用しているシステムのMediaWikiの開発者の一人であるエリック・メーラー (Erik Möller) によって、2003年5月ごろに追加されました[1]。
この機能はマジックリンクであり、将来的に廃止される可能性があります。{{ISBN2}}や{{ISBNT}}で置き換えることを検討してください。
ウィキテキスト中に例えばISBN 978-4-08-870175-2
と書くと、ISBN 978-4-08-870175-2 のようなリンクが生成されます。ISBN
とコードの間は半角スペースを入れてください。コロン (:) では機能しません。また、コードのあとに文を続ける場合には、コード直後にも半角スペースが必要です。
ハイフンを省略してもリンクは生成されますが、読みやすいよう、ハイフンを用いてなるべくコードを区切るようにしてください[注 1]。区切りの位置は出版物ごとに異なるので、正しい区切りをご確認ください。10桁の場合は4つ、13桁の場合は5つの要素に区切られているはずです。
コードは10桁のものも13桁のものも使えます[注 2]。しかし、文献を参照する上では10桁のISBNも用いられていますし、10桁のものと13桁のものが両方表記されている書籍であっても10桁でしか参照できない場合もあります(現在は日本の国立国会図書館の蔵書検索でも13桁で検索可能です[注 3])。そこで、記事編集の年月にかかわらず、10桁のISBNが与えられている書籍については10桁のISBNでリンクし、さらに13桁のISBNも併記されている書籍の場合にはISBN-13として13桁のISBNも表記してください(両方をリンクする必要はありません)。なお、10桁から13桁への変換用テンプレートが用意されています。
このようなISBNリンクは、例えば特別:文献資料/978-4-08-870175-2 [2]と同等のリンクになり、特別ページである特別:文献資料へリンクします。
特別:文献資料では、Wikipedia:書籍情報源の内容を元に、あらかじめ登録されているOPACや書店における当該書籍のページへのリンクをリストします[注 4]。これは、「MAGICNUMBER」をすべて当該のISBNに置き換えることで行われており、つまりパラメータを一つとるテンプレートの一種と言えますが、この用途に限った特別な文法に従っています[3]。
リンク先の外部サイトでは、その本の最安値を探したり、批評や読者の反応など、その本に関する様々な情報にアクセスできます。しかし、ISBNは本の特定の版を指すので、販売されているその本の全ての版の情報を見ることができません。ですから、本を指定するのにISBN「だけ」を用いず、ISBNと共に適切な情報も記載して下さい。Wikipedia:スタイルマニュアルやWikipedia:出典を明記するも参照して下さい。
特別:文献資料へのサイトの追加登録は、Wikipedia‐ノート:書籍情報源で提案してください。