KMGU | |
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種類 | クラスター爆弾 |
原開発国 | ソビエト連邦 |
運用史 | |
配備期間 | 1990年- |
開発史 | |
製造業者 | バザルト |
KMGU(ロシア語: КМГУ)は、ソビエト連邦で開発された小爆弾・地雷散布ディスペンサー。名称はКонтейнер малогабаритных грузов унифицированныйの頭字語で小型サイズの積載用統一コンテナの意味となる。
円筒状のアルミニウム製の胴体は、8つのセクションに分割され、それぞれが独自の空気圧で開放されるドアを有している。
KMGUには、以下の子爆弾の装填が可能である。
クラスター爆弾 | BKFカセットあたりの クラスター爆弾 |
KMGUの クラスター爆弾装備数 |
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AO-2,5RT | 12 | 96 |
PTAB-1M | 31 | 248 |
PTAB-2,5RT | 12 | 96 |
OSD-OD | 1 | 8 |
ODS-35 | 1 | 8 |
LBOk-1 | 36 | 288 |
PFM-1S | 156 | 1.248 |
特定通常兵器使用禁止制限条約により、このような兵器の使用は制限されている。
KMGUはソ連によるアフガニスタン侵攻に使用され、その後、第二次チェチェン紛争、イラン・イラク戦争、インドとパキスタンおよびアフリカ大陸の紛争などで使用された[4][6][1]。