『MARTIALBEAT』(マーシャルビート)はコナミが2002年にプレイステーションとアーケードにて発売した武道フィットネスアクションゲームである。プレイステーション版からアーケード版へと通常の逆の形で移植された。
アーケード版の筐体は『DanceDanceRevolution』(DDR)からフットパネルを取り去り、上部に大きなセンサーユニットをつけたものである。これは当時人気に陰りが見られたDDRの筐体を転用できるようにするためであったが、設置にはDDRよりも広いスペースが必要であったため、導入できたゲームセンターは限られた。
コナミスポーツが全面協力。画面に写るマーシャルビートマスター(コナミスポーツのBTSJインストラクター白戸氏)のとおりに空手、カンフー、キックボクシングなどのポーズを決める。タイミングが合うと画面上に派手なエフェクトが現れたり、必殺技が炸裂する。エアロビクスに武道の要素を取り入れたもので、楽しみながらダイエットを行うことを目的に開発された。
曲はDanceDanceRevolutionと同様にDancemaniaシリーズから選曲されており、曲によってシミュレートする武道が異なる。なお、本シリーズはBEMANIブランドには含まれない。
2002年にプレイステーション用ソフトが2作発売された。通常版の他に専用コントローラが同梱されたものも発売された。専用コントローラは業務用と異なり、手足につけてプレイすることで動きを感知した。いずれも2005年に再発売された。
マーシャルビート専用四肢装着型コントローラという。
手足に装着した4つの「送信ユニット」の電源スイッチを入れると、「受信ユニット」に電波が送られゲーム中にタイミングよく「送信ユニット」を動かすことでゲーム画面にビジュアルエフェクトが入るゲームシステム。