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M | |
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出身地 | イングランド ロンドン |
ジャンル | ニュー・ウェイヴ、シンセポップ |
活動期間 | 1979年 - 1981年 |
レーベル |
サイアー・レコード (イギリス) ワーナー・ブラザース・レコード (アメリカ合衆国) |
旧メンバー | ロビン・スコット |
M(エム)は、イギリスのミュージシャン、ロビン・スコットによる音楽ユニット。
楽曲「ポップ・ミューヂック (Pop Muzik)」のヒットで知られる。また、ヒットはしなかったが、「金は天下のまわりもの (That's the way the money goes)」は「金がすべての世の中」の風潮を皮肉った楽曲である。
1979年にデビュー。同年4月に「ポップ・ミューヂック」がイギリスでヒット、11月にはアメリカでも1位を記録。1970年代末に誕生したテクノポップの楽曲としては初めての大々的なヒット曲となった。以降、3枚のアルバムを発表したが、他にヒットはなく、一発屋として認識されている。
また、マーク・キング、ウォーリー・バダルー、フィル・グールド、マーク・オーチン、ブリジット・ノヴィックといったレベル42などのメンバーが一時期、Mに在籍していた。
「ポップ・ミューヂック」について、U2のポップマート・ツアーのオープニングでリミックスが使用されたほか、2006から2007年にJTの企業CMソングとして使用されていた。また、ヒューイ・ルイス&ザ・ニュースの楽曲「アイ・ウォント・ア・ニュー・ドラッグ」(『スポーツ』収録)がこの曲の盗作であるとしてロビン・スコットから訴訟を起こされたことがある。なお、同曲はレイ・パーカーJr.により「ゴーストバスターズ」という形で盗用されヒューイ・ルイスから訴訟を起こされているが、スコットはこちらの曲に対しても訴訟を起こしている。
スコットは、1982年に、坂本龍一との合作アルバム『アレンジメント』を発表している。