作者 | Adam Dunkels |
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開発元 | lwIP開発者グループ |
最新版 |
2.1.2
/ 2018年12月22日 |
リポジトリ | |
プログラミング 言語 | C言語 |
対応OS | 複数 |
プラットフォーム | 組み込みシステム |
サポート状況 | 開発中 |
種別 | インターネット・プロトコル・スイート |
ライセンス | 修正BSDライセンス |
公式サイト |
savannah |
lwIP (lightweight IP)は、幅広く使用されているオープンソースのTCP/IPのプロトコルスタックの実装であり、組み込みシステム向けに設計されている。 lwIPは、元々はAdam DunkelsによってSwedish Institute of Computer Scienceにおいて開発されていた。 現在は、世界中の開発者のネットワークによって開発されメンテナンスされている。
lwIPは、多くの組み込みシステムのメーカーで使われている。 アルテラ (Nios IIオペレーティングシステムにおいて)、アナログ・デバイセズ (Blackfin DSPチップのために)、[1]ザイリンクス、[2]ハネウェル (FAA認証を受けた航空システムに使用しているものがある)、フリースケール・セミコンダクタ(自動車向けマイクロコントローラー用のイーサネットストリーミングSW)などがその例である。
lwIPの実装の目的は、フルスケールのTCPにおいてもリソースの使用を削減すると言うことにある。[3] これによりlwIPは、数十キロバイトの自由に使えるRAMと約40キロバイトのプログラム用のROMを持った組み込みシステムに適しているようになった。
lwIPは、ReactOSとGenodeのネットワークスタックとして利用されており、MINIXやGNU Hurdにおいてネットワークサーバーの実装にも利用できる。
その他