『IZO』(イゾウ)は、2004年公開の三池崇史監督による日本映画。R-15指定。
幕末時代の殺し屋・岡田以蔵をモチーフに、過去・未来を通じ、時間を超越した殺戮を繰り広げる様を描く[1]。豪華な出演陣が話題となった。主演に中山一也を迎えたが、中山はかつて暴力事件で起訴されたことがあり、その私的なイメージと合わせた出演となったとも言われる。
「二度と実現不可能な豪華キャスト人が集結!!歴史に残るヤクネタ映画誕生!」(DVDパッケージより)。2004年時点の日本映画を代表する俳優が出演している。ビートたけしが出演するというので、他の出演者も続々と出演が決定したという。
8月21日渋谷シアター・イメージフォーラムでの初日舞台挨拶では監督、主演は以下の様なコメントをしている。
- 「役者をやっている人間って魅力があるなと感じていただければ、監督としては仕事をやり終えたという感じです」(三池崇史監督)
- 「ヴェネチアに呼んでいただいているのも中山一也の起こした奇跡なんですよ。(この作品が作られることは)中山一也が生まれたときから決まっていたんです。ぼくは監督という役を演じさせてもらっているって感じで、ひとりの男が奇跡を起こすことができるっていう日本の映画の状況っていうのはまだまだ捨てたもんじゃない」(三池崇史監督)
- 「素晴らしいスタッフ・キャストみなさんに支えてもらってなんとか無事にできました」「ぼくは敬愛する裕也さんと同じステージに立つのが夢だったんです。本当にありがとうございます」(主演・中山一也)
- 「(中山一也さんには)素晴らしいアクターになって欲しい。ヴェネチアに行くことが決定してぼくも喜んでいます」(内田裕也)
2004年ヴェネチア国際映画祭(革新的な映画を集めた部門、オリゾンティ部門)の正式招待作品でもある。
| この節の 加筆が望まれています。 (2014年10月) |
- 監督:三池崇史
- 原案・脚本:武知鎮典
- 音楽:遠藤浩二
- 主題歌:友川かずき「ピストル」
- 製作者:高野秀夫、波多野保弘、伊藤秀裕
- プロデューサー:向井達矢
- スーパーバイザー:奥山和由
- 制作プロダクション:エクセレントフィルム、楽映舎
- 製作会社:IZOパートナーズ(ケイエスエス、オフィスハタノ、エクセレントフィル)
- ^ 「巻末とじこみ付録 宇宙船 DATA BOOK 2005」『宇宙船』第118巻2005年5月号、朝日ソノラマ、2005年5月1日、150頁、雑誌コード:01843-05。
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- 岸和田少年愚連隊 血煙り純情篇(1997年)
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- 土竜の唄 潜入捜査官REIJI (2014年)
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